今日もごはんが美味しいって最高の幸せ

料理が好きだ。

おれはシェフでもなければ、アルバイトでキッチンを担当した経験もない。一人暮らしでつくる料理はたかがしれてるんだけど、料理することも食べることも好きでとても楽しい。たまに誰かに振舞わせてもらう時は、また違った面白さがあり、これも好きだ。

和食、洋食、中華、アジアン、イタリアン、エスニック、フレンチ、スイーツ．．．

何が得意ということもないが、肉料理でも魚料理でも気になったものをつくる。食べたいと思ったものをつくる。最近は健康のこともちょっと意識して和食が多い。

おれはハマるとそれだけに凝るので、一時期ペペロンチーノを毎日作っていた。塩加減、ニンニクと鷹の爪のバランス、乳化のタイミングと程度、ばっちり合う野菜はあるか･･･など。

2週間で20回くらい作ってそれなりに出来るようになったが、劇的に太った。極端はよくない。バランスが大切だ。何事も。

調理の工程・見た目・味が自分のイメージしている感じになるまで作り続けることも少なくない。まぁ、飽きっぽいので突然ふっとやめるが、それでも料理そのものに飽きたことはない。

繰り返しつくってきたレシピや似たようなものなら、目分量で出来上がりがだいたい想像できるようになったが、そうでないレシピのほうが圧倒的に多い。

パスタに限らず分量やタイミングを適当にしたり不自然な食材を合わせたりすると、期待した出来上がりにならない。
“ならない”というよりは“適当さや不自然さ”に見合った出来上がりになるという感じ。

意外な発見をすることもあるが、素人なのでそんなことは稀だ。調理の工程がそのまま味や見た目に反映される。料理はとても奥が深いがわかりやすい。

おいしいごはんは最高だ。
おいしく食べられるって幸せだ。

メニューを考え、食材を用意し、必要なキッチンツールと食器を準備し、洗ったり切ったり下ごしらえし、適切な順番とタイミングで調理し、盛りつける。おいしいごはんが出来あがる。

ひとつひとつ全部つながってるんだから、全部大切だよな。

＊＊nanawo__様、画像使わせて頂きました。ありがとうございます。＊＊