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【投球障害へのアプローチ】コッキング期の評価と介入方法


いきなりですが、

・軸足の股関節がうまく使えない

・テイクバックで腕の引きが大きくなりすぎてしまう

・体幹の開きが早い

という動きが投球で出てませんか?


肩や肘を痛める代表的な特徴でもあり、

多くの選手が改善に苦労するところでもあります!


私自身、

スポーツ現場や施設にて、投球での痛みを抱える選手を対応していますが

このような特徴が動作で出ている選手はかなり多いです!



これら動作の問題は

投球動作の中の

『コッキング期』

と言われる部分で問題になってきます!


ここでの問題は

加速期やリリースなど

その先の動作がうまくいくかどうかにも大きく影響するところです!


このような動きを修正するためには、

・運動学的側面

・感覚的側面

・意識的な側面

など選手によって様々な角度からもアプローチが必要になってきます!

 

今回は、その中でも

運動学的側面

に着目し、私自身が普段実践している評価・アプローチを紹介していきます!!


こんな方にオススメ

・実際に最初にあげた動作の問題が出ていて改善に困っている選手

・選手を対応しているけど、投球動作がうまく改善できない

・どんな評価をしたら良いのかわからない

という方はぜひご覧ください!!


現在、記事修正中です!

文章だけでなく、画像・動画などを最近新たに

実施しているものに更新しています!

まだ未完成な状態なので、低価格で出させていただいてます!


今後内容を追加するごとに値上げしていきますので、

気になる方はお早めに!!


コッキング期の運動学


コッキング期とは

『早期コッキング期』『後期コッキング期』

で分けられています!


それぞれ

どのタイミングなのか?

どのような動きが起こるのか?

について解説していきます!


①早期コッキング期

早期コッキング期は

『ワインドアップ〜ステップ脚が接地するまで』

(後期コッキングや加速期など先の動作に向けた準備段階)

のタイミングです!!


ここでは、


 ・骨盤前傾

 ・体幹伸展

 ・胸郭拡張


が生じることで、滑らかな上肢の挙上(肩の外転)が行われていきます!



②後期コッキング期

後期コッキング期は

『ステップ脚が接地してから、投球側の肩が最大外旋位になるまで』

のタイミングです!


ここでは、


 ・肩甲骨後傾+肩甲上腕関節外旋位

 ・体幹伸展

 ・股関節内転

 ・骨盤回旋


といった動きが生じます!!

 


コッキング期に多い異常動作


コッキング期に生じる異常動作は

大きく分けて3つあります!!


①肩の過剰な水平外転

②骨盤後傾/体幹後方傾斜

③体幹の開きの早さ

の3つになります!


それぞれがまずどんな状態なのか解説します。



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