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変わる景色、変わらないでという想い

最近、住んでいる地域に新しい道路ができました。
普段から住んでいる場所なのに、新しい道を走ると見たことのない角度から眺めるものだから、違う町に見えます。

新しくできた道路、新しくできた建物、新しくできたお店…町は少しずつ変わっていきます。
新しく生まれるものもあれば、壊されて無くなっていくものもあります。
新陳代謝ですね。


アジアを旅していた時、田舎の集落もいくつか訪ねました。
ベトナムのモン族の集落。
カンボジアのアンコールワット近くの集落。
ラオスのメコン川沿いの集落、などなど。
アジアの田舎の集落には、僕らが失った景色を残っていて、純粋に「とてもいいな」と思ったものです。

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モン族のとある家を訪ねると子どもがたくさんいて、どの子どもがこの家の子か分からない、という場面がありました。
隣の子も、その隣の子も、一緒くたになっていて。
上の子が下の子のめんどうを見て、下の子はお兄ちゃんお姉ちゃんが大好き。
信頼する人に囲まれて生きること、それこそが人が生きてく上で一番必要なコト。
そんな風に思わせてくれました。

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「どうかこの場所は変わらないでいてください。
僕らが忘れた景色を、もう取り戻せない景色を、ここだけは失いませんように」

そう心の中で唱えてみたものの、それは旅人のわがままなのでしょう。
文明の恩恵を受けて、便利な生活を過ごしている僕ら。
時々来る旅人が、彼らの生活が便利になることを止める権利はありません。

いつか景色が失くなって、もう二度と訪れることができなくなる前に、また旅をして回りたい。
そんな日曜日でした。


他、僕が見たアジアの景色を覗いていただければ嬉しいです。


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