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月0冊→月8冊、ビジネス書を読むことが習慣になった訳

こんにちは!
圧倒的な自然に囲まれ、日本人の友達(バンフ在住50年、71歳のおばあちゃん)の家に泊めさせてもらった”安心と安全”のバンフ🇨🇦生活が終わりました。私が今いるのは世界🌎の中心、ニューヨーク🗽!(厳密には隣の州のニュージャージー)

完璧にコンフォートゾーンを抜け出して、不安と緊張感の中、刺激に溢れる生活を送っています。ホステルの同居人が、私の到着翌日にラップトップを盗まれたんだって!恐ろしいでしょ!😱(欲しい刺激はこういうのではない)(盗んだのは私ではない)
ちゃんと良い刺激も、たくさんもらっています。いきなりびっくりさせてしまい申し訳ない。笑

日本人の99%が名前を知っているであろうニューヨークという街を初めて自分の足で歩き、自分の目で見て感じたこともたくさんありますが、せっかく3週間滞在するので、もし何か書くなら終わってからにしようかなと。
で、ニューヨーク関係ないんだけど、今日の話題はこれ。


読書。


皆さん好きですか?
本よく読みますか?
読む時間ありますか?

月0冊から月8冊読むようになったのですが、読書に対する考え方の変化(私のこの夏、最大のビッグニュース)についてお話したいと思います。


きっかけ

私は小説を読むことは昔から大好きでした。最近だと、住野よるさん。「君の膵臓を食べたい」が一番有名ですよね。出された本は(たぶん)全て読んでいます。


しかし、ビジネス書は今までの人生で一冊も読んだことがありませんでした。理由は、ずっと教員をやっていて、自分がビジネスに興味が無かったから。
今となっては、教員にとってもビジネス書を読む価値は大いにあることはわかります。実際に私と同期で教員だった友達は、今は退職してカナダにいるのですが(私と同じような道に進んでいる、なんだか心強くてとっても嬉しい)、教員時代からずっとビジネス書を読んでいたそうです。尊敬。大尊敬。やってないのは私だけか!とも言いたくなりますが、一般的に多忙だと言われているこの職についている人は、私のような人の方が多数派な気がします。


しかし、マーケティングの仕事をさせてもらっている中で、ビジネス書を読むようになりました。一緒に仕事をさせていただき、ほぼ毎日ミーティングをしてくださる方の存在がきっかけ。スプシに綺麗にまとめられたオススメ本も共有してくださり、「月に10冊くらいは読んでほしい」と話してくれたのが最初。夏に初めて本を読み始めます。


ビジネス書、おもしろい!!!……でも続かない

最初に読んだのは「イシューからはじめよ(著:安宅和人)」「具体と抽象(著:細谷功)」。衝撃的でした。確かに難しいところもありますが、物事の見方というか、マインドについて今まで全然意識したこともない、考えたこともないものに触れてエキサイトしたのを覚えています。仕事ができる人とか話が上手な人は、物事をこのように見ながら話しているんだな、と。それは私にとって手の届かない関係ないことではなく、自分で実践してみたい、意識して生活してみたいと思うような内容で。


しかし、”楽しい”だけで”継続”はできませんでした。理由は単純。本を読むのは時間がかかる。目の前の仕事を優先させて、限りある時間を普段の生活に吸い取られていく中で、優先順位は一番下。「時間があったら読むぞ」と思っていても時間は無いんですよね。友達に「行けたら行く」と言いながら結局行かないあれと同じ。あとは、友達(最初に話した71歳の日本人のホストマザー)にゴルフに連れて行ってもらう車の中で、助手席で本を読みながら話していたら「今このタイミングにそこで本を読むのは流石に失礼なんじゃない?」と言われてしまったり。実際の会話のコンテキストや状況は私にしかわからないし、皆さんがどう感じるかはわかりません。でも私は、相手の目線から見ると、気持ちよくないものだったなと反省。

仕事のお給料にはならないけど、読書の必要性を求められている。自分でも頭の中ではその必要性を理解しているつもり。
「本を読まなければ。」
でも行動に移せない。結果として読書の進捗が無いまま次のミーティングの日を迎える。その次のミーティングの日も変わらない。

あとは、お金の面も少なからずあったのかも。1冊につき約1300円〜1500円。これを継続しようと思ったら小さな金額ではない。こんなモヤモヤもありつつ、結論、読書の習慣は作られないまま8月の終わりを迎えました。


9月1日、決意を新たに。

上半期と下半期の境。

って書こうと思ったけどそれは6月30日だった…!
えーっと、学校で言うと2学期の始業式があったり、自分が小学生の時は避難訓練もこの日だった気がするなあ。
とにかく、何かを始めるにはちょうど良い日。(むりやり)

この日のミーティングで「必要だと思っているのにできないのは、本当に自分がやりたいことではないんじゃない?」とも言われた。マーケティングの仕事、今いただいている全ての仕事、好きなはずなんだけど違うのかな?とか考えたり。

「マーケティングってセンスが必要な仕事なんですかね?」とも聞いた。
センスが無いと思われているのだろうかという不安もあったし、センスが無い中で自分が今もがいているのか、もしくは単純に努力が足りていないだけなのか。

その質問の後に紹介してもらった本がこちら。「センスは知識からはじまる(著:水野学)」。結論、後者が正解。努力が足りていないだけ。センスとは先天的なものではなく、後天的なものである。普通なもの、良いもの、悪いものをたくさん見れば、聞けば、知れば、知識をたくさん蓄えれば、いつの間にかセンスと呼ばれるものが身に付く。時間と共に多くの経験を通して、それを知識と掛け合わせて、センスは磨かれていくのではないかなあと思えた。

バンフでの再三にわたる山登りを通して、「絶対に正しい道を歩いている」と確信を持てると、自信を持って前に進んでいくことができると学んだが、この本がその確信をくれた。センスが知識であるならば、極端な言い方ではあるが、やるべきことは簡単。本を読み、知識を詰め込み、その上で仕事をしていくだけで良い。本の購入費用も後で取り返す、その分も稼げばいいだけ。自分への投資にもったいぶる必要は何もない。

もう一つの”超”響いた読書の考え方

どの本に書かれていたかは忘れてしまったんだけど、どれかに書いてあった。もしくは、何か違う書き方をされていた内容を、自分の状況と結びつけて勝手に解釈した。

「本を読むことは、新しい世界を知ること」

これなんです。これが私には刺さったの。
私は、生まれてから幼稚園、小中高大、県立高校教師、26年間ずーーーっと埼玉県で過ごしてきました。でも、海外が好きで、新しい場所で新しいものを見るのが好きで、コンフォートゾーンを飛び出すのが好きで、冒険が好き。だからこれからも海外ノマドとして生きていこうと思っている。

本を読まないのは既知の世界で生きていく、つまり埼玉県の中だけで生きていくのと同じ!(ちなみにそれは全くもって悪いことではない。例えば、埼玉県で教員人生を全うして定年を迎えるのはとてもかっこいいことだと思うし、同じく本を読まないで幸せな充実した人生を送っている人もたっくさんいるだろう。個人のタイプ、好みとして、私は違う生き方に魅力を感じるだけ。)
本を読み、新しいことを知り、感じ、その上で成長していくことは海外で生活していくことと同じなのでは!!???

気がついてしまった瞬間に、「あ、これはこれからも死ぬまで本を読み続けていけるな」と確信した。たとえどんなに忙しくても。だって私は、海外生活が大好きなタイプ。物理的に外に出ていくのが好きな私は、内面でも、マインドや精神的にも、外に出ていくのが好きなのよ。コンフォートゾーン飛び出すの大好き、身体的にも精神的にも外に出て、自分の人間性を分厚くしていくのが人生の目標です。

現在9月15日、今月になってから
「センスは知識からはじまる」
「実践スタンフォード式デザイン思考(ジャスパー・ウ)」
「入社1年目の教科書(岩瀬大輔)」
「空気のつくり方(池田純)」

の4冊を読んだので、月8冊ペース。全ての本が自分に何かしらいい影響を与えている。特に下2冊は、これを読んでからニューヨークに来れて良かったと思った。それぞれライフネット生命副社長と、横浜DeNAベイスターズ社長の書いた本なんだけど、生命保険入るならライフネットがいいなって思っちゃうし、横浜ベイスターズでこの人たちと仕事したいなとか思っちゃうよね。笑
曖昧でボヤッとしたマーケティングというものが、ただの機械的な数字分析だけではなくて、それがどんなものなのかわかったし、同じニューヨークという街にいても読む前と後で街の見え方が少し変わってくる気がしている。

あとね、人は読んだだけでは忘れていくから、何かにメモしたり、仕事のアウトプットですぐに出していくことが大事なんだけど、私はX(旧Twitter)でも感想や学びをアウトプットしてるから、もし良かったらこちらもフォローしてみてね!(タイトルにも記した月8冊というのは今の所のペースなので、今月の終わりにXで報告したい、ちゃんと8冊達成したよーって。笑)
X:https://twitter.com/hy_red


まとめ

これからもいろいろやるよ。日本語教師も今勉強中(アメリカドルが高すぎてニューヨーク生活しんどい、早く外貨収入得たい…😭笑)だし、コーチング(何か話したいモヤモヤがある人はNoteでも、その他SNSでも連絡ください、無料テスターまだ募集中)も副業として一本確立させられるように今経験積んでいる最中!これから始まる動画編集の案件もあるし。
いろんな仕事をするかも知れないけれど、でも、マーケティングは生涯続けていきたい中村大雅ワールドのマンハッタン!中村大雅ワールドのブロードウェイ!!!(人生の中心に位置する、ワクワクするものってことね笑)(ブロードウェイって本当に劇場がたくさんある通りなんだね、昨日知ったよ。笑)


元から仕事大好きな人間だし、これから定年もどんどん伸びていくだろうし、そもそも海外ノマドに定年なんてあるんか?って話だし(いつまで海外でふらふらする気なんだ笑)、だから死ぬまでマーケティングやると思う。そして、マーケのセンスを磨いていくために、これからもずっとビジネス書を読み続けていけそうです。

新しい習慣が身についたよってお話でした。
4000字も越えちゃった。最後まで読んでくれてありがとう。

今日で海外生活連続497日。あと20日海外で生活したら、久しぶりに日本に帰るよ。(一時帰国)
会ってくれる人いたら嬉しいな。

海外生活、最後まで楽しむね!皆さんも、素敵な1日を過ごしてね!本当に本当に、読んでくれてありがとう!

Love you all,
Taiga🐯


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