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入浴中のアイデアをどう捕まえておくか問題

僕は忘れっぽい。

健忘症というわけではない、と思う。
どうでもいいことではクヨクヨ悩んだり、脳内がタスクで満杯になったり、苦々しい思い出ほどなかなか忘れないのだが……
覚えておきたいことに限って、忘れてしまうことが多い。

大切な思い出とか。お酒を飲んだ夜の会話とか。
瞬間的に頭に浮かんだアイデアとか。

そう、アイデア。とにかく取り逃す。

いつもならEvernoteだが、

だから、考えたことはできる限り、Evernoteにメモするようにしている。
ブラウザのブックマーク、Windowsのツールバー、スマホのホーム画面……
あらゆるところにEvernoteへのショートカットを用意している気がする。
先日、ついに有料会員になってしまった。いつもお世話になっております。

……別に、Evernoteの宣伝がしたかったわけではない。
問題は、別の場面にある。

入浴中だ。

入浴中はどうする?

「新しいアイデアはシャワーの最中に降ってくる」みたいな格言めいた言葉を目にすることがある。
あの感覚、とてもよくわかるのだが、ひらめいたところで忘れてしまう。

メモができないから。

スマホをお風呂に持ち込んだところ、結露が原因で水濡れ全損修理となったので、デバイスを持ち込むのは諦めた。

防水ノートでも試してみるか。
とりあえず、アマゾンでポチっておいた。

さて、と。

……ん?デバイス?

防水スマートスピーカーがあるじゃないか!

僕がここ数年買ったモノのなかで、一番愛用しているといっても過言ではない、防水スマートスピーカー「JBL LINK 20」(現在は生産終了)!

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書くことは無理でも、音声なら記録できるかもしれない。
むしろ、書くよりしゃべるほうが直感に近い気もする。
スマートスピーカー(Google Home)には慣れているのでありがたい。

Googleアシスタントには、「OK, Google. ~~と覚えておいて」と話しかけると、「アシスタントメモリー」と呼ばれるユーザーページに記録されていく仕組みがある。

これだ、これを使うんだ。
有料化されたIFTTTとの連携なんていらない!

実際にやってみた。

さっそく、入浴。
防水スマートスピーカー、もちろん入浴中に音楽も聞けるので便利。

♪~

メモを試してみる。

「オッケーグーグル」

ぴこん。

「RADWINPSと覚えておいて」

ぴこん。

<はい、覚えておきます>

固有名詞だけをわざわざ覚えてどうするんだという気はするが、テストなのでこれでいい。

ちなみに、あとで確認したら、ちゃんと覚えていた。
アシスタントメモリー。

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風呂に浸かりながら、もう少し具体的に使ってみる。

「オッケーグーグル」

ぴこん。

「風呂上がりにnote書くと覚えておいて」

ぴこん。

<すみません、うまく聞き取れませんでした>

まあ、こういうこともある。

「オッケーグーグル」

……。

……………。

「オッケーグーグル!」

…………………。

「オッケーグーグル! オッケーグーグル!」

オッサンのオッケーグーグルがこだまする風呂場。
防水スマートスピーカー、沈黙。
なぜか風呂の外、キッチンにあるGoogle Nest mini が反応していたりする。

諦めて、風呂を出た。

使ってみた結果……

経験上、うっすらと予想できていたことではあるが……
風呂の反響と湯気のせいで、だんだん聞き取れなくなってしまったらしい。

現時点で、入浴中にひらめいた時の最強解決法は「すぐに風呂から上がる」ということになった。

……防水ノートが届いたら、改めて試してみよっと。


皆さんの入浴中のアイデア整理術、お待ちしております。


▶解答編


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