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瞑想、してますか?

どうもこんばんわ。崇(たかし)です。
今日は「瞑想」についての話です。

休職中に出会った「瞑想」

以前noteにも書きましたが、ぼくは以前半年間ほど休職しており、現在は体調も回復し復職しています。

休職中にセルフケアとして行っていたいくつかの習慣については、復職した今も定期的に継続しています。

その中の一つが「瞑想」です。
ぼくがやっているやり方は休職中に通っていたリワーク施設で教えてもらったやり方です。

おそらく数ある瞑想の中でも一番簡単なやり方だと思いますが、自分としては一定の効果を感じているため、今日はそのやり方を紹介します。

やることはとても簡単

「瞑想」と聞いてとてもスピリチュアルなものだったり難しいと感じる人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

めちゃくちゃ簡単です。
いま、これを読んでいるあなたもその場ですぐにできます。

自分が習った瞑想(「呼吸瞑想」と呼ぶようです)の手順は以下です。

  1. 楽な姿勢で目を閉じる。

  2. 呼吸はゆっくり鼻から吸って口から吐く。自分の呼吸の様子に集中する。

  3. 雑念が湧いてきたら、「雑念が湧いてきた」と自覚する。雑念が湧いたこと自体は決して否定しない。

  4. 自覚できたら、また呼吸の様子に集中する。

これだけです。これを数分間実施します。
最初は1~2分でもいいと思います。自分は3~5分くらい、タイマーで時間を測って定期的にやっています。

「呼吸の様子に集中する」というのはもう少し具体的に書くと
・自分の鼻に空気が吸い込まれて肺に入ってくる様子を感じる
・その空気が肺から出て、口を通って出ていく様子を感じる
というようなイメージです。この様子だけに集中し続ける、ということです。

「雑念」ですが、これは「呼吸以外に発生するあらゆる思考」です。
「今日の夕飯は何を作ろうかな」
「そういえばあのLINE返さないとな」
「あの仕事早く片付けないと怒られるな」
そういう声が次から次へと湧いていきます。

こうなったら「おっと、また雑念出てきたね。呼吸に集中しよ」と思って呼吸の様子にフォーカスし直す、というのを繰り返すわけです。
この時、「雑念ばかりの自分」を決して否定しないことが大事です。
雑念は絶対に出てくる、ということを前提に実施しましょう。


さて、瞑想して何が起こるのかというと、実際には特に目立つ変化は起こりません。
目を開ければ、変わらぬ現実が広がっています。

が、「なんとなくスッキリ」します。
気分がモヤモヤしていた時に、どこかスイッチが切り替わるような気持ちになります。
自分はこの感覚が気持ちよいので、今でもたまに仕事の合間などに瞑想を取り入れています。

「なんとなくスッキリする」、を言語化してみる

今回noteに書くにあたり、この「なんとなくスッキリする」というのがどういうことなのか、自分なりに言語化してみようと思いました。

自分なりに考えた理由は
「自分が「肉体を持った生物」だと思い出せる
ということなのではないかと考えました。

普段ぼくたちはずっと呼吸をしていますが、それを意識することはほとんどないと思います。

ですが呼吸の様子にフォーカスすることは、自分が「肺を持って呼吸をしないと生きていけない、肉体を持った生物である」ということを意識することになると思っています。

ぼくたちは仕事や家族、友人関係などとの間で常に「社会的存在」として日々活動しています。色々な役割・責任を担い、それに追われて生活しています。

その中で、ぼくたちはいつの間にか「社会的存在」としての役割しか見えなくなっており、「肉体を持った生物」としての自分を意識することがなくなっています。

瞑想によって「社会的存在」としての自分が一時的に後退し、「肉体を持った生物」としての自分を意識することで、「社会に埋没した自分」を自覚することができるのではないかと思っています。

瞑想が終わって目を開いたときの、どこか夢から覚めた後のような感覚は、そこから来るのではないかと、自分としては考えました。

マインドフルネスの文脈でよく言われる「今ここに集中する」という言葉も、この感覚と同じことを差しているのではないかと自分としては考えています。

もちろんこれは極めて個人的な感覚の部分になるので、皆さんそれぞれの感じ方が出てくるとは思います。

瞑想、おススメです

色々書きましたが、ストレスがたまったとき、疲労感を感じるときなど、瞑想を数分行うだけでどことなく新鮮な気持ちになることができます。

上にも書きましたがカンタンに試すことができますので、興味のある方はあまり気負わず気軽に試してみてもよいかもしれません。

お金も時間もかかりませんので。

今日は以上です。
ありがとうございました。


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