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《週刊セットプレー 2023》vol.01
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◆湘南の5点目(鳥栖vs湘南)
☆試合データ
J1 第1節
2023年2月18日(土)
@駅前不動産スタジアム
サガン鳥栖 vs 湘南ベルマーレ
1 - 5
得点者:
3 分 大橋 祐紀(湘南)
36 分 大橋 祐紀(湘南)
45+5分 平岡 大陽(湘南)
45+9分 小野 裕二(鳥栖)
60 分 大橋 祐紀(湘南)
64 分 小野瀬 康介(湘南)☜pick up
☆ゴール動画
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) February 18, 2023
これはスーパーボレー👀👀
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CKから小野瀬康介が上手く合わせて、湘南が更に追加点!
🏆2023明治安田生命J1リーグ第1節
🆚鳥栖×湘南
📺 #DAZN LIVE配信中Goal by Kosuke Onose pic.twitter.com/BKhUaDcJvW
・試合ハイライト
☆このセットプレーの配置
![](https://assets.st-note.com/img/1676863928856-hhueT6HDCC.png?width=1200)
※番号は背番号ではありません
☆守備側の狙い
11人全員での守備をしています。
マンマークを中心としたゾーンとマンマークの併用での守備をしています。
ゴールエリア内ニアサイド寄りに3人(➋,➌,➍)がゾーンで守り、残りの選手はマンマークで相手選手についています。
![](https://assets.st-note.com/img/1676866860057-uhpQmUf7jR.png?width=1200)
☆攻撃側の狙い
9人がペナルティエリア付近に上がっての攻撃をしています。
ボール付近…2人(③,⑤)
PA内…6人(⑥∼⑪)※1人(⑪)はゴールエリア内
PA外後方…1人(④)
PKスポット付近で5人対5人という状況があるため、そこを突いた攻撃をしています。
PKスポット付近の5人(⑥∼⑩)は自身のマークと駆け引きをしながらゴール前に走りこんでいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1676865289977-bAS7jWZPG1.png?width=1200)
さらに、⑦は自身後方に蹴られたボールにプレッシャーを行かせないように➓をブロックしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1676865619360-v0rtxtXZCP.png?width=1200)
これにより、PA内後方に広大なスペースができ、そこにフリーで走りこんだ④がボレーシュートでゴールを決めています。
![](https://assets.st-note.com/img/1676865915838-eddDXNadgi.png?width=1200)
☆まとめ
コーナーキックを後方に蹴り、ダイレクトボレーという素晴らしいゴールでした。
3点リードで迎えた64分という状況のため、大胆な作戦が取り入れられたのかと思います。
成功確率が高いとは言えませんが、キッカーとシューターだけの関係性だけでなく、PA内にいる選手も連動することで、確率を高めた素晴らしいコーナーキックだったと思います。
◆勝負所でのショートコーナー
ビハインドの状況で後半アディショナルタイムに入ってのコーナーキック。
是が非でもゴールを決めたい状況でショートコーナーを選択し、ゴールが決まった試合が2試合ありました。
”ジュビロ磐田vsファジアーノ岡山”と”栃木SCvsロアッソ熊本”の2試合です。
・ジュビロ磐田(vsファジアーノ岡山)
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) February 18, 2023
後藤がなんと立て続けに2点目❗
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日本最高峰の司令塔・43歳遠藤のクロスに、17歳の後藤啓介が頭で合わせる!
磐田が1点差まで詰め寄る💥
🏆2023明治安田生命J2リーグ第1節
🆚磐田×岡山
📺 #DAZN pic.twitter.com/n5zGmmenwK
・栃木SC(vsロアッソ熊本)
🎦 ゴール動画
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) February 19, 2023
🏆 明治安田生命J2リーグ 第1節
🆚 栃木vs熊本
🔢 1-1
⌚️ 90+1分
⚽️ 森 俊貴(栃木)#Jリーグ#栃木熊本 pic.twitter.com/Up9HAEVHTw
磐田はパスを2本繋いでからのクロス、栃木はパスを受けた選手が短いドリブルをしてからクロスからゴールが生まれました。
勝負所でのセットプレー戦術で、真っ先に思い浮かぶのは身長の高い選手やGKをゴール前に上げるパワープレーですが、ショートコーナーという武器を持っておくことも試合終盤でのセットプレーにおいて当たり前になると思います。
◆強いヘディングシュートが打てない時
ゴール前にボールが上がり、自分がヘディングで強いシュートを打てない時、どうしたら良いのか迷うと思います。
無理にシュートを打ってもGKに楽にキャッチをされてしまう……
パスをしようにも受けられる味方選手を見つける余裕がない……
そんな時に落とすべき位置は、
ゴールエリア内のGKに取られない場所
です。
”川崎フロンターレvs横浜F・マリノス”と”ジュビロ磐田vsファジアーノ岡山”の試合で生まれたゴールを見てみます。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) February 17, 2023
王者の2点目はコーナーキックから‼️
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エウベルが素早く反応コースを変えた
🏆2023明治安田生命J1リーグ第1節
🆚川崎F×横浜FM
📺 #DAZN LIVE配信中 pic.twitter.com/2hhVWohpJP
やや下がりながらジャンプし、頭で合わせたアンデルソンロペス選手(横浜FM)はシュートを打ってもおそらく防がれてしまいます。
叩きつけるヘディングをしてゴール前にボールを送ることでエウベル選手へのパスとなり、ゴールが決まっています。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) February 18, 2023
櫻川ソロモン、岡山でのデビュー弾👏
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CKから柳のヘッドを最後は櫻川ソロモンが押し込み、アウェーの岡山が先制!
🏆2023明治安田生命J2リーグ第1節
🆚磐田×岡山
📺 #DAZN pic.twitter.com/ZmtCmlA3JM
ゴールからは遠い位置で競り勝って柳選手がヘディングをしています。
この位置からのヘディングシュートが入る位置は、ファーサイド上隅が一般的ですが、目の前に2人のDFがいて、狙いすましたヘディングシュートはできません。
そのため、ゴールに向かうプラス方向のパスを送り、それに反応した櫻川ソロモン選手がゴールを決めています。
◆最低でもパンチングをしたい
”横浜FCvs名古屋グランパス”の試合でもコーナーキックからゴールが生まれました。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) February 18, 2023
新加入のユンカーが早速決めた🔥
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左CKのこぼれ球を大外にいたユンカーが
左足で合わせ名古屋が先制。
🏆2023明治安田生命J1リーグ第1節
🆚横浜FC×名古屋
📺 #DAZN LIVE配信中 pic.twitter.com/Ckff98vyxw
初期位置での陣形を見てみるとゴールキーパーの周りにはかなりスペースがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1676900599885-4lNsgacLFS.png?width=1200)
GKの動きを制限する目的で選手を配置しているチームもありますが、比較的自由に動けるこの状況の中、GKが触れずにボールがファーに流れてしまうと失点してしまう可能性が高くなってしまいます。
蹴られたボールにGKが出るという判断をした以上、最低でもパンチングで軌道を変えることの大切さがわかるシーンでした。
◆PKをど真ん中に!
特に分析などがあるわけではありません。
しかし、1点リードされている後半ATにPKをど真ん中に蹴られるメンタリティに驚きました。
細谷選手ナイスゴールです!
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) February 18, 2023
エースの証明🔥
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エリア内で倒された細谷真大が自らPKを決め、柏が土壇場で同点に追いついた。
🏆2023明治安田生命J1リーグ第1節
🆚柏×G大阪
📺 #DAZN LIVE配信中 pic.twitter.com/rcFCE8AoDv
◇取り上げた試合のハイライト映像
・鳥栖vs湘南
・磐田vs岡山
・栃木vs熊本
・川崎vs横浜FM
・横浜FCvs名古屋
・柏vsG大阪
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