仙太郎

2018年4月11日から、タガメの飼育と観察を続けています。タガメの他にも、様々な水生…

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2018年4月11日から、タガメの飼育と観察を続けています。タガメの他にも、様々な水生昆虫や生き物を飼っています。 さかのぼって過去の飼育状況も綴っていきます。

記事一覧

固定された記事

I ♡ タガメ

自己紹介に変えて、当時10歳の私が書いた文章を掲載します。   私は大好きな昆虫「タガメ」が絶滅危惧種Ⅰ類に指定されたことを悲しく思っています。  なぜタガメが絶…

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3年前
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 本日4月11日で、初めてタガメが我が家に来て4年、タガメを飼い始めて4年が経ちました。

 タガメは現在とても希少な種なので、累代飼育をこれからも絶やさないように頑張っていきたいと思っています。これからもよろしくお願いします。

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2年前
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水中越冬のタガメが目覚めました!

2022年3月13日 気温も上がり、春らしくなってきましたね。   私の飼っているタガメ達ですが、水中越冬の2匹(オスメス1匹ずつ)が冬眠から目覚めました!  ひとまず冬を…

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2年前
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ナナフシが成虫になりました!

2022年3月10日  学年末試験等あり、無断でしばらく休んでしまいました。すみません。  さて、たびたび紹介してきた2代目ナナフシたちですが、脱皮に脱皮を重ね、約4分…

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2年前
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ナナフシの脱皮

今私は大体50匹ほどのナナフシを飼育していますが、その脱皮の様子が興味深いので脱皮の様子を見ていきます。 このように天井から吊り下げるような形で出てきます。この時…

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2年前
7

今後の方針

 あけましておめでとうございます。 定期試験やら飼育やらで長らく放置してしまいました…すみません。 今年こそは昨年よりも真剣にnoteやっていきたいと思います。 なの…

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2年前
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ナナフシの卵が孵化してしまいました!

2021/11/13  前回の記事で、ナナフシの紹介をしました。そのナナフシは惜しくも5日前に死んでしまいましたが、4匹が残してくれた約100個の卵がありました。卵で冬を超す…

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2年前
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2021/11/4
何回か記事で紹介しているナナフシですが、まだ元気に生きています。残念ながらもう1匹になってしまいましたが、まさかこんな長生きしてくれるとは思っていなかったので、とてもうれしいです。

※これから、このような短めの投稿も混ぜていきます。投稿が不定期ですみません。

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2年前
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タイコウチの飼育①

 先月に、タイコウチを採集しました。運良く捕まえられたので、飼育することにしました。飼育は初めてなので、分からないところもありますが、飼育の様子を紹介します。 …

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2年前
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現在のタガメ状況 2021/9/19

 タガメの世話で忙しく、長らくnote書けていませんでした。すみません。 久々の記事ということで、今日は現在の私の飼育状況について書きます。 第一卵塊 noteでも度々…

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2年前
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ビオトープの観察

2021/8/4 最初にタガメを飼い始めたビオトープ。 結局今はタガメ1匹しか入っていません。ただ、採集した水の生き物などもほとんどはビオトープに入れているため、とても自…

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2年前
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樹脂封入標本の作成①「準備❶」

様々な生き物を飼育していると、飼育していた生き物が死んでしまうこと少なからずあります。その場合は大体標本にしていますが、標本の数がとても多くなってしまい、管理が…

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2年前
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タガメの孵化

2021/7/25 11:34~ タガメが孵化しました!大体孵化は夜なので、昼間の孵化は珍しいです。 成虫になるまでおよそ40日。毎日欠かさずに世話していきます! (詳しいことは…

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3年前
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タガメが孵化間近!

2021/7/24 前回の記事で紹介した、タガメの卵塊がはちきれんばかりに膨らみました! (前回の記事の写真と比較してもらうと大きさが違うことがわかると思います)明日か明…

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3年前
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タガメが産卵しました!

2021/7/16 ついに今年初めてタガメが産卵しました! 例年6月上旬から産卵を始めるのですが、今年はなぜかなかなか産卵してくれませんでした。なので、心配していましたが…

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3年前
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ナナフシの飼育②

前回の記事からの続きです。今回は足の再生と、成虫までの成長を書いていきます。 足の再生しばらく観察していると、前足がなかった個体の、取れてしまった先がカールして…

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3年前
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I ♡ タガメ

I ♡ タガメ

自己紹介に変えて、当時10歳の私が書いた文章を掲載します。 

 私は大好きな昆虫「タガメ」が絶滅危惧種Ⅰ類に指定されたことを悲しく思っています。
 なぜタガメが絶滅危惧種に指定されてしまったのかと言うと、その理由は三つあります。一つ目は、農薬の影響です。人間は、害虫を防ぐために農薬をまきはじめました。タガメだけではなく人間にも影響がでてしまいました。二つ目は、人間が外来生物を持ち込んだことです。

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 本日4月11日で、初めてタガメが我が家に来て4年、タガメを飼い始めて4年が経ちました。

 タガメは現在とても希少な種なので、累代飼育をこれからも絶やさないように頑張っていきたいと思っています。これからもよろしくお願いします。

水中越冬のタガメが目覚めました!

水中越冬のタガメが目覚めました!

2022年3月13日

気温も上がり、春らしくなってきましたね。 

 私の飼っているタガメ達ですが、水中越冬の2匹(オスメス1匹ずつ)が冬眠から目覚めました!
 ひとまず冬を越せてよかったです。

 まだ陸上越冬の子たちは、冬眠から目覚めていないですが、1週間以内には目覚めることと思います。
 これからまだしばらくは餌を食べないので楽ですが、4月ごろからまた大量の餌が必要になるので、餌やりをがん

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ナナフシが成虫になりました!

ナナフシが成虫になりました!

2022年3月10日

 学年末試験等あり、無断でしばらく休んでしまいました。すみません。

 さて、たびたび紹介してきた2代目ナナフシたちですが、脱皮に脱皮を重ね、約4分の3が成虫になりました!

 卵は成虫になってから15日ほど経たないと産まないので、まだ産んでいませんが、楽しみです。

 そろそろ春になってきて、タガメも冬眠から目覚めるでしょう。

 投稿頻度も上がることと思います。私は投稿

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ナナフシの脱皮

ナナフシの脱皮

今私は大体50匹ほどのナナフシを飼育していますが、その脱皮の様子が興味深いので脱皮の様子を見ていきます。

このように天井から吊り下げるような形で出てきます。この時は薄い黄緑色でとても透き通っています。

その後このように足を広げていきます。

神秘的ですね!

今回は短い記事でしたがご覧いただきありがとうございました!次回はナナフシの脱皮の殻を食べるところを紹介したいと思います。

今後の方針

今後の方針

 あけましておめでとうございます。
定期試験やら飼育やらで長らく放置してしまいました…すみません。
今年こそは昨年よりも真剣にnoteやっていきたいと思います。
なので、自分の中でルールを作りました。
原則一週間に少なくとも一回は投稿しようと思います。(なんか前もそんなこと言ったような気がしますが)でも、試験前などで投稿できなくなる時には事前に連絡しようと思います。短めの投稿も出てくると思いますが

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ナナフシの卵が孵化してしまいました!

ナナフシの卵が孵化してしまいました!

2021/11/13

 前回の記事で、ナナフシの紹介をしました。そのナナフシは惜しくも5日前に死んでしまいましたが、4匹が残してくれた約100個の卵がありました。卵で冬を超すので、本来は春に孵化するはずです。しかし、今回私は温度調節を誤って孵化させてしまいました。(本当はこれから正確に卵の数を数え、記事に書くつもりだったのですが…)
 いつものように卵の水やりに行くと、幼虫がうじゃうじゃいたので

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2021/11/4
何回か記事で紹介しているナナフシですが、まだ元気に生きています。残念ながらもう1匹になってしまいましたが、まさかこんな長生きしてくれるとは思っていなかったので、とてもうれしいです。

※これから、このような短めの投稿も混ぜていきます。投稿が不定期ですみません。

タイコウチの飼育①

タイコウチの飼育①

 先月に、タイコウチを採集しました。運良く捕まえられたので、飼育することにしました。飼育は初めてなので、分からないところもありますが、飼育の様子を紹介します。

 タイコウチは、肉食性の水生昆虫です。餌はメダカやエビなどで、体長は5cmほど。形は違うものの、タガメに似ています。今回は成虫・幼虫どちらも採集できました。

飼育環境

上の写真のようにして、4cmほど水を入れ、産卵用の園芸用オアシスを

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現在のタガメ状況 2021/9/19

現在のタガメ状況 2021/9/19

 タガメの世話で忙しく、長らくnote書けていませんでした。すみません。
久々の記事ということで、今日は現在の私の飼育状況について書きます。

第一卵塊

noteでも度々書いていた卵塊です。
随分と数が減ってしまい、今は成虫が2匹です。後は
上の写真のように飼育しています。小型の飼育ケースに水と鉢底ネットを丸めたものを入れて、飼育しています。

第二卵塊

8月9日に産卵した卵塊で、今は5齢幼虫

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ビオトープの観察

ビオトープの観察

2021/8/4
最初にタガメを飼い始めたビオトープ。
結局今はタガメ1匹しか入っていません。ただ、採集した水の生き物などもほとんどはビオトープに入れているため、とても自然豊かです。最近は、定期的にエサとなる金魚を入れているだけで、中をじっくりと観察していませんでしたが、今日気になったので、観察してみることにしました。

早速見ていきます!

まずはタガメを探します。

いました!

しばらくする

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樹脂封入標本の作成①「準備❶」

樹脂封入標本の作成①「準備❶」

様々な生き物を飼育していると、飼育していた生き物が死んでしまうこと少なからずあります。その場合は大体標本にしていますが、標本の数がとても多くなってしまい、管理が大変になってきました。そこで、樹脂封入標本にすることで、壊れにくくなり、管理も随分と楽になるので挑戦してみることにしました。また、両生類や魚類などの樹脂封入標本もチャレンジしてみようと思います。 

樹脂封入標本は、レジンで包み込んで固めた

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タガメの孵化

タガメの孵化

2021/7/25 11:34~

タガメが孵化しました!大体孵化は夜なので、昼間の孵化は珍しいです。
成虫になるまでおよそ40日。毎日欠かさずに世話していきます!
(詳しいことは後日まとめて書きます)

タガメが孵化間近!

タガメが孵化間近!

2021/7/24

前回の記事で紹介した、タガメの卵塊がはちきれんばかりに膨らみました!
(前回の記事の写真と比較してもらうと大きさが違うことがわかると思います)明日か明後日の早朝に孵化すると思います。最後まで水を霧吹きでしっかり与えます。夜の間は写真のように湿らせたタオルをかけて湿度を保っています。

タガメが産卵しました!

タガメが産卵しました!

2021/7/16

ついに今年初めてタガメが産卵しました!
例年6月上旬から産卵を始めるのですが、今年はなぜかなかなか産卵してくれませんでした。なので、心配していましたが、生んでくれたのでとても嬉しいです!!  卵は96個うみつけられていました。
孵化までは10日ほどかかるため、2021/7/25ぐらいが孵化日ではないかと思います。

ナナフシの飼育②

ナナフシの飼育②

前回の記事からの続きです。今回は足の再生と、成虫までの成長を書いていきます。

足の再生しばらく観察していると、前足がなかった個体の、取れてしまった先がカールしてきました。そして、次の脱皮では、片方の半分ほどの長さにまで成長しました。(下図)

そして、この個体は無事成虫になり、今ではもう両足が同じ長さになって、ほかの個体と見分けがつかないほどです。
 ただし、この個体は足の長さを調節させるために

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