【ミニマリスト Takeru】貯まらない生活はもうやめよう モノを手放すだけで増える「お金と幸せの法則」【読書感想文】
この本は「ミニマリストになってお金を増やす方法」を教えてくれます。
ミニマリズムの基本は、モノはより少なく、自由に豊かな人生を送るということです。
ミニマリストになると、ムダなモノを買わなくなるのはもちろん、人生にとって何が重要なのか理解できるようになり、お金に振り回されなくなる。
欠乏マインドから抜け出す
周りにSNSなどを見て「あの人はこれを持っている。こんなこともしている」「自分にはこれがない。自分にはこれができない」というように、自分の見ている世界が「持っていないもの」や「できないこと」、つまり「足りないもの」だらけになっているということです。
それが欠乏マインドです。
その足りないモノを今すぐ手に入れたいという衝動から、多額の借金やローンを組んでまで買い物をしてしまいます。
欠乏マインドに陥ると、足りないモノ=必要なものと勘違いしてしまい、衝動的にお金を使ってしまいます。
この欠乏マインドの怖いところは、お金自体が欠乏してしまうと、生活において「お金」が最も需要なものになってしまうことです。
たとえば、ローン返済のためにやりたくない仕事をしぶしぶ続けることになったり、1日10時間以上は働かなければならなかったり、休みなく働いたり。
そうやってせっかく稼いだお金で大量のモノを買って消費をしては、お金がまた足りなくなるという繰り返しです。
そして、この欠乏マインドは、買えば買うほどさらにモノが欲しくなるという悪魔のサイクルをつくり出し、それに気づかない限り永遠に抜け出せないというのが恐ろしいところです。
モノを買わない生活をする
極端な考え方かもしれませんが、自分の考えを「いったんモノは買わない」と決めてしまって、悪循環を断つ方法が一番のおすすめ方法です。
たとえば、新しい洋服や靴、カバンやガジェット系などは今すぐ買わなくても生きていけます。
まずは生活に必要なモノがなにかを見極め「欲しいモノ」はいったん我慢する。
モノは買わずに、今あるモノたちに目を向けます。
毎日のように使っているものはありますか?無いと生活や仕事に支障が出てしまうモノはなんですか?
そういう必要なモノだけを持つようにします。
そうやって「これだけあれば十分」というラインがわかってくると、確実にお金は増えていきます。
もし、何か買うときには?自分に必ず「今必要なのか?」と問いかけるといいわけです。
もっとも重要な財産は時間と健康
極端なことをいえば、ムダ使いをなくして、賢くお金を運用すれば、お金は着実に増えていきます。
だが時間はどうでしょうか?
お金と違って、時間は貯めることはできず、毎日24時間という時間を意識をして使おうがぼーっと過ごそうがお構いなく時間はどんどん過ぎ去っていきます。
そして時間というのは失ったらもう二度と戻すことができません。
健康についても、失ってはじめて大切さに気づく財産です。
いくらお金があって長生きしようが健康でなければ何もできません。
お金のために無理して働いて、そのために時間と健康を失ってしまうようでは全く意味がないどころか本末転倒です。
つまり、見落としがちですが「時間」も「健康」も人生でもっとも大切な財産です。
しっかり認識て、大切にしていくことこそが幸せのスタートラインです。
また時間というのはストレスとも深く関係しています。
人生の時間がゆったり流れている人はすとれすが少なくなり、健康でもいられる。
逆にいつも時間に追われている人は自分でも気づかないほどのストレスを抱え、いずれ何かしらの体調不良や病気になってしまうリスクが高いわけです。
何を最小化し、何を最大化させるか
ミニマリストは、とにかく引き算思考で、夢ややりたいことと関係ないものを削っていく。
手放すとは生み出すということでもあります。
空間を生み出す
余裕を生み出す
時間を生み出す
お金を生み出す
また、家事やストレスが減るなどの多くのメリットもあります。
つまり、自分にとって大事なことや、ワクワクすることを最大化させるために
大事じゃないことやムダなものを減らして最小化するという視点が重要になります。
時間もお金も有限である異常、ムダなものに粗rを使ってしまうと、本当に大事なものにしっかり使うことができなくなります。
お金中心の人生を抜け出す
そんなに贅沢な性格じゃなくても比較的自由にやりたいことができていたら、豊かな生き方ができる。
それこそがミニマリスト生活です。
だが、多くの人は何かを買おうとしたり、何かをやろうとしたとき、お金が原因で諦めてしまいます。
これが「お金中心」に生きている状態です。
ミニマリストは余計なものを削ぎ落とし、生活に余裕が生まれ、心からやりたいことが明確になれば、好きなことに惜しみなくお金を使うこともできるようになります。
お金がないことで好きなことを諦めたり、おかねがないことで嫌な仕事にしがみつくことがなくなります。
たとえお金持ちでなくても、楽しくないことや嫌なことはすんなり辞められる。これが「好きなこと」を人生の中心に置いている状態です。
そのためには、まず「すでに必要なモノを十分もっている」ということを自覚し。
今あるモノへの感謝の気持ちを味わう。これが重要になります。
なくてもいいものかを減らして、必要最低限のモノだけで暮らすようになると、少ないモノからたくさんの恩恵を感じることができるようになり、あらゆる事に感謝できるようになります。
買ったら手放す
ミニマリストがモノを買うとしたら、今あるモノより暮らしがアップデートするモノ、時間やお金を生み出すモノ中心になります。
不要なモノを見分ける力を身につける
片付けをしてモノを手放していくと、そういう感覚がどんどん身についてきて、勝っても使わないモノ、つまり「不要なモノを見分ける力」がだんだん身についていきます。
モノを溜め込む人というのは基本的に浪費体質です。
普段から余り片付けたり、モノを手放さないから自分お無駄遣いにも気が付きにくく、同じものを何個も勝ったりムダ使いを繰り返してお金が全くたまりません。
逆に、片付けで徹底的に「不要なモノ」を手放すのが習慣化しているミニマリストは、片付けによって鍛えられた「不要なモノ」を「見分ける力と「決断力」で不要な支出をスムーズに削ることができます。
だからお金持ちの家というのはだいたい片付いています。
自分の幸せを犠牲にしない
私たちは自分にとって何が本当に必要なのかをめったに考えないから、それほど重要ではないことにお金を使ってしまうことが少なくないのです。
幸せを犠牲にしてまで浪費をしている人と、幸せを我慢してまで無理に節約している人がとても多いのです。
だからこそ、自分の幸せは何が必要なのか?何が人生に喜びをもたらしてくれるのかを自問自答してみるのが重要です。
そうすれば、より注意深く明確な目的を持って、自分の幸せのためにお金を使えるようになります。
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