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【振り返り】YUMEMIのアルバイトってなにしてるの?

こんにちは!YUMEMIの23卒のサービスデザイナーのTact/たくとです!
今日は自分が内定者アルバイトとして3ヶ月YUMEMIで働いた中で得た学びについて、記事にしてみたいと思います!


はじめに

僕自身、長期インターン(アルバイト?)はYUMEMIが初めてでした。

なのでアルバイトをはじめる前は、そもそも長期インターンってどんなことしてるのか?自分でもできることはあるのか?など、イメージが全く掴めませんでした。(それ故に一歩踏み出しずらい…!となってしまっていたりして…)

ただ実際にアルバイトを始めてみると、始める前とは全く違う世界を体験することができ、今は本当に一歩踏み出してみてよかったな!と感じています!

今回はそんなまだ長期インターンをやったことがない学生の皆さんに、僕がアルバイトでやったことや学んだことをお伝えします!

そしてこの記事を通して、皆さんの学生生活の中で何か一つでもプラスになってもらえたら嬉しいです。
(ただ今回はあくまでYUMEMIでの例なので参考程度に楽しんで読んでください!)

なぜゆめみでアルバイトを始めた?

結論、僕はデザインで社会と接続したかったのでアルバイトを始めました。

当たり前ですが学生である私たちも、デザイナーとして社会の中で働く時がきます。
その時に社会の中でデザインがどのように役に立つのか、を知っておかないとデザインを充分に活かせないと感じています。

もちろん社会人になってからその辺りを知ることも良いと思います!
しかし、僕は大学に院も含めて5年通っています。
そして大学は社会との距離がとても離れているコミュニティだと就職活動をきっかけに感じるようになりました。

そこで自分はいち早く社会に接続し、デザインがどのように扱われているのかを肌で感じたかったので、僕はYUMEMIでアルバイトを始めようと思いました。

こんな目標を立てていました

YUMEMIでアルバイトを始めるにあたって大きく2つの目標を立てました。

①自分で仕事を選びスケジュールを立て、 FBを貰いながら期限通りにアウトプットできるようになる
②サービスデザイナーとしてクライアントと対等に話せるようになる

そしてこれらの目標を叶える為に、下記のスキルを網羅的にインプットし、業務の全体像を掴むことをより詳細な目標としていました!
取得したい知識の深さを曖昧ながら1(浅)〜5(深)で表現しています。

・人間中心設計(5)
・情報設計(4)
・PM(4)
・IT(3)
・マーケティング(3)
・言語化(4)

YUMEMIのサービスデザイナーの業務は基本的に人間中心設計のプロセスの中で行われることが多いので、人間中心設計の比重を多く設定しています。

あとは僕の場合はのだかつきさんのこちらの記事を参考にインプットの範囲を設定しました。とても参考になるのでよければ見てみてください!


YUMEMIのアルバイトってどんなことしてるの?

さあ!ここからは、実際に僕が3ヶ月の間に行った案件の、可能な限り具体的な内容、そしてそこから得た学び・気づきを時系列順に紹介していきたいと思います!

合説の登壇 | 学生だからこそできた貢献の仕方

僕が入った案件で一番初めだったのが、Redesigner for Studentさんの合同説明会でした。

こちらは色んな企業さんが学生に向けて企業の紹介やPRを行うイベントで、僕はYUMEMIの内定者アルバイトとしてインターンの体験談を話すと言う役割で登壇させていただきました。

しかも僕は縁あって、6/23と9/26の2回も登壇させていただきました!
僕自身も就活生の時に何度も参加したイベントだったので、参加が決まった時はとても嬉しかったです!

6/23の登壇会場(miro)の様子です↓↓↓

9/26の登壇スライドです↓↓↓

この案件で一番感じたのは、YUMEMIと言う組織に属している学生だからこそできる貢献の仕方もあるということでした。

実際自分より話が上手く優秀なデザイナーの方は社内に何人もいらっしゃいます。それでも自分が登壇できたのは、自分が就活生の皆さんに最も近い立場のデザイナーだったからです。

身近な人の体験談だから共感性が強く、結果的にゆめみに興味を持ってもらえるのだと思います。

そしてイベント終了後にはYUMEMIのTwitterのフォロワーが増える、就活イベントの参加人数が増える、など成果を上げることができました!
自分でも役に立てるんだ、と感じとても嬉しかったです。

このように学生だからこそできる経験や価値の作り方を考えてみるのも学生時代にやっておくと良いことだと感じました!

(個人的には就活生の時にお世話になっていたRedesigner for Studentの田口さんとクライアントとしてお仕事できたこともとても嬉しかったです!)

LP改善案件 | デザインの可能性と自分の知識不足を肌で感じた

次に行った案件は既存サービスのLPやアイキャッチのリニューアルの案件でした。

こちらは自分がアサインされたタイミングでは、既に案件が長期で走っていたこともあり、YUMEMIとクライアントの間で認識の齟齬が生まれているような状態でした。

そのような状況をなんとかしたい!と思ってはいましたが、実際初めての実務に近い案件で、最初の方は話についていくことだけで必死でした。

ただ自分にできることは決定権を持つYUMEMI&クライアントの方の意思決定を助けるようなアプローチやデータを準備すること、
と言う風に先輩からアドバイスをもらえたことで、具体的な行動をとることができました!

下はその一部です。

①今までの議事録の整理 ← YUMEMIとクライアントのゴールを明確化
②サービスで実現したい理想の体験のモデル化
③理想の体験の中で制作物がどの部分でどのように寄与するのか?の明確化
④サービスとして伝えたいことと、ユーザーが知りたい情報の関係性やバランスの調査、設計

これらを行なっていく中で、結果的にチーム内での齟齬を軽減するお手伝いができました。

そこで強く感じたことは、デザインは「多くの人に共通の認識を持たせられるツール」であるということでした。

それはデザインというユーザーを中心においた考え方が多く人に共感してもらいやすいことや、最終的に図などを用いて視覚的に情報を整理することが出来るからだと感じています。

実際自分は大学のグループワークをたくさん行ってきましたが、メンバーはあくまで同じデザインを学ぶ人同士であり、その場では共通言語がデザインでした。
しかし、実際にものづくりに関わる人たちの共通言語はデザインではなく担当しているサービスであり、そのプロジェクトです。

デザインはそのような場面でもそのアプローチが本質的なものであるからこそ共感性も高く、それを視覚的に表現できます。
頭ではわかっていましたが実際にそれを肌で感じられたからこそ、全ての人の共通認識を生み出すことを助けるツールとしてのデザインにとても可能性を感じました!

学生の皆さんもぜひ他の分野の人とコラボレーションする機会を自分から作ってみてはいかがでしょうか?

サムネイル制作 | 自分の苦手に蓋をせず、挑戦と挫折を繰り返す

次に行った案件はYUMEMIの新規サービスの紹介ページに記載するサムネイルやスライドの制作でした。

前提として自分はグラフィックがとても苦手です。
小さい頃から絵を描くことが好きだったわけでもなかったので、大学に入って周りの絵のうまさにびっくりしてそこからずっとコンプレックスでした。

ただポートフォリオをきっかけに少しずつグラフィックデザインの勉強を始め、最近やっと「面白いかも?」と思えるようになってきました。

そこで最近はサービスデザイナーとして就職をしても、ある程度のグラフィック力は自分の中で身につけたいと思うようになり、
今回サムネイル制作の案件に挑戦してみました。

しかし、挑戦してみたものの最初は案の定ダメダメでした…。
仮でアイデアを作ってみても「なんかダサい」「でもなんでダサいのかわからない」という初歩の初歩の部分でつまずいてしまっていました。

そこから試行錯誤を繰り返し、先輩に何度もレビューをお願いし、やっとの思いでこのようなアウトプットを出すことができました!

正直グラフィックのクオリティなどには全く自信はありません。

ですが、一回苦手意識を持ったものにチャレンジをして沢山挫折をしたという経験が、デザイナーとしての自信やこれからの振る舞いを作ってくれると感じています。

学生というまだまだ若いからこそ、自分の可能性に蓋をせずどんどんチャレンジと失敗を繰り返すことがとても大事だと再確認することができました。

デザインインターン | メンターは経験をパターン化できると強い?

そして一番最近行った案件が2022デザインインターンの選考&メンターでした。

具体的にはデザインインターンに参加するメンバーを選ぶ所(面接や書類選考)からインターン参加者の皆さんのチームメンターとして毎日の定例でのレビューや個別にレビューをする中で一緒にサービスについて考える、ということを行なっていました。

このインターンのメンターを通してもっとも感じたことは日頃から経験をパターン化+ストックしておかないとレビューすることは難しいということでした。

それはメンターを初めて経験してみて、メンターの役割が大きく分けて2つあると感じたからです。

①ゴールの問い直し
②ゴールを達成するまでの手法の提供

そしてこの2つの中で僕がより苦戦したのが②の手法の提供でした。

実際僕が担当していたチームは「終活」についてのサービス提案を行なっていました。そしてその中でインターン生の子達が一番足踏みしていた部分が、理想的な未来を具体的なサービスに落とし込むと言う段階でした。

実際僕も「終活」についてのサービスを作ったことや事例を多く知っているわけではなかったので最初の方はレビューをすることがとても難しく感じていました。

しかし、さらによく振り返ってみると自分のチームの別のメンターさんは終活のサービスを作ったことがないにも関わらず、レビューをとても的確に行えていました。

そこで感じたのは②の手法の提供に必要なのは、実際にそれを作ったことがあるか?という限定的な経験だけではなく、必要なのは過去の経験をモデル&パターン化しストックしておく、そして新しいサービスを見たときにストックの中からどれが似ているか判断しそれを引き出す能力だということでした。

そしてやってみようとした結果、これは意識してみてもすぐにできることじゃないという事にも気がつきました…!

しかし、サービスデザインをする上でビジネスモデルを理解するなどの行為ととても相性が良い能力&トレーニングだと感じたので、これからは意識的にサービスのモデル&パターン化に取り組んでいきたいと感じています!

(ここら辺の書籍の内容も相性が良いと思います!↓↓↓)


3ヶ月を振り返って

振り返ってみると自分でもびっくりするくらい沢山の経験をさせていただいてことに改めて気がつきました!
改めてYUMEMIの皆さん、本当にありがとうございます!

そして最初に立てた目標の現在の状況についてですが…正直あまり達成できていません!

①自分で仕事を選びスケジュールを立て、 FBを貰いながら期限通りにアウトプットできるようになる
②サービスデザイナーとしてクライアントと対等に話せるようになる

①はなんとなく掴めてきているような気がしますが、②は学生の間に達成できるかどうかも怪しいと最近感じ始めてきました…!

というのもこれはアルバイトのデメリットになるかもしれませんが、
アルバイトはアウトプットが求められる分、インプットの時間が取りずらくなります。

なのでインプットを中心にしていた目標の②を達成し、成長環境としてのアルバイトを上手く活用するには、自主的なインプットを効果的に行うことが必要だと感じています。

インプットについてはこれからまた、試行錯誤を繰り返していきたいと思います!


さいごに

いかがでしたでしょうか?

今回は可能な限り、自分が3ヶ月のアルバイトで行った案件の、具体的な内容、そこから得た学びや気づき、を紹介していきました!

そもそもまだアルバイトに挑戦したことがないと言う方や、ゆめみに少し興味があるけど実際内定者って何をしてるの?と気になられていた方の参考にこの記事がなっていれば嬉しいです!

ただアルバイトの内容は企業によって本当にまちまちので、案件の内容などは正直参考にならないと思います!

ですが、大学生として普段「学問としてのデザイン」に触れているからこそ、実際に社会の中でデザインが扱われている現場で「仕事としてのデザイン」を肌で感じることはとても良い経験になると思います!

最近は気軽に長期インターンを探せるサービスなどもあるのでぜひ挑戦してみてください!

デザイナーを目指している学生の私達だからこそできる楽しみを満喫して、後悔なく社会人になれるよう一緒に頑張っていきましょう!
皆さんの今後のご活躍を陰ながら応援しております!

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