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インドシナ day3 弾丸突撃ミャンマー

そうだ、ミャンマーに行こう。
チェンマイの宿で放映していた某ジャパニーズアニメを見ながらのんびりネットサーフィンをしていると、こんな情報が。

**「無茶すればチェンマイから日帰りでミャンマー行けるで」 **

よし、行くかー。
という訳でチェンマイ郊外のバスターミナルから5時間かけて国境の街メーサイに向かうことに。早起きした分とっとと睡眠に入ろうとするも、途中タイ警察の検問に何度も起こされる。ポリスの腰にかかる自動拳銃が威圧的だ。怖い!
なお途中チェン「ライ」なる名前の街があった。ややこしいぞ。

↑メーサイ方面行きバス

↑ガサ入れにくるポリス

メーサイのバスターミナルからはトゥクトゥクに揺られ10分もすれば国境に。いきなり街中にドンと出てくる国境ゲートにテンションは爆上がりだ。ブースは現地人用と外国人用の2つに分かれており、日本パスポートを提示したら秒速でスタンプを押される。強いぞ日本パスポート。
ゲートを潜ると小さな川を挟んだ反対側にミャンマー側のゲートが控えている。徒歩で川にかかる橋を渡り、ミャンマー側のイミグレへ。

↑タイ側国境ゲート。現地人用と外国人用の2つのブースがある。

↑ミャンマー-タイ国境の川。日本のそこら辺に流れる川より小さい。

このメーサイから入るミャンマー側の街はタチレクというのだが、どうやらこの街含めた国境地帯エリアに入るのに特にビザなどは不要らしい。なんというガバガバな入国管理だろうか。僕は入国カードの二枚目をサラピンで提出したのにスルーされるし、そもそも入国のスタンプすら貰わずに入るやつも。(そのせいでミャンマー出国の時に揉めることに)

↑ミャンマー側国境ゲート。だいぶボロい上に管理がガバガバ。

初ミャンマーだが、タイとは全く違っている。タイ人が東洋系に似ているのに対し、ミャンマー人はどちらかというとインド系に近いような。街並みもタイと違って整備されておらず、テレビで見る途上国そのもの。なんせ国の顔たる入国ゲートに至っては天井が剥がれている。タイとミャンマーという日本からみれば途上国として纏めてしまえる二国の間にも明白な発展の差があったのだ。だがミャンマーの人々はみんな楽しそうだった。チップあげるともっと楽しそうだった。現金だ。

さて、タチレク近辺はかつてはこう呼ばれていた。

ゴールデントライアングル

トライアングルなのはここがラオス・タイ・ミャンマーの三国の国境地帯だからだが、なぜゴールデンなのか。
だってここはかつて世界最大の麻薬密造地帯。怪しいお金がワンサカなのでゴールデンとのこと。今ではだいぶ落ち着いたがそれでも一部エリアでは密造が続いているらしく、何度もおクスリを勧められた。恐ろしい所やで…

↑タチレクのメイン通りにあるゴールデントライアングルの看板。もはや隠す気ゼロ。

↑タチレクのメイン通り。数多のパラソルがインスタバエを誘うが、この下ではありとあらゆるガラクタが売られている。(麻薬含む)

さて、タチレクに入ってすぐ案の定タクシーの運ちゃんに捕まった僕は1時間100Bでタチレクを廻ってもらうことに(タチレクではタイバーツが使える)。なんせバスもないからね。
途中いわゆる首長族の村にも立ち寄ったが住民は観光客が来た時のみ首輪をするようで、僕が行った時は他に観光客がおらず、ほとんどの住民は首輪をしていなかった。もっとも人間博物館としての”作られた状態の”村に行く気はなかったので、住民のありのままの姿が見れて非常に有意義だった。小さい男の子と意気投合して怪獣ごっこもできた。運ちゃんには置屋(=風俗)行くか?と何回も誘われたが鋼鉄の理性を持った僕はUmm……Ahh……Ye……NO!!!ときっぱり断る。

↑カチン族の女性。首輪をしている。

至る所に見受けられるミャンマーの寺院であるが、なぜか仏像をLEDライトが覆っている。いやいやいや、道頓堀かよと。日本の寺に慣れた身からすればありがたみが9割減である。やはり東大寺がナンバーワンやね。

↑ミャンマーの仏像。LEDピカピカだ。

そしてここからがミャンマーにおいて最も重要なことなのであるが、ミャンマーの女の子はドチャクソ可愛いということである。中年以上になるとKONISHIKIとか曙みたいなモンスター級が出現してくるのだが若い子は皆さん目がクリクリしてらして非常に可愛らしい。素朴そうなところもプラス1000点だ。これがオリエンタルビューティーなのか。鋼鉄の理性を持つ僕でなければ大変なことになっていただろう。

僅か数時間ではあったが確かにミャンマーの地を踏みしめた僕は行き同様にバスで5時間かけてチェンマイへと帰っていった。行きも感じたことだがタイの道はガタガタで揺れまくる(さすがにミャンマーとくらべたら天国レベル)。尻が割れまくって九尾の狐レベルになるぐらいには揺れていた。

チェンマイに帰還してからはサタデーナイトマーケットとやらへ。昨夜のナイトバザールとは別物だが概要は大体同じ。ひたすら長い一本の露店市が続いていたが、昨夜と違いニューハーフもおらず、ナイフとかメリケンサックを売ってるわけでもなく平和な市であった。ただこちらは物乞いの人が至る所におり、華やかさと貧しさが平然と組み合わさっている様子にはビックリだ。
そんな中の僕は大阪生まれの血を活かして”ひたすらに値切ってやるべw!!”とテンションMAXだったが、値切る度にこの世の終わりのような顔をする店員のおばちゃんの仔犬のような瞳に撃沈する。

↑サタデーナイトマーケット

↑Japanese sushi!!! 明らかに地雷臭が

↑某キャラのパチモン。微妙に違うからセーフ…?

明日は昨日捕まったタクシーの運ちゃんに連れられて観光する約束なのだが財布を見るとどう見ても足りない。なんだかんだで(主にニューハーフショーで)散財していたようだ。とりあえずガンバロウ

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