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入浴中のアイデアをどう捕まえておくか問題
僕は忘れっぽい。
健忘症というわけではない、と思う。
どうでもいいことではクヨクヨ悩んだり、脳内がタスクで満杯になったり、苦々しい思い出ほどなかなか忘れないのだが……
覚えておきたいことに限って、忘れてしまうことが多い。
大切な思い出とか。お酒を飲んだ夜の会話とか。
瞬間的に頭に浮かんだアイデアとか。
そう、アイデア。とにかく取り逃す。
いつもならEvernoteだが、
だから、考えたことはできる限り、Evernoteにメモするようにしている。
ブラウザのブックマーク、Windowsのツールバー、スマホのホーム画面……
あらゆるところにEvernoteへのショートカットを用意している気がする。
先日、ついに有料会員になってしまった。いつもお世話になっております。
長年使っているEvernote、本日ついに有料会員デビュー。押し負けた。 pic.twitter.com/db6V3QgSOz
— 尾崎 太祐🤖2月は短編戯曲祭 (@ozata92) January 22, 2021
……別に、Evernoteの宣伝がしたかったわけではない。
問題は、別の場面にある。
入浴中だ。
入浴中はどうする?
「新しいアイデアはシャワーの最中に降ってくる」みたいな格言めいた言葉を目にすることがある。
あの感覚、とてもよくわかるのだが、ひらめいたところで忘れてしまう。
メモができないから。
スマホをお風呂に持ち込んだところ、結露が原因で水濡れ全損修理となったので、デバイスを持ち込むのは諦めた。
防水ノートでも試してみるか。
とりあえず、アマゾンでポチっておいた。
さて、と。
……ん?デバイス?
防水スマートスピーカーがあるじゃないか!
僕がここ数年買ったモノのなかで、一番愛用しているといっても過言ではない、防水スマートスピーカー「JBL LINK 20」(現在は生産終了)!
書くことは無理でも、音声なら記録できるかもしれない。
むしろ、書くよりしゃべるほうが直感に近い気もする。
スマートスピーカー(Google Home)には慣れているのでありがたい。
Googleアシスタントには、「OK, Google. ~~と覚えておいて」と話しかけると、「アシスタントメモリー」と呼ばれるユーザーページに記録されていく仕組みがある。
これだ、これを使うんだ。
有料化されたIFTTTとの連携なんていらない!
実際にやってみた。
さっそく、入浴。
防水スマートスピーカー、もちろん入浴中に音楽も聞けるので便利。
♪~
メモを試してみる。
「オッケーグーグル」
ぴこん。
「RADWINPSと覚えておいて」
ぴこん。
<はい、覚えておきます>
固有名詞だけをわざわざ覚えてどうするんだという気はするが、テストなのでこれでいい。
ちなみに、あとで確認したら、ちゃんと覚えていた。
アシスタントメモリー。
風呂に浸かりながら、もう少し具体的に使ってみる。
「オッケーグーグル」
ぴこん。
「風呂上がりにnote書くと覚えておいて」
ぴこん。
<すみません、うまく聞き取れませんでした>
まあ、こういうこともある。
「オッケーグーグル」
……。
……………。
「オッケーグーグル!」
…………………。
「オッケーグーグル! オッケーグーグル!」
オッサンのオッケーグーグルがこだまする風呂場。
防水スマートスピーカー、沈黙。
なぜか風呂の外、キッチンにあるGoogle Nest mini が反応していたりする。
諦めて、風呂を出た。
使ってみた結果……
経験上、うっすらと予想できていたことではあるが……
風呂の反響と湯気のせいで、だんだん聞き取れなくなってしまったらしい。
(承前)スマートスピーカーを使って、入浴中に音声メモを取った結果🗣️
— 尾崎 太祐🤖2月は短編戯曲祭 (@ozata92) January 26, 2021
・「OK, Google.」を聞き取れるのが、最初の10分だけ。
・「~~と覚えておいて」コマンドを使っても、「うまく聞き取れませんでした」
→音声そのものを記録。物理ボタンがないとダメ。
想定してたけど、ぜんぶ湯気のせいだ♨️
現時点で、入浴中にひらめいた時の最強解決法は「すぐに風呂から上がる」ということになった。
……防水ノートが届いたら、改めて試してみよっと。
皆さんの入浴中のアイデア整理術、お待ちしております。
▶解答編
ここまで読んでくださり、ありがとうございました! これからも応援いただけたらうれしいです。 (いただいたサポートは、作品制作のために活用いたします!)