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人を動かす原則~批判をしない~

noteを書くのがいつ振りなのか分からないほど、投稿をストップしていました。

理由は、単純に仕事が忙しくて書く時間がなかったからです💦

じゃあなんで、久しぶりに投稿しようと思ったのかというと、アウトプットの重要性を感じる出来事があったからです!


それは、僕が今勤めている会社の福利厚生の一環としてマネジメントプログラムというものがあります。

どういうことをしているのかというと、将来の幹部候補生、将来独立できるような人材を育てよう!というプログラムです。

講師は元ソニー生命でトップ営業マンとして活躍をされ、現在は個人投資家として活動しながら複数社の役員も兼任されている超スーパーな方です。

そんな方が私の会社の役員も兼任され、そんなご縁がありこのような育成プログラムを開催していただいています。


何をやっているところかというと大きく2つに分かれます。

まずひとつが課題図書の熟読および、パワポ作成。

もうひとつが、資格勉強。


私は第3期生として今年の2月から参加したのですが、最初の課題図書はデール・カーネギーの『人を動かす』です。



これは、『7つの習慣』とならぶ世界的ベストセラーとなっており、ビジネスの域を超えて多くの人に読まれている作品です。



そんな『人を動かす』を1節ずつ読んで、その内容を10枚程度のパワポにまとめてほかのプログラムのメンバーの前で発表することが、現在行っている内容の一つです。

そこで、今回から『人を動かす』について私が学んだことをアウトプットしていこうと思います。


これを読むことで、これらのメリットがあります。

本を読まなくても効率よく学ぶことができる
今日から使えるテクニックを学ぶことができる
マネジメントが上達する

それでは、今回は第1章第1節の「盗人にも五分の理を認める」についてまとめていきます。


結論

せっかちな人のためにまず結論を発表します。

今回の節での結論は

人に動いてもらおうと思うなら、相手を批判してはいけない

ということです。


みなさんは普段、人の批判をしていませんか?

「あいつのああいうところがダメなんだよな」

「最近○○さん調子乗ってない?」

人間なら誰しも、批判をした経験があると思います。

でも、批判をしてはいけないのです。

それは、たとえ相手に100%非があったとしても。。。


批判をしてはいけない理由

じゃあなんで、批判をしてはいけないのでしょうか?

それは、人間の心理として次のような現象が起こるからです。


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人間というものは、自分の行為を間違っていると思わない生き物です。

たとえ間違っていると思っても、それを正当化しようとするのが本能なんです。(心当たりがあるんじゃないですか?)

だから、間違いを指摘してくる人に対して反抗心を持つようにできているんです。

つまり、間違いを指摘されたときや非難されたときに素直に従うことができないのです。


この内容について、様々な偉人や学者の言葉も意見を述べています。

ここで2つだけ紹介しましょう。

まず、心理学者のハンス・セリエという方の言葉

我々は他人からの称賛を強く望んでいる。
そして、同じ強さで他人からの非難を恐れる。


もう一人、政治家であり外交官であったベンジャミン・フランクリンの言葉

成功の秘訣は、人の悪口は決して言わず、長所をほめること


このように、非難や他人への指摘がどれだけ悪い効果をもたらすのかが分かったのではないでしょうか?


アクションプラン

では、批判したくなった時はどうすればよいのでしょうか?

それは、批判をする代わりに、相手を理解するように努めることなんじゃないかと考えました。


人は誰しも過ちを起こす生き物です。

短所だってみんな持っています。

他人の短所や悪いところ、失敗を発見したときに相手がどんな理由でその行動をしたのかを考えてあげてほしいです!


失敗をしているのを見て「なんでそんなことをしたんだ!!!」と怒鳴りつけるのではなく、「どうしてそのような行動をしてしまったのだろう」と一緒に考えてあげてください。

人の悪いところを見つけてしまっても決して口に出さず、人のいいところを見るようにしてください。

目の前にある事実を見て批判をすることは誰にでもできます。

しかし、出来るビジネスマンや人から好かれる人は、それを踏まえたうえでじゃあどうしたらうまくいくのか?どうしたらこの人は行動してくれるのかを考えます。


今回の節で伝えたかったこと


人のあら捜しは何の役にも立たない。

なぜなら、人を批判すれば相手はすぐさま防御態勢を敷いて自分を正当化しようとするから。

(自尊心を傷つけられ、批判をした相手に反抗心を持つ)

だから、どんな事柄にもその人なりの理由があるので、その言い分を理解してあげることが重要である。


口で言うのは簡単です。

頭で理解することも容易にできます。

しかし、本当に大切なことは実際の現場で使えるのかどうかです。

みなさんも、明日から他人の批判をすることはやめて、相手の立場にたって物事を考えてみましょう。


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