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『目標を高く持つ』

経営者として成功を収めるためには目標を高くもたなければならない。


”あなたは高い目標を持っていますか?”

 

と聞かれて僕は、ハッキリとこうです!とは言えなかった。


あなたはどうですか?

もし、あなたが経営者として成功したいと思っているならば、目標は高い方がいい。高い目標とは、ちょっと頑張れば達成できるものではいけません、あなたがそれを周囲に言った時、クスクスと笑われて絶対無理だよ、失敗するよと言われてしまうような、”非常識なもの”がいい


僕自身、最初それを聞いたときは簡単に受け入れられるものではなかった。

大きな目標を設けて達成できなかったら、、、非常識で笑われるのは嫌だな、、と不安な気持ちになった。


しかし、本書にて柳井さんはそれがなぜなのか非常にわかりやすく言及している。



経営者として成功するためには、イノベーションを起こす必要がある。イノベーションとは技術革新のことであり、イノベーションを起こすために高い目標設定が不可欠になるということだ。


では、なぜイノベーションを起こすために高い目標が必要なのか?



それは、本書に書かれている柳井さんの文が非常にわかりやすかったので引用させていただくと、



「既存の延長線の発想では大きな目標は達成できない」からだ。


簡単な例を挙げてみると、

あなたはドーナツを作りお店で1個当たり300円で売ろうとしている。目標は月に60万円分を売り上げる事とし、1個300なので2000個売れば達成できる計算だ。そこまで難しい目標ではない。

次に100万円売り上げる事を目標とする。これはかなりの努力が必要になるが不可能ではない、がんばれば達成できるレベル。

では、そのドーナツで1000万円売り上げるとなるとどうだろうか?

既存の考え方では到底追いつかない目標である。そこでこの目標を達成するために必要なことは、”明らかな発想の転換”である。

これが既存の延長線上から外れるということだ。


例えば、お店の販売と平行してネット販売を始めるとか、何かのスポンサーになるとか、、、

この時に必死になって既存の延長線上から外れる為に試行錯誤することが必要な事である。

そして答えが出れば、思い描いた事を実行に移す。できる方法を探し、できるまで実行する。



その結果イノベーションが生まれ、そのイノベーションが顧客を作り出し、掲げていた目標を実現させてくれる。




日本マクドナルドの創業者である藤田田さんの話がまさにこの通りのストーリーである。彼は日本にマクドナルドを作ろうとした時たくさんの人に笑われたそうだ。絶対うまくいかないと。当時日本は日本食を食べる文化が根付いていた。ご飯と味噌汁が当たり前で、ハンバーガーなんか誰も食べないと言われたそうだ。しかし田さんは緩まず、そこで自分を曲げず強い信念でどうすれば日本人にも食べてもらえるかを考えた。その結果銀座の一号店は大反響だったそうだ。



今となっては誰もが知る外食チェーンの王道であるマクドナルドも最初は笑われるような目標だった。

そう考えると人に笑われたからといって自分を曲げなくてもいいんだと思えた。

むしろ笑われてからが勝負だと思った。



高い目標を掲げ、それに挑戦する。

この事からイノベーションは起き、顧客は創造される。





柳井さんのこの本はとても面白いし経営者を目指すのであれば読むべきだと思う

また藤田田さんの「ユダヤの商法」は先程の話がもっと深く書かれているので読んでみてほしいです。




最後まで読んでいただきありがとうございました。

この本の別の章もここにアウトプットする予定なのでぜひまた読みに来てください。








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