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編集後記。PRポータルにはベースコンテンツがあった

PR401.comの運営を少しずつ行っています。パブリックリレーションズの定義を、ひとまずグーグルトップ10に入れることを目指して活動をしていますが、まあまあの成果になってきています。

パブリックリレーションズの定義
http://pr401.com/archives/172

コンテンツは、出世魚形式。最初はコア層向けの内容で難解なものに仕上げ、あとから誰でもわかるように図鑑のようなものにしていこう、というステップを踏みます。

なので、パブリックリレーションズの定義解説を文章でするのみで、概念図などはツイッターやnote、あるいは私の事業提案書などにしか登場していない状況です。

この概念図も30連投の中で公開していきますが、いずれ本体に反映させていく予定です。簡単なものを以下にあげておきましょう。

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こんな感じね。

さて、pr401.comは、元コンテンツがありました。現在は閉鎖してしまったのですが、ブログとして10年ちょっと前に、自分のキャリアを振り返る意味でまとめたものがあったのです。401をつくるときには、それを背骨に、この10年で急速に普及したSNSとそれに付随して変化したコミュニケーション心理、あと、経営要素を具体的に実践面から付加したものにアップデートして構成をしていってます。


概念図を13分でまとめてみました。
note 30連投向けなので、下書きから殴り書きで作ったものです。年代とかあいまいで確認していません!あしからず。ここでは要素が伝わればいい、という考え方です。あくまでも「わたしのnote」。清書前のものなので。

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では、軽く解説を。

直近ではマーケ目線や経営目線からパブリックリレーションズを見て、「戦略PR」とかのたまっているまあまあいいコンテンツが出てきていますが、そのすべてがPRの基礎学力を有したものでないため、肝心のPR要素で物足らなさを感じます。このままふわふわふわぁっていってしまうと、またまたよからぬ間違いがまかりとおることになりそうで。

まず、PRで違和感が如実に出るのが、今も昔も「求人」です。部長クラスの求人ではまあまあ大丈夫になってきたものの、作業レベルでフリーランス向けにパブリックリレーションズを切り取ったおかしな発注や募集がたくさん見られるようになりました。これはひとえに経営層がコミュニケーションを戦略的に見れてないことの表れだよねという見立てができます。全体的に考えることができていれば、切り売りはあってもバイトレベルまでブレークダウンされたもののはず。このあたりの詳細見解は、くりかえしますがまた機会があったら。今回は要素のみ。

あと、定義についての議論がまったくないように思われます。会社でどうするか、どうコミュニケーションを獲得するかという、小手先のことが多い。しかし、定義共有ができていなければ、こういう話はそもそも立場と目線の違う人たちの集まりでは不可能なわけで、旗印として定義の共有をいかにとるか、ということがないといけない。

前のまとめではそれを求人の違和感をきっかけに、定義上にリストされるキーワード3つについて、現実路線で独自解釈を付けた解説を通じて学ぶ人にわかりやすく伝え、結果として情報を総合的にデザインする宰相職ですよ、というまとめにもっていこうとした。

ところが、これでは定義解説のみで、どんなにがんばってもきれいごとに見えてしまう難点が。今回のPRマン復帰にからめて、ここは実戦的でかつ現実的な展開を追加しよう、という硬い意思のもと、構成を作っているところです。

現代流通をまったく変えたSNSという革命

インターネットの普及がハード面での情報革命だとしたら、ソフト面の革命はSNS普及によるコミュニケーション構造の上下逆転だと思う。上位下達で知っている者だけが得をしたいままでのコミュニケーションでは、情報をコントロールできた広告がその王様だったけど、レビューや口コミでさまざまな情報を共有できるようになったSNSの登場で、コントロールが効かなくなり、共感をかちとることがその主目的になっていった。これはコミュニケーションの歴史上劇的に変わった変化であり、結果として様々な研究が普及してきて、いろんなことがわかるようになったり、考えることができるようになったわけで。
これも詳しくははぶきます。要素を伝えるのが目的だから。

その10年の変化と、経営面での注目点、加えてPRSAが定義を更新したので、各種テキストブックや戦術論がアップデートされていったので、それらを確認し、まとめなおしながら記事化で学びなおせるだろうな、という一石二鳥な自分への効果も期待して作ってみたわけで。

何を書いていたんだっけ?あ、そうそう。pr401.comをよろしく、ということです。はい。


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