茅葺職人見習のはじまり 第11話
22.04.15(金)天気:くもり
雨明けの仕事。昨日は雨で休日になったので、十分に休息が取れた中での仕事。現場は、雨の影響でジメジメとしていた。
今日は、5段目を葺いていった。親方の仕事前の計画では、この段は、裏茅→3尺→4尺→裏茅→4尺の流れで葺いていくと話されていた。それを聞いて「これは親方と茅葺屋根との対話なんやな」と思った。屋根を葺いていく際に作る茅は、3尺や4尺の長さで整えていくが、その際に、裏茅と呼ばれる長さの茅が端材として生まれる。(Fig1)裏茅は、もちろん