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オープンファクトリー2019秋 モノづくり好きは行こう!

皆さん、こんにちは。
プロダクトデザイナーの三島です。

さて、オープンファクトリーというのはご存知ですか?
一言でいうと、工房を一般公開し、来場者が体験できる見学会です。

オープンファクトリーに行くメリットは、たくさんあります。
・職人さんと気さくに話せる。とか
・一度に複数の工房を見て回れる。とか
・職人の技を実際に体験できることができる。とか
・いつもは見せてくれない現場を見せてくれる。とか

そしてオープンファクトリーは秋の時期に多いので、まとめてみました。
モノづくりファンは是非行ってみて下さい。


①燕三条 工場の祭典 2019年10月3日(木)~6日(日)
②RENEW2019 2019年10月12日(土)~14日(月祝)
③吉田皿屋ひかりぼし 2019年10月13日(日)~14日(月祝)
④益子陶器市 2019年11月1日(金)~5日(火)
⑤オープンファクトリー五感市 2019年11月8日(金)~11日(日)
⑥関の工場参観日  2019年11月14日(木)~16日(土)
⑦スミファ 2019年11月23日(土)~24日(日)

※各紹介文は、ウェブサイト上の文章を引用しております。


①燕三条 工場の祭典

「燕三条 工場の祭典」は、2019年10月3日(木)から6日(日)までの4日間、金属加工をはじめ、鍛冶や木工などの技術が集まる新潟県燕三条とその周辺地域で開催されるイベントです。

普段は一般公開されていない数多くのKOUBAの扉が開かれ、見学や体験をすることができます。製品を産み出すKOUBA(工場)や、農業に取り組むKOUBA(耕場)、地元の産品に触れ、購入できるKOUBA(購場)。

燕三条のさまざまなKOUBAを巡って、濃くて深いものづくりの魅力を体感してください。

一言メモ:オープンファクトリーといえば、まず工場の祭典が思いつきます。燕三条と言えば金属の町!金属に存分に浸れる4日間になりそうです。金属以外にも木工や食のKOUBAがあるのでそちらも是非。


②RENEW2019

\福井のものづくりの祭典・RENEW2019開催!/
年に一度だけ開かれる“ 見て・知って・体感する” 作り手たちとつながる体感型マーケット・RENEWが今年も開催されます!5回目の開催となる今年のRENEWは、10月12日(土)〜14日(月祝)の三日間で開催。 
 
福井県丹南エリア(鯖江市・越前市・越前町)は、ものづくりの一大集積地。漆器、メガネ、和紙、刃物、箪笥・焼物、繊維の7つの地場産業がいまも生活に根づいています。RENEWは、そんな福井のものづくり工房・企業が78社が参加する、国内最大級の工房見学イベントです。 
 
会期中は、普段出入りできないものづくりの現場に訪れ、作り手との対話を通じて、工房見学やワークショップ、ショッピングなどを体験いただけます。ぜひ、ものづくりにこめた作り手の技術や想いに触れてみてください。 
 
■日時:2019.10.12.SAT - 14.MON 10:00 - 17:00(ナイトイベントあり)
■会場:福井県鯖江市・越前市・越前町全域
■総合案内:うるしの里会館(福井県鯖江市西袋40-1-2)
https://renew-fukui.com/ 

一言メモ:福井は、日本有数のモノづくり王国です。こんだけ色々な種類の地場産業が一つの地域に集まっているなんて最高過ぎます。すべておススメですが、特に和紙やメガネの工房がお勧めです。


③吉田皿屋ひかりぼし

肥前吉田焼窯元小さな磁器産地、吉田皿屋。2018年に初めて開催した、夜を彩る光のイベント「吉田皿屋ひかりぼし」は、県内外から約1,000人が訪れ、
昼間とは違う吉田皿屋の夜散歩を楽しむ人たちで賑わいました。

ボシと呼ばれる窯道具に淡い光を灯した「ひかりぼし」。吉田皿屋の窯元会館周辺と窯元の工房合わせて、約3000個を、窯元や地元の有志が皿屋中に並べ、幻想的なまちなみでゲストをおもてなします。

一言メモ:自分にとって一番思い入れがある産地である、肥前吉田焼のオープンファクトリーです。しかも夜に開催する珍しい企画で、「ひかりぼし」を見ながら夜散歩しても良いし、工房にふらっと寄ってもいいと思います。


④益子の陶器市

陶器市は1966年(昭和41年)から始まり、例年、春のゴールデンウイークと秋の11月3日前後に開催されます。

販売店約50店舗の他約500のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品、 美術品まで販売されます。テントでは新進作家や窯元の職人さん達と直接会話を楽しむことができます。

焼物だけでなく地元農産物や特産品の販売も行われ、春秋あわせて約60万人の人出があります。

一言メモ:歴史、規模でいえば一番の大御所の「益子の陶器市」。陶器市では通常の5割引き位で買えてしまうのが魅力。市場の面が強いですが、一部工房見学ができ、益子の登り窯は迫力があるので、ぜひ見て下さい!


⑤オープンファクトリー五感市

岩手県県南地域<一関市・平泉町・奥州市>の参加企業に、消費者が直接企業を見学することにより、製品への理解や企業のファンになってもらう取り組みです。

また企業側にも、消費者目線が養われ、受け入れ体制の整備・社員教育・製品開発のヒントなどメリットがあります。

岩手県南地域は、世界遺産・平泉の中尊寺、毛越寺などもあり、毎年200万人の観光客が訪れております。地場産業を見学しながら、歴史・遺跡観光もできる期間になっております。

一言メモ:東北地方では唯一のオープンファクトリーである五感市。今まで東北との関わりが少なかったので、今年こそは行きたい。


⑥関の工場参観日

日本屈指のものづくりのまち岐阜県関市で、工場や製作所を体験したり、実際にものづくりを体験することができるイベント「関の工場参観日」が今年も開催されます!

今年の参加事業所は過去最大の43社。

刃物のイメージが強い関市ですが、刃物以外にも高度な技術をもった様々な事業所がまちの産業を支えています。

一言メモ:刃物の産地と言えば、燕三条、越前、堺など幾つかありますが、関もその代表格です。特に関には包丁というイメージがあり、現に関市は日本最大の包丁の産地と言われています。


⑦スミファ

「スミファ」は、一般の方どなたでも墨田区の町工場を巡って、職人と話し技術に触れ、ものが作られていく”現場”を肌で感じることのできるイベント。

主役はもちろん、町工場で働く人たち!日本のものづくりを支える縁の下の力持ちのような多様な技術は、ジャパンメイドのブランドの大切な土台となっています。

自分たちの技術をより多くの人に見てもらいたい。子どもたちにこの仕事のことを知って欲しい。一緒に働く仲間が欲しい。自分たちの技術を活かしてくれる人と出会いたい。これからのスミファは、そんな工場の方の声に答えらえるような”ステキな出会い”をつくります。あのときの出会いがあったから、今がある。町工場にとっても見に来てくださるお客さんにとっても、未来に繋がるキッカケになれば・・・と願っています。

一言メモ:下町・墨田で行われる、町工場のオープンファクトリー。印刷や金属加工、硝子など東京の地場産業を支えている現場を見るチャンス。唯一東京で行われているオープンファクトリーなので、ふらっと気軽に行ってみるのも良いかと思います。


いかがでしたでしょうか?
すごく楽しそうじゃないですか!?

自分はほぼ全部行く予定なので、現地で是非お会いしましょう!
また参加したものについては、後日イベントレポも書いてみます!

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