見出し画像

【採用戦略】年間600人のエントリーを獲得した社員インタビューの作り方!

皆さんこんにちは!BEASTAR株式会社で採用ブランディング事業の責任者をしている澤原(@taka_sawahara)です。今回は知名度のない会社で年間600人のエントリーを獲得した『社員インタビュー記事の作り方』についてお話していきます。

下記のようなお悩みを持っている人におすすめの記事になっています。

・社員インタビュー記事の作成方法がわからない
・求職者からのエントリーが少ない
・ミスマッチが多く、すぐ離職してしまう

今回はお伝えする内容は、BEASTAR株式会社で実行して、反応が良かったものになります。以前のBEASTARは採用にかなり苦労しており、様々な施策を行い、数多くの失敗をしてきました。

ただ、失敗と成功を繰り返すことで一つの型(考え方)が見えてきたのでその方法をお伝えします。

採用にお困りのベンチャー企業や中小企業様のお役に立てたら嬉しいです。


社員インタビューを作る前に採用したいターゲットを明確に決める!

社員インタビューの記事を作り始める前に、採用したいターゲットを明確に決めましょう。「何当たり前な事言ってんねん!」と思われるかもしれませんが、ココが決まっていない会社は結構あります。

色んなクライアントのお話を聞かせていただくのですが、「どんな人を採用したいですか?」って聞くと『良い人』って回答される事がよくあります。

「実務経験はある方がいいですか?なくても大丈夫ですか?」と聞くと『そら、ある方がいいよ。でも、なくても良い人ならいいよ。ポテンシャルで採用することもあるで!』と。こんな感じですね…。

採用したいターゲットは、言語化できるようにしておきましょう。

例えば、「営業職」を採用したいとします。その場合、採用するべきペルソナ像を明確にすることが求められます。

・営業未経験の人材を採用したいのか
・営業経験のある人材を採用したいのか
・営業部を立ち上げた経験のある人材を採用したいのか。

求める人材によって求めるスキルや経験が異なりますので、明確な目標を設定しましょう。そして、ターゲットに合わせてたコンテンツを用意しましょう。

あなたの会社は言語化出来ていますか?

エントリーが取れる社員インタビューの作り方

社員インタビューの目的は、仕事の魅力ややりがい、日常の業務内容などを伝あることで、自社の仕事を知ってもらい、魅力的だと感じてもらうためです。営業未経者を採用する例で作り方をご説明します。

作り方のポイントは、下記の2つです。

・求職者の悩みを解決できる内容
・単発で終わらせない

次で詳しく解説します!

インタビュー記事では求職者の持って悩みを解消させよう

今回のターゲットは営業未経験者のため、営業未経験で入社した社員へのインタビューを実施しましょう。そして、インタビューでは、「営業未経験者が抱く不安を解消できる内容」を中心に話を聞いていきましょう。

「営業未経験」の方々が抱える可能性のある悩みとは何でしょうか?それを具体的に理解するために一度調査しましょう。思い込みで作るのは危険です!

その際には、サジェストツールの活用が有効です。サジェストとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで文字入力をした際に、キーワードが予想され表示される機能のことです。

その中でも特にラッコキーワードはおすすめです。ほとんどの機能を無料で使用することができます。実際にラッコキーワードで「営業 未経験」と検索してみました。

ラッコキーワードの「営業 未経験」の検索画面

青線の部分は検索したキーワードで、赤線の部分が「営業 未経験」に関連するサジェスト部分になります。下記が採用に関連するキーワードになります。

・営業 未経験 転職
・営業 未経験 おすすめ業界
・営業 未経験 やめとけ
・営業 未経験 厳しい
・営業 未経験 何歳まで

これらのキーワード(内容)が、営業未経験の方の知りたい情報だと考えられます。インタビューには、下記の内容を盛り込みましょう。

・何歳で営業職に転職をされたのか?
・営業未経験からの営業職への転職は厳しいと聞きますがどうでしたか?

先ほど調べたキーワードを中心にインタビューを構成されると、求職者の持っている悩みを解消できるインタビュー記事になります。

単発で終わるのではなく、複数回インタビューを行う

悩みの部分にプラスして、現在入社している社員の「転職を考えるきっかけは何だったのか、その過程でなぜこの会社を選んだのか?」といった個性的な側面にもスポットを当てましょう。

ここでの目標は、会社だけでなく、その中の社員一人一人にも親しみを感じてもらうためです。さらに、社員に対して一度だけインタビューをするのではなく、観点を変えて何度もアプローチしましょう。

BEASTARでは一人の社員に対して少なくとも2〜3回、様々な角度からインタビューを実施しています。その結果、「〇〇さんのInstagramもフォローしています」や「〇〇さんのように活躍したいです」という感想をいただくことができ、社員への興味を育てることができています。

社員インタビューの記事ってどの企業も同じような内容が多くないですか?

多くのWantedlyのストーリー記事を見てきましたが、社員インタビューを複数回行っているところはあまりありません。特に社員が多くなればなるほど、色んな社員を登場させてる傾向があります。もちろん、さまざまな社員を登場させることも大事だと思います。

ただ、一回のインタビューで書けることは限られてしまいます。これがどこも同じような内容になる理由だと思います。

社員一人ひとりに入社までの悩みやストーリーがあるので、深掘りするほうが面白い記事ができると思っています。

まとめ

今回は、BEASTAR株式会社が実際に行った採用施策を元に『エントリーの取れる社員インタビューの作成方法』についてお話ししました。「今採用がうまくいっていない…」という企業様の少しでもお役に立てたら嬉しいです。

SNSやWantedlyを活用して、自社の情報を発信している企業はどんどん増えているので置いていかれないようにすぐに取り組みましょう。

今後も採用に関する内容を意識して発信していきますのでフォローしていただけると嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

実際にBEASTARで行った採用戦略の全体像は下記記事に記載しています。


会社名:BEASTAR株式会社(ベアスターカブシキガイシャ)
住所:大阪府大阪市中央区高麗橋2-2-7 東栄ビル4
階電話番号:06-6131-7977
設立:2020年2月10日

事業内容
・SNS運用代行、SNSコンサルティング
・各種ウェブ広告、SNS広告の運用
・WEBサイト制作、運用
・採用ブランディング、採用マーケティング
・動画撮影、編集

弊社では、SNSxWantedlyを活用した採用支援も行っております。採用に関するご質問などがありました、TwitterDMからお気軽にお問い合わせください。

BEASTAR株式会社
採用ブランディング事業部 事業責任者
澤原 貴幸(@taka_sawahara


この記事が参加している募集

採用の仕事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?