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本に残したいモノ#2

「子供たちに何を残せるか?」

正直、耳の痛い質問だ。
自分たちの老後すらどうなるか危ういのに、残せる物なんてあるのだろうか?

残念ながら、大した物は残せないだろう。
ひと昔前なら、土地と家を残すことがそれなりの財産となっただろうけど…このご時世、どうもそう簡単にポックリ死なせてくれそうにない。「今さら譲られても困るんですけど…それにどうやって兄妹で分けろと?」みたいな感じで引き渡すことになるだろう。もはや傍迷惑な置き土産だ。

でも、残せる物はないけど、残していきたいモノならある。それは「幸せになるためのノウハウ

「そんなものあるのか?」と疑われるかもしれないが、その答えはココにある。ココとは?そう、僕自身だ。一体、何を根拠に言い切れるのか?と思うだろうが、その根拠はきっと僕の子供たちが証言してくれるだろう。

いつもパパはとても幸せそう」だと。

何故そんなに幸せなのか?

答えは簡単で「ノウハウ」を持っているか?持っていないか?の差だ。だからこのノウハウを「本」にして残しておきたい!そう思ったんです。

ということで第2回は【本に残したいモノ】
「幸せになるノウハウ」~勝ち組の定義~


幸せになれるノウハウ(まえがき)

「僕は勝ち組である」これは断言できる。もちろん、巨万の富を手にした訳でも、名声を手にした訳でもない。ならば何故そう言い切れるのか?それは「心から自分は幸せだ」と胸を張って言えるからだ。一体、世の中に何人いるだろうか?胸を張ってそう言える人が。

なぜ自分が勝ち組だ!と言える自信があるのか?

例えば、こんなことを考えたことないですか?
恵まれない国で餓死していく子供の話を聞いたとき。また、紛争が絶えず子供が武器を持って戦う姿を写真で見たときに「あぁ〜この国で生まれた俺ってメチャクチャ幸せだなぁ」って思ったことありませんか?

イメージとしてはそんな感じです。
それを聞いて「どこと比べとんねん」や「極論過ぎるやろ。下を見ればキリがない」とか「この国でも貧困で苦しんでいる人がいるのに、この国で良かったなんて本当に言えるのか?」など、いろんな意見はあるでしょう。ただ、今のはもちろんものの例えで言っただけで、少なくとも、僕が比較している相手は『どこかの恵まれない遠い国のヒト』とではない。残念ながら『出会ってきた、たくさんのヒトたち』と比べて僕は「勝ち組」と言っているということ。

しかしながら、ここまで語っておいて何ですが、僕自身「『勝ち組』だから何?」とも思ってます。だって、他人と比べることに何の意味もありませんからね。ただ、『僕がメチャクチャ幸せである』という事実と、『幸せじゃなさそうな人がたくさんいる』という事実を両方同時に伝えるには「勝ち組」という言葉が1番伝わりやすいと思ったからです。

「勝ち」には「負け」が存在する。
僕が言いたいのは、もし『幸せな人=勝ち組』『不幸せな人=負け組』と定義付けをしたら、勝者と敗者のあいだには『大きな差がある』ということを言いたい。世に言う『格差』というヤツですよ。この格差はどのように生まれてるか?
それは『ノウハウ(コツ・秘訣・技術・知識)』です。このノウハウを学んでいるか?学んでいないか?で大きな差が生まれてます。

幸せになれるノウハウを学ぶ?いつ?どこで?

さて、兎にも角にもここで1番大切なことを伝えておきます。大前提として「幸せな人」と「幸せになれない人」の致命的な差を…それは、

『自分がどんな時に幸せを感じることができるか?』を自身で明確に理解しているということです。これが明確な格差を生んでいる。

そんなバカな?そう思った人も多いと思います。「自分の幸せが何かわかってない」そんな訳がないと。しかし、僕は職業として千人以上の人たちに研修を行ってきました。そこで聞いてきた質問があります。それは『あなたはどんな時に幸せを感じますか?』です。

こんな時のために正確な人数を把握しておけばよかったと少し後悔しています。数値こそ曖昧ですが、「直ぐに答えれた人」は約1パーセント程度ですね。「考えたうえで答えれた人数」も数パーセント程度。大半の人が悩み、僕と相談したり雑談したりして何とか搾り出したあげく、曖昧な答えやテンプレを答える。また、研修終了時間まで書けない人も一定数いる。

その曖昧な答えで多いのは『とりあえず金』パターンです。もちろん僕は聞く。「お金を持ってそれでどうなりたい?」そう問いかけると、またフリーズする。その後に出る答えが「とりあえず働きたくない」だ。そこで僕は「働かないことで幸せになれるなら辞めたらいいんじゃない?」と言うと「働かなくては生きていけない」と返ってくる。彼らのロジックからすると『生きる=働く=不幸せ』となり生きてる以上『一生幸せにはなれない』が答えだ。

この押問答に全く意味はなく、要は自分がどんな時に幸せを感じることができるか?を理解していない人が多いということ。そして、そんな人は幸せになれないということ。よく考えたら当たり前で自分の幸せが何かわからずに、幸せになれるハズがないですよね。

それでいて面白いことに、自分のことを答えられない彼らは、口々に「会社がぁ〜」「世の中がぁ〜」「上司がぁ〜」「時代がぁ〜」と必死に訴えてくる。どうも他人のことばかり詳しくて、他人のことを妬むばかり。

イキイキと建設的な話ができるヒト
妬み恨み文句しか出ないヒト

僕はこれこそが格差だと考えます。これほどまでの残酷な格差はなく、貧富の差は決して埋まることもなければ、心の豊かさですら大きな差がついてしまっている。もう、追いつくことが不可能なほどに世界は大きな穴が開き割れ切っている。まさに分断。

『勝ち組』とは「幸せを手にしている人」であり、勝ち組になるために必要な「幸せになるノウハウ」とは「自分の幸せを明確に理解し、その幸せに向かって生きる『コツ・秘訣・技術・知識』のこと」であるということ。この「幸せになるノウハウ」を僕は本に書き残していきたいと考えました。

僕は職業柄たくさんの人に出会ってきた中で感じることは「諦めている人が多過ぎる」ということ。残念ながら人間である以上、そして資本主義である以上、格差は絶対になくなりません。しかし、差を縮めることならできるし、違うステージで違うモノを勝ち獲るできるハズなのに完全に諦めている人が多い。

この本のタイトル「特別な普通のサラリーマン~勝ち組になれる方法~」にはノウハウを持っていれば「誰でも勝ち組になれること」をみんなに理解して欲しいと強く願う思いが詰まっています。どうか最後まで読んで頂けたら幸いです。


ここまでが本の『まえがき』の部分になる予定です。(最終的にどうなるか分かりませんが…)
そして現時点でタイトルは「特別な普通のサラリーマン~勝ち組になれる方法~」。それは「誰にでも絶対に幸せになれる」と我が子に伝えたい!普通のサラリーマンである父親がこんなにも幸せなんだから!という思いで決めました。

この「まえがき」は社会人の教育現場を経験してる僕だから語れる現実。
それは諦めるという習慣が絶望的な格差を生み出していると言うこと。同じ会社内の中ですら「上申する人」「万年平社員」の格差が酷い。たかが月十数万円程度の収入差ですら「諦め」「嫉み」が萬栄している。

その諦めの習慣は『環境』が生み出している。その『環境』とはヒトが作りだす。だとすれば、どうしたらいい?

「ヒトが作るモノ」だとしたら答えは2択。『あなたが作る』か『良い環境に身を移す』の2つしかない。今あげた2つの選択肢に共通して言えることがある。それは『あなたが変わる』しかない。ちなみに『変える』ではなく『変わる』です。ここはとても重要です。他人を変えることはできない。そして、自分自身もなかなか変えることができない。皆さんも何度も「変えよう」としたんではないですか?

そこで「諦め」を決意した。自分は変われないと。

この後、書いていくのは決して『変えれる方法』ではない。実行して欲しい行動や参考にして欲しい考え方。その言動を繰り返した先に『気付けば変わっている』あなたがいるだけ。

どのように書けるか?不安しかないが、どうか見守り下さい。

今回の第2回は【本に残したいモノ】
「幸せになるノウハウ」~勝ち組の定義~


次回更新までまた。

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