指宿で活動するキャリアコンサルタント 池元正美

指宿で活動しているキャリアコンサルタントです。事務所はJR指宿駅2階にあります。 キャリア開発・組織開発をテーマに企業や組織、地域での活動に取り組んでいます。

指宿で活動するキャリアコンサルタント 池元正美

指宿で活動しているキャリアコンサルタントです。事務所はJR指宿駅2階にあります。 キャリア開発・組織開発をテーマに企業や組織、地域での活動に取り組んでいます。

マガジン

最近の記事

リフレクティング・プロセス勉強会(その4)

月1回開催しているキャリアコンサルタント同士の勉強会 現在のテキストの「リフレクティング・プロセス」(トム・アンデルセン著/金剛出版刊)をメンバーと読み進めています。 4回目は6月24日(土)に開催しました。 今回は「基本的概念と実践の構造」の中から *普遍性というよりも多様性 *会話によるやり取り 等についての部分を読みながら、意見や感想、疑問点等について語り合っていきました。 その中から私がメモしたことなどを書いてみます。 *相談や面談の場面において、観察者・記述者

    • 創業25年目スタートしました

      5月になりました。 今日から、私が起業して25年目になります。 前職を退職後、次の仕事も見つからないまま、公民館長とPTAの副会長などの地域活動から始まった25年前。 地域活動で知り合った皆さんから声をかけていただき、好きだったパソコンの使い方の相談やトラブル処理に右往左往しながら、大きな夢や目標もなく、ただいただいた仕事にひたすら取り組み、とにかく「やることがある」「行く場所がある」というだけでうれしくて始まった仕事です。 そんな私が、ここまでやってこれたのは、出会った

      • キャリアコンサルタント同士の学びの場<「リフレクティング・プロセス」の読書会を通して>

        月一回の割合で2019年1月から始まった 【キャリアコンサルティング自主勉協会】 最初はキャリアコンサルタントの更新知識講習の復習をしていくために、仲間のキャリアコンサルタントと始めた勉強会です。 これまで *キャリアコンサルティング理論と実践(木村周著) *独習 入門カウンセリングワークブック(福山清蔵著/株式会社日本・精神技術研究所刊) *独習 実践カウンセリングワークブック(福山清蔵著/株式会社日本・精神技術研究所刊) と読み、ワークに取組み、対話しながら学びあってき

        • Ibusuki Freelance Cafeで取組む学びの場(フリーランスに優しいまちづくり事業)

          D-Linxsで毎月1回開催している「フリーランスカフェ」 <指宿市フリーランスに優しいまちづくり事業> 時々、講師の方にお願いしてフリーランスの皆さんと学びあう場を開催しています。 今年度は、これまで *10月28日【動画作成講座】 https://www.d-linxs.com/148896.html *11月15日【フリーランスに関するお金の話】 https://www.d-linxs.com/149123.html を開催してきました。 今月は3月7日に【アピール

        マガジン

        • 24図で開かれるキャリアの扉
          9本
        • いぶすきFreelanceマガジン
          7本
        • 私が出逢った言葉たち
          2本

        記事

          フリーランスカフェで見えてくるも

          ディーリンクスでは月2回Ibusuki Freelance Cafeとして、フリーランスの仲間と交流の場を作っています。<指宿市と協働で取組んでいる【フリーランスに優しいまちづくり事業】の一環として取り組んでいます> リアルに指宿の会場に集まっての場とオンラインで指宿市以外の方がご参加くださる場と2パターンとして、今年度も2月までに21回開催してきました。 基本的には、その時集まったメンバーが、フリーランスとしての思いや自分の目指している事、悩みや困っている事、他のメンバー

          指宿のフリーランスと行政との協働

          令和4年度は指宿市内のフリーランスを中心にしたメンバーと指宿市役所とのコレボレーションとして、指宿市のYouTubeチャンネル【デジサポ指宿】の動画作成に取り組んでいます。 当初は初めての取り組みであり、お互いに手探りしながらのスタートでした。 まず、関係者が集まり、目的や目標を共有し、役割分担や事業として進めていく上での取り決めなど対話を重ねていきました。 そこでは、率直な意見交換もあり、お互いにアイデアを出しながら積み重ねの作業が進んできました。 現在40本の動画が

          D-Linxs通信 〜キャリアの扉〜Vol.112      2022年7月4日号【変化に対応するたのアップデート】

          ☆月一回を目標に配信しているメルマガの記事の7月号です。 今年度に入り、世界の状況の不安定要素に加え、円安や物価高騰など私たちの生活に直結する影響が広がってきました。 あわせて、 デジタルトランスフォーメーションやSDGsなどの言葉を耳にする機会も増え、働く現場でも仕事のやり方や考え方について様々な変化への対応が迫られています。 変化が激しくなっていく中で、私たちの目の前にある課題に向き合い、乗り越えていくためには、今までと異なるやり方を試してみることがとても大切になって

          D-Linxs通信 〜キャリアの扉〜Vol.112      2022年7月4日号【変化に対応するたのアップデート】

          キャリア開発読書会【24の扉】月曜日グループ(1)

          現在、【キャリア開発24の扉】の読書会は *火曜日グループ *木曜日グループ の2グループで実施してきましたが、5月からは一般社団法人中小企業事業推進機構の主催で3つ目のグループで始まりました。 参加者は中小企業の経営者や個人事業主、フリーランスの皆さんです。こちらでは、最初のページから読み進めていくことになっています。 6日に第2回目を、「組織がキャリア開発に取り組むワケ」をたどる(P36~)というテーマで開催しました。 組織がキャリア開発に取り組むことで *生産性と創

          キャリア開発読書会【24の扉】月曜日グループ(1)

          D-Linxs通信 〜キャリアの扉〜 Vol.111< 2022年6月13日号>【多様な視点による可能性】

          月一回を目標に書いているメルマガの6月の記事です。 【多様な視点による可能性】 現在【キャリア開発24の扉】の読書会は3グループで開催しています。 キャリア開発に関する24個の図を通して、組織・仕事・人・心について考え、対話する時間です。 毎回取り上げる図も順番も、参加者も異なるため、同じ図についても、捉え方や焦点がそれぞれ微妙に異なっていきます。 参加者が、今感じていることや直面している課題によって気になる部分があり、同時に他の参加者の意見を通して気づくこともあります

          D-Linxs通信 〜キャリアの扉〜 Vol.111< 2022年6月13日号>【多様な視点による可能性】

          キャリア開発読書会【24の扉】5月12日開催<第12の扉:MBO・CDP・SLスパイラル>

          先日5月12日の24図読書会のテーマは【第12の扉:MBO・CDP・SLスパイラル】でした。 私はこの図を考えるときに、 MBOにおける目標は、働く本人と組織(上司や管理者)とがお互いに話し合い、納得したうえで設定することが重要だと思っています。 *組織からの一方的な押し付けでなく、 *個人の単なるわがままでもなく、 *お互いが必要としあい、尊重しあい、そのうえで目標達成に向けて共に取り組んでいくことが重要なのかな。と感じているのです。 <相互尊重、相互依存、相互選択といっ

          キャリア開発読書会【24の扉】5月12日開催<第12の扉:MBO・CDP・SLスパイラル>

          D-Linxs通信 〜キャリアの扉〜 2022年5月5日号【次のステージへの一歩】

          5月から私が個人事業として活動を始めて24年目に入ります。 2020年から影響が出始めた新型コロナウィルスへの対応に関しても、世の中は徐々に次のステージへと変化してきているように感じます。 当初は正体が分からないことによる恐れや不安を感じましたが、これまでの経験や得た知識により少しずつ向き合い方を学び、適切に対処することで気持ちも前向きになったな気がします。 私が活動のテーマにしているキャリア開発や組織開発の分野でも、オンラインの活用も進み、新たな可能性も出てきました。

          D-Linxs通信 〜キャリアの扉〜 2022年5月5日号【次のステージへの一歩】

          キャリア開発読書会【24の扉】4月7日開催<第11の扉:不変・難変・可変の心>

          先週7日の読書会では第11の扉:不変・難変・可変の心について読み進めていきました。 この図では、「人は変われるのか?」「変わるということはどういうことなのか?」などについての視点で考えていくことになります。 *体質や気質など通常は変わらない部分(不変) *価値観や興味関心、躾など小さな時から家族、周囲の大人、先生などから教え込まれたもの、影響を受けたものなど(難変) <本人がその気にならないと変わっていかない部分/他人が影響できない部分> *知識や技能など変わりやすいもの(

          キャリア開発読書会【24の扉】4月7日開催<第11の扉:不変・難変・可変の心>

          キャリア開発読書会【24の扉】3月8日開催<第9の扉:自己・他者評価(現在/将来)>

          3月火曜日グループの読書会  テーマは第9の扉:自己・他者評価(現在/将来)でした。  「評価」を巡る話題です。読書会の中での対話を通して気づいたことをメモします。 「評価する」において大切な視点は *組織側からは「人をどう観るのか」 *個人としては「自己理解の深さ」かなと思います。  自己評価と他者評価で相違が生じることが問題なのではなく、  違いがあることを前提として なぜ違うのか?  どんな基準で判断したのか? 「違い」を通して対話していくことで、自己理解が深まっ

          キャリア開発読書会【24の扉】3月8日開催<第9の扉:自己・他者評価(現在/将来)>

          キャリア開発読書会【24の扉】2/8<第6の扉:現代人材・素材分布試論>

          2月8日(火)19時から 24図の読書会(火曜日グループ)を開催しました。 今回のテーマは図6【現代人材・素材分布試論】です。 この図では ☆人材となっている人と人材になれていない人(素材)との違い 学歴や持っている技能・技術という側面ではなく 人としての成熟度合いが重要である。 *未成熟な人の特徴としては、物事が上手くいかないとき、その原因を外部に見出そうとする(周囲の人や環境のせい、例えば会社、上司、部下、社会的環境などなど)傾向がある *成熟した人は、自分に原因はない

          キャリア開発読書会【24の扉】2/8<第6の扉:現代人材・素材分布試論>

          指宿のコワーケーションの記事がアップされる

          現在指宿市では【フリーランスに優しい街づくり】を目指して、様々な取り組みをしています。(2021年8月より) その一環として取り組んだ、フリーランス限定体験コワーケーションについて、シェアリングエコノミー協会のサイトで紹介されました。 協会メンバーである、牧島さん、糸原さん、尾上さんの3名が12月初め、指宿に3泊4日で滞在され、その時の様子を記事にしてくださっています。 3名の方とは初対面だったのですが、お互いにいろんなことを語り合い、フリーランスカフェやイベントなどで

          指宿のコワーケーションの記事がアップされる

          ファシリテーションについての学び直し

          最近この本が出版されることになり、予約して手に入れました。 私の活動では、キャリア開発や組織開発、共創の場づくり、フリーランスカフェなどでファシリテーションの活用場面多くファシリテーターの役割もします。 様々な活動をしていく中で、ファシリテーションの機能やファシリテーターの役割について考えることが増えており、単に手法やテクニックだけではなく、私たちが直面する様々な課題について、考え、整理し、さらに前に進んでいくための拠り所となっている背景や意義についてより深く知る必要がある

          ファシリテーションについての学び直し