【part4】元バルサ、ダニエル・アウベス選手のレイプ疑惑から逮捕について、スペイン紙情報からざっくりまとめ

https://note.com/tacmaniacat22/n/n464d63f1d128


ダニエル・アウベス選手のレイプ疑惑逮捕

バルサで数々の栄冠を勝ち取り、獲得タイトル数ではメッシを超えて世界一を誇るダニエル・アウベス選手が、何と23歳女性に対するレイプ疑惑で逮捕されるという、とんでもない事件がスペイン、バルセロナで起きた。
事件は2022年12月30日にサットンというナイトクラブで発生。2日後の2023年1月1日にバルセロナ警察に届けられ、1月20日にダニは逮捕された。
スペインではもちろん大ニュースであるが、日本では「逮捕されました」という情報のみが出てきたばかりで、その内情について詳しくは出てきていない。
そこで現地取材などは一切していない私であるが、スペイン紙をざっくり読み込んだだけの情報を、ここで書いてみても多少なりと需要があるのでは?と思いついたので、ここに記す。
グーグル翻訳に頼っているだけでスペイン語も分からず、精査などもしておらず、その上で見たものをまとめただけの情報である事はご容赦を。

訂正とお詫びから…

新証拠と共に、私の勘違いが発覚しました。申し訳ありません。
私の書いていたバスルーム内でのダニの主張は、以下の物でした。
「ダニがトイレで用を足していると、被害女性が入ってきて、強引に口淫してきた。びっくりしたけど、何だかんだで合意してやっちゃいました。」
しかし、合意してやっちゃった事実を、ダニは否定していました。
【口淫はしたけど、挿入はしてない】という主張でした。訂正してお詫び致します。
このストーリーをダニが弁護士と一緒に作ったのは、もう被害女性が検査をした事が分かった後だったので、まさか否定してるとは思いませんでした。
よってダニの主張を、以下のように訂正します。
「ダニがトイレで用を足していると、被害女性が入ってきて、強引に口淫してきて、射精に至った。挿入はしていない。」

新証拠、被害女性の体内残留物や、衣服に付着した残留物、バスルーム内の指紋と精液が明らかになる

被害女性が医療機関に検査されていた体内残留物と、警察に渡していた衣服や下着に付着していた体液、またバスルーム内に落ちていた体液が、ダニの精液である事が検査で明らかになった。
これにより、上記訂正部分のダニの主張の【挿入はしていない】が否定され、性的交接が行われていた事が確定する。
また床に残っていた指紋より、被害女性が床に倒れた事実が確定した。
この証拠は、被害女性の主張である「ダニに平手打ちされて床に倒れた」という部分に適合する。
一方で、ダニの主張には被害女性が床に手を付いたというストーリーが出て来ない。
もちろん、指紋だけで「平手打ちされた」という行為が確定する事はないだろうが、少なくとも被害女性の主張の信憑性が増し、ダニの主張の信憑性は減少したと思われる。
また平手打ちによる負傷の検査報告もあるようだが、元記事がさらっと流しているため、まだ詳細は不明である。

弁護士は、新証拠によるストーリー破綻の前に、新証拠が公平でない偏った物であると主張し、証拠の信頼性に疑問を投げかけた

弁護士は、警察の捜査が偏った物であり、新証拠の信頼性も怪しいとして、真っ向から否定した。
証拠の信憑性が無ければ、当然これまで【確定】としていた証拠部分がまた闇の中となり、ストーリーの矛盾も防げるという事だろう。
科学的捜査の信頼度自体を否定するとは、さすがやり手弁護士である。
しかし国家権力が認めている警察の科学的証拠を、否定しきれる物なのだろうか。

その他情報

ダニの保釈は進まず

ダニの保釈の要求は一旦否決され、弁護士は上訴した模様。
「まだ逃亡の可能性と犯罪の兆候がある」と検察が全力で抵抗していて、逃亡の可能性は無いとする弁護士の主張と真っ向から対立している。
ダニの母国ブラジルとスペインとの間に、犯罪者の引き渡し協定が存在しないため、逃亡後の確保が困難である事に加え、新証拠もまた保釈を厳しくする要因となっているようだ。
これは今後数週間の内に、バルセロナの裁判所で結論が出る模様。

妻はパリへ…

ダニの妻はバルセロナの家を去り、パリで生活をしているようだ。
ダニとの離婚は保留という形だろうか。
家はもうパパラッチにばれていて、家を囲まれている事にSNSで苦情を言っているそうな。

元妻登場

ダニの元妻は中々にパワフルな女性で、全力で「ダニが女性にひどい事ができる訳ない!」と擁護している。
元妻はかつてダニの代理人業をしていた人で、離婚後もダニとの友人付き合いは継続していて、現在も仲が良いようだ。
そして元妻の再婚相手は、現在のダニの代理人をやっているというので、未だ付き合いが深いのだろう。
そしてダニを擁護する為に、ダニとの子供二人を連れてバルセロナに引っ越してきたとか。

裁判官変更

part3で少し紹介した女性の担当裁判官が、裁判所の都合で変更された模様。
新裁判官も女性であり、特にダニに有利になるという事もないらしい。

感想

三週間ほど経ちました。
証拠は続々と揃ってきていて、明らかになる度にダニの状況は悪化しています。
やり手弁護士は証拠自体の信頼性を揺らしに来ましたが、時間稼ぎにしかならないような。
引き続き続報を待ちます。

今週は、突然のパワフル元妻の登場に驚きました。思わぬ所からダニの味方が登場しましたね。
記者会見で堂々とダニを擁護したようですが、バルセロナに家族総出で引っ越しまでした彼女が、今後どういった動きを見せるのか。
とりあえず、現代理人である再婚相手さんと共に、獄中のダニに色々助け船を出すのでしょう。
判決まで数年かかる、先が長い話なのですから、ダニにとってこういう存在は助かるでしょうね。

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