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リモートワークだから雑談が減ったというのは本当か

こんにちは tacoyaky(たこやき)です。

リモートワークによって「業務上必須ではないが、何かの役に立つかもしれない会話」つまり「雑談」が激減したことが大きな問題

みたいな意見をよく見聞きするようになりましたが、ほんとにそうなのでしょうか。
今日はこの意見に対する私のもやもやを書いてみようと思います。
なお、あくまで個人の意見であり、なにかの調査や研究に基づいたものではありません。


リモートワークが諸悪の根源か?

同じ空間にいたらふと目があったときなどに声を掛けたりして雑談が発生していたが、リモートワーク環境だから雑談が発生しにくくなったという。
確かに、リモートワークではすれ違うときのきっかけなどはなくなるので、その推察は一理あるとは思います。

しかし、リモートワークのみが諸悪の根源のように吊るし上げられている気がしてなりません。
本当にそうなのでしょうか。

私は業務量(負荷)も大きな要素だと思っています。

ひとりひとりが忙しすぎるから目の前の仕事に追われて雑談なんてしてる暇がない。疲れて余計なことに体力使う気力もない。そんな状態になっていませんか?
このような場合はリアルオフィスで一緒に過ごしていたって雑談なんて消え失せます。

逆に、時間的にも心的にも余裕があれば、リモートワーク環境であってもzoomやチャットで雑談は発生するものです。
しょーもない話題で盛り上がってチャットのスレッドが伸びたりします。

もちろん、人間関係が良好というのは前提条件としてあります。人間関係の良好さはリモートだろうがリアルオフィスだろうが同じなので今回の論点からは外しています。


ちゃんと状況をみよう

リモートワークによって雑談が失われた。
雑談もできないから人間関係も悪くなるし、仕事の成果も上がらない。

ほんとにそう?? ほかにも原因あるんじゃない??

なんでもかんでもリモートワークを悪者にされることが多い気がしてうんざりします。
それでリモートワークをやめて全面出社にすべきだとするのは安易すぎるし、問題解決にならないと思うのです。

本当に心理的安全性は保たれているか、安全な労働環境なのか、仕事量は適切なのかなど、思考停止せずに多面的にちゃんと考えてみることが必要だと思います。
リモートワークが何よりよいなんていうつもりはありませんが、非常に有効な働き方のひとつだと思いますし、選択肢として用意すべきだと思います。


さいごまでお読みいただきありがとうございました。
twitter などで最近またよく見かけるようになった気がするので、珍しく私見を述べてみました。


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