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おじいちゃん、ばいばい、またね

おはようございます
ちょっと遅いおはようございますですが、
更新も毎日のはずが、5日も空いてしまいました
理由は↑写真のおじいちゃんですね
今日は実家帰省しておじいちゃんにお別れしてきた話

4/21 (金)17時に母から連絡

先日の日記にも書いた通り、
おじいちゃん 17日月曜に体調が悪くなり
いつどうなってもおかしくないとの話
そこから5日目の朝、母とおじいちゃんの状態確認した矢先
午後15時50分に永眠したそう

4/22 (土)母に連絡

なぜか父はミレイ忙しいだろうから、
孫代表で弟だけでいいんじゃないかと言ったらしい
え、なんで?(笑)
おじいちゃんだよ?行くでしょ ←姉弟で思う

弟連絡 時間・席合わせて新幹線チケット手配

4/23 (日)帰省

新幹線のホームで会い、隣席で
お互い子供産まれてから一人で帰省は初めて
かなりの解放感(笑)
夕方~通夜なので、着いたら即斎場移動なので余裕なし
(むしろ、出る直線に受付やってくれと言われたらしく、
せかされてる―――)

あまり通夜葬式の経験がない私たち兄弟は、段取り分からず
と言っても、家族葬なので少人数のはず
受付っているの?と思ってたけど
着いたら、立派な斎場だった

通夜

1年前に施設に入って生活していたおじいちゃん
ひさしぶりにお顔見た 化粧もされてたので
かなり白かったけど
本当に眠っているだけのようだった
もう亡くなっているという実感はあまりないものだ

通夜が無事執り行われて、親族関係者のみでその場で食事
99歳 数えで100歳 
なかなかの大往生 人生を全うしたであろう

その夜はおじいちゃんの思いで話で献杯

おじいちゃんとの思い出

まぁ、二人の人生にはいろいろあったのでしょう
話は少し前にも聞いていたけど
それは厳しいおじいちゃんだったそう
娘(母)も息子(母の兄)も大きくうなずいていた
というか、うなずくだけではなかったけどね

とにかくおばあちゃんには厳しかったそうな
家のお掃除も終わって、少し休もうと
椅子に座ろうものなら
「やること終わったのか?」
「暇なんだったら、あそこの裏の掃除―――」
などと言っては、座らせてもらえなかったらしい
(ヒィーシンドイッ)

サイドボードを指でなぞって、指についたほこりを見せて
「汚れてるぞ」は
日常
よく耐えたな、おばあちゃん

負けじと子どもたちのエピソードも(おじさんと母)
警察官であり、書道もたしなんでいたおじいちゃん
学校の習字の宿題には特に激しい教えだったらしい
(毎日100枚くらいは平気で書かされて
毎年泣いていたらしい…)

そういえば、、、
孫のわたしも弟も、習字やらされたな~

やはり字は美しいのだけど
小学3年生頃に母に勧められて、教えてもらったんだけど
何枚も何枚もおじいちゃんちで書かされて
嫌になって翌年の途中で逃げたわたし

対照的にぐっと我慢して書き続けた弟

きっと字に対する思いが強いから
教えると熱が入って、一生懸命になりすぎて
こちらの気持ちはあまり見えてなかったおじいちゃん

あ、これ上手くいった!!って時も
全然ほめてくれなかったもんな(笑)
褒められたいわたしはつまんなくなって
やりたくないが勝っちゃったもんね

のちに結婚式のあて名書き100枚以上、
高齢になったおじいちゃんに書いてもらったな~
それは綺麗だった
(母曰く、衰えたとは言ってたけど)

おばあちゃんの笑顔

相当蓄積されたものがあるから、
おじいちゃんが亡くなっても気丈にふるまうおばあちゃん
ひざが悪くて、杖やカートを補助に歩いてる
おばあちゃんも今年で90歳

やっとおじいちゃんから解放されたのかな

通夜後の席では、笑顔でお酒を飲んでいた

とはいえ、晩年施設に入ったりして一緒に過ごすことが
減った時にも
おじいちゃんの愚痴を言っていたし

一人で暮らすようになって
あまり出かけたがらなくなったのは、
おじいちゃんという存在がここに居ないからなんだろうな
と思って
ご飯とかいいやーってならないか
心配だったんだけど

今年の初めから
おじさん(長男)が一緒に暮らし始めたから
とても楽しそうに過ごしていると見れて
安心した
毎晩晩酌しているらしい←だいじょうぶなの??

弟と久しぶりに酌み交わした

もう何年もゆっくり話す時間が取れなかったので
今回の単身帰省はいい機会だと思い
通夜後両親は斎場に泊まるということで
二人で実家に帰って、少し飲むことに(予定通り)

今の現状やこれからのこと、子どもたちのはなし、
今ハマってることなど
たわいもない時間 楽しかったな

今思えば
将来実家どうする?とか
少しでもリアルな話もすればよかった…

ただ楽しい話してしまった(笑)

今後の話もしておかないとな―――

火葬、葬式、法要

朝に和尚さんに短い経を唱えてもらい
火葬場へ
火葬後に斎場で葬式、その後法要

こういう順番だったかな?と思ったら
斎場のスケジュールで先に火葬になったらしい

そういうのもあるんだ

骨をひろわせてもらうのは、
父方の祖父、祖母ときて3人目
歯と骨盤が立派に残っていた すごい

全部が終わり、最後は祖母宅に戻る

斎場の方が仮の祭壇を作ってくれて、
そこにおじいちゃんは帰ってきた

おかえりなさい――――

やっとゆっくり座れるよね
ずーっと座ってテレビ見ていたおじいちゃん
同じ位置に帰してもらってよかったね

だいぶ先になるのが理想だけど
いつかわたしももう一回おじいちゃんに会えるかなと
思って
その時が来たら、お話ししましょう
おばあちゃんも参加してくれるといいな

来週も実家へ 皆に会えるかな

ゴールデンウイークに毎年うちは帰省しているんだけど
弟家族も今年来るようで
はじめて子ども連れで全員で実家で会うことになりそう

年末年始もなんだかんだ子どもの熱や仕事などで
タイミングが合わなかったから
ようやくなんだけど
こども6歳4歳2歳の3人+大人6人
ちょっとまだ読めない―――

せめて天気がいいといいな~

おじいちゃん

弾丸帰省で
施設で亡くなったのもあり、
生きているうちに会えなかったのだけど、
おじいちゃんの遺影は優しく微笑んで
いつまでも私たちの愚痴や冗談も
受け止めていてくれているようだった

ありがとう またね おじいちゃん

最後までお読みいただきありがとうございます

拙い文章ですが、クスっときたり、共感できたり、少しでもほっこりする時間が訪れてくれたらいいなと思っています 

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では、また

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