見出し画像

【第一次転職活動編】「営業からエンジニアへ」実務未経験者からwebエンジニアになるまでの5ヶ月間。

どうも、はじめまして「たかふみ」と申します。この度、社内開発のwebエンジニアとして働くことが決まりました。

新卒で入社したIT企業を11ヶ月で退職した23歳営業マンが、実務・開発経験が無い状態からwebエンジニアとして働くまでの5ヶ月間の行動と考え方の変化を記していきたいと思います。

同じくwebエンジニアへの転職を考えている方、5ヶ月間もの間僕が何をしていたのか気になる方、転職するために何を使っていたのか、どのような方法を使っていたのか知りたい方の参考になればと思います。

-目次-
◼️なぜエンジニアを目指したのか
 -退職理由と大好きだったなぞなぞ
■仕事を辞めることに対する不安
 -IT人材の不足
■転職活動で使用した媒体
 -使用した媒体の一覧とレビュー
■結果と現実
 -転職活動の結果と活動を経て感じたこと

■なぜエンジニアを目指したのか

現状の仕事に対する不安&エンジニアに向いているかもと思ったからです。

非効率な仕事の仕方や会社の将来性、そして何より熱を持って今の仕事ができているだろうかというぼんやりとした不安がありました。その不安は、当時退職を考えていた先輩との会話を通じて増していき、退職への決心は固まっていきました。不安を抱えていると、マイナスな意見ほど頭に残るものなんですね。

そして、エンジニアに向いているかもしれないというのはProgateでの学習が楽しかったからです。

前職ではwebサイト制作の営業もしていたため、Progateの「HTML&CSS」コースを少しづつやっていました。手を動かしてアイディアを形にすることができる面白みはそのときから感じていたような気がします。

また、僕はなぞなぞを解くのが好きです。営業のような対人のお客さんとの仕事は人によってやり方を変える必要があるため、「これをすれば必ず上手くいく!」といった決まったやり方が無いと思っています。一方、プログラミングは正しく書けば、書いた通りの動きをしてくれる。

問題を考えて、決まった答えを導く。エンジニアの仕事ってなぞなぞと似ているのではないかなと思っています。

■仕事を辞めることに対する恐怖

辞めることに対する恐怖は正直、少しありました。1年も経たずしての退職が悪い印象にならないか、未経験からエンジニアになれるのか、そもそも再就職できるのか等の不安です。一方で、モチベーションが無いまま仕事を続けても何の意味もないだろうという考えもありました。

転職に対する不安と一歩踏み出すべきという考えで悶々とした日々がしばらく続きます。

「今死んだら成仏できない。」

ある日、そう感じたことが退職への決意を後押ししてくれました。

また、人手不足 & IT人材が足りていないという事実もありました。

様々な情報を見る中で、業界全体が人手不足にあること、IT人材が足りていないという記事を見ていました。

「IT人材ってwebエンジニアもだよね。
不足してるなら頑張れば未経験からでも入れるかも。」

こういった事実も転職を後押ししてくれました。

しかし、この「IT人材が足りていないから、未経験からでもwebエンジニアになれる」という考え方については、後々痛い目を見ることになります。

■転職活動の使用媒体とレビュー

色々ありましたが退職が出来たので、
本格的に転職活動を始めました。

下記は、転職活動に使用した媒体と各媒体に対する自分なりに感じたプラスとマイナスの部分です。これは僕個人が感じたことなので、鵜呑みにせず参考程度に見てみてください。

〇使用媒体
・リクナビ
・マイナビ
・Wantedly
・ワークポート
・レバテックキャリア

【求人媒体系】

リクナビ、マイナビ

掲載されているのは、経営基盤がある程度しっかりしている企業である。

応募する際に志望動機を書く必要がある。

Wantedly

スタートアップ、ベンチャー、中小企業と幅広い企業がある。努力次第で入社できる可能性の高い企業が多い印象。

企業規模が小さい場合、就業環境や福利厚生に対して不安がある。

求人媒体系は広告掲載費が必要になるため、リクナビやマイナビ等の大手求人媒体の場合、「広告掲載費にお金をかけられる=経営基盤がしっかりしている」というイメージがありました。

【転職エージェント系】

ワークポート、レバテックキャリア

非公開求人を紹介してもらえる。
企業に対する安心感がある。

希望に100%合致する企業を紹介してもらえるまで、時間がかかる。

転職エージェントを介しているため、紹介してもらえる企業に対する安心感があります。また、求人媒体には掲載がない非公開求人に応募できるというのも良い点だと思います。

一方で、転職エージェントから求人を紹介してもらう場合「電話面談→求人の紹介→応募or希望とは異なることを連絡→再び求人を紹介してもらう...」というような流れになるため、自分の希望と合致する企業に出会うまで、エージェントに対してレビューを送る手間と時間が必要になります。転職エージェントも人ですから、かなり詳細に希望を伝える必要がありました。

僕の転職活動は、転職エージェントから紹介された企業へ応募しながら、求人媒体でも企業へ応募するというやり方を取りました。そして、並行してProgateでプログラミングを勉強するという生活が1ヶ月程続きました。

■転職活動の結果

年齢が23歳と若かったこと、Progateによる自己学習をしていることで好感を得ることができた結果、約1ヶ月の転職活動で計3社から内定をいただくことができました。しかし、全て客先常駐のシステム開発会社でした。

"客先常駐とは"
客先常駐とはその言葉の通り、自社ではなく他社(客先)に常駐して働くことを意味します。
引用:https://jochu-carrierup.net/jyochukiso/kyakujyotoha/

客先常駐への印象

自分が携わる案件によって様々な経験が積める。福利厚生が整っている企業が多い。

ネット上にマイナスの意見が多すぎる

初めは「福利厚生が整っているし、各案件で経験が積めるなら良いのではないか。」と思っていましたが、ネット上の「現場をコロコロ変えられる」「キャリアアップが難しい」「会社への帰属意識が芽生えない」等、マイナスな意見が多かったことからイマイチ納得することができませんでした。

社内開発のシステム開発会社で勤務する友人や元客先常駐のシステム開発会社で勤務していた知人の意見を聞き、「社内で開発がやりたい!」と思い、全ての内定を辞退しました。ふりだしに戻ります。

転職活動を通して感じたことは、エンジニア就職の場合、ポートフォリオを求められる&未経験者の待遇は厳しいということです。

ポートフォリオとは、「自分で作ったもの」です。エンジニア職に応募する際、ポートフォリオの提出を求められる企業が多く、何も作っていなかった僕はエントリーすらできませんでした。

また、【未経験OK】【未経験から育てます!】というキャッチコピーの企業は、「3ヶ月間は研修期間で給料が出ない」「1年間は派遣として仕事をしながら学習をしてもらい、2年目にエンジニアとして働く」等の条件付きである企業が多い印象を受けました。

「就職できるレベルのポートフォリオを独学で作れるようになるまで、どれだけの時間が必要なんだ。」「研修期間中であっても給料がもらえないのは生活がキツイな...。」

ポートフォリオがあれば応募できる企業の幅が広がること、本当にエンジニアとして働いていけるか不安があったこと、そして何よりプログラミングを基礎から学びたいという想いがありました。

「そうだ、プログラミングスクールに通おう。」

2018年4月。
多くの人が新しいスタートを切る中、僕はスクールで勉強することを決めました。次回、【プログラミングスクール選択編】へ続きます。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。それでは!

【記事に出てきた関連サイト】
・Progate | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]
https://prog-8.com/

読んでくださりありがとうございます。 これからもnoteで発信していくのでよろしくお願いします!