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【雑記】舞台観劇をオフラインでしなくても良くなっていく時代。価値観のシフト

こんにちは。諏訪きつねです🦊

今回は全然違う話をちょっとします。
先に忠告しておきますが、あくまで僕自身が勝手に思っている事なので、「それ全然違う」といった部分もあると思いますので、その辺はご了承ください。

■舞台観劇を始めたのは2017年

僕は舞台観劇を始めたのは2017年9月から。
きっかけの方は、今後「太鼓の旅人 History」の方で語らせていただくので割愛させてください。

↓「太鼓の旅人 History」#2まで公開中なのでもしよろしければみて下さい

そこでみた舞台、題材にしていたのは「学生もの」「手品」でした。
舞台の出来も勿論ながら、実際に演じている役者達の熱意や輝きに圧倒されました。

そこから少しずつ、小劇場の舞台観劇の沼にハマっていきます。
(その辺の詳細は「太鼓の旅人 History」の中で語ります。)

■舞台の現在を取り巻く状況

2020年、コロナウイルスを流行により多くの業種が打撃を受けました。
勿論、小劇場も例外ではありません。

2020年4月の緊急事態宣言の時には、イベントの開催が中止/延期となり劇団及び劇場は大きな大打撃を受けました。
その余波で「ワーサルシアター」等の小劇場が次々と閉館していきました。

とはいってもそこで止まるわけにはいきません。
劇団は、緊急事態宣言中は「ZOOM等による配信サービスによるオンライン朗読劇を実施」しております。

緊急事態宣言開けた後は
 ・席数を少なくして席間距離を開ける
 ・観劇時にマスク着用を義務付ける
 ・オンライン観劇を開催
といった事をしてチケットを売ろうと努めていました。現在もその取り組みは続いています。

■コロナ後、舞台は元通りとはいかない。

僕自身はコロナウイルスがインフルエンザ同様の流行病である以上、綺麗さっぱり消えることはなく、今後も姿形変えながらも共存していかなければならないと思ってます。

つまり、よく言われている
「コロナウイルスが落ち着いたら」というのは
「コロナウイルスがインフルエンザと同等くらいの脅威に収まったら」という位に考えておくべきです。

古い歴史を辿ると、大昔は結核がコロナウイルスみたいな立ち位置で長年猛威を振るってました。今となっては殆ど聞かない病気ですよね。

何故か。「人類の進化と医学の発展、生活が豊か」になったから。

病気というのはそうやって乗り越えてきた。
これかもそうやって乗り越えていくだろう。

自分達がすべきことは「コロナウイルスが落ち着く」というのを待つんじゃなくて、「コロナウイルスとどう戦っていくか」が重要と思う。


そして、舞台の話になる。主に小劇場の向けの話になるが聞いていただきたい

まず、観劇時のマスク着用や席数制限はコロナウイルスの状況を見て少しずつ緩和していけばいいと思う。
ただしオンライン観劇について

僕としては、許せる限りではあるが
「絶対にオンライン観劇は続けるべきと思うし、寧ろより高品質な映像/音声を提供できるように改善していくべきと思う。」

■オンライン観劇だからこそのメリット

オンライン観劇はオフライン観劇(劇場に足を運んでの観劇)と違って

 ・劇場で描かれる世界観、臨場感はどうしても完全には味わえない
 ・生のキャストの動き/熱量が伝わりにくくなる。

というデメリットがある。逆を言えばそれだけでもある。
一方オンライン観劇のメリットは

 ・ストーリ―の面白さ自体はオフラインと違わずに伝えられる
 ・世界観、臨場感は映像/音質の向上次第でオフラインに近い形で伝えることもできるはず
 ・どこに住んでいようが、舞台観劇できる。
 ・生配信である必要性はない。

1.ストーリ―の面白さ自体はオフラインと違わずに伝えられる
臨場感や完全な世界観は味わえなくても、舞台の物語や(完全ではないとはいえ)世界観はオンライン/オフラインどちらでもフルで届けることはできる。

2.世界観、臨場感は映像/音質の向上次第でオフラインに近い形で伝えることもできるはず
720pや1080pといった高品質映像で合わせて品質の良い音声で録画すれば、
あたかも劇場に来たかのような体験ができるのではないか。
360度カメラを使えば、よりリアルに劇場で観劇している雰囲気が味わえるはず。(将来の技術発展に期待)

3.どこに住んでいようが、舞台観劇できる。
これが一番大きいメリット。結局どこにいても観劇ができるってのはオンラインならではの最大の利点。
(かく言う、僕自身もこの考えに至ったりしたので、移住することに抵抗がなかったです。)

オフラインだとどうしても劇場に足を運ばなきゃいけないし、ましてや「劇場が東京に集中しているのも欠点」
物販自体も当時はオンラインで買えなかったし。今でもDVDとか劇場へ足を運ばないと買えない舞台も多い。

オンラインであれば沖縄だろうが離島だろうがどこでも観劇できるし、
まずオンラインで見ることによって、「面白かったからいつか劇場で観に行こう」って思ってくれるかもしれない。

一番大事なことは
「これまで見てくれた既存のユーザー」の維持だけじゃなくて
「これから見てくれる新規のユーザー」の獲得のために
オンライン観劇は絶対に続けていくべきと思っている。

4.生配信である必要性はない。
生配信だとどうしても回線状況によるタイムラグが生じるので、
適当な回を録画したものをタイムスケジュール配信という形で公開すればよいと思う。
こうすれば回線状況に左右されずにノンストレスで綺麗な映像を堪能できる。

これも中田敦彦さん×宮迫博之さん「WinWinWiiin」を見て思ったことですが、正直生配信でやる事より安定して綺麗な映像を届けるのが重要だよなと。

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