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REGENERATIVE LEADERSHIP

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2023年7月の記事一覧

協生農園、夏

協生農園、夏

春日部にあるお茶農園の一部をお借りして、地域の方々と共に畑で協生農法を行っています。生命力あふれる記録です。

協生農法は畑の土の中をかき混ぜない、耕さない農法です。
協生農法マニュアルを読み解く〜第1章 総論「協生農法の定義」〜 | すずなり農園 (suzunarifarm.com)

私たちは昨年の秋分の日から始めました。
畝を作り、果樹を植えて周りに丸く苗や種を混生で植えました。
お借りする

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稲は多年草

稲は多年草

稲の多年草化栽培に参加しています。写真は5月に再度出てきた稲の芽です。
冬季にも水を流すことができる田んぼでは稲を多年草として育てることができます。冬でも多くの生物が生息できること、田植えがいらないこと、土をかき混ぜないので土中環境が保たれるなどの特徴があり、種ではなく地下茎で増えることもわかってきました。
自然に次々と芽が出るので刈り取りは実ったところから手作業で行います。
今の日本では多くの田

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生命の網のなかの資本主義

生命の網のなかの資本主義

生命の網のなかの資本主義
ジェイソン・W・ムーア著 
訳者 山下範久/滝口良 2021年

とてもしっくりくる内容でした。
以下に、一部を引用します。
稲の多年草化栽培と協生農法に関わっているので、関係する事を書きましたが、この本の内容はもっと本質的に深く全体を見て書かれています。
いいと思われたら、ぜひこの本を読んでいただけましたら幸いです。

すなわち文明を人間存在だけからなるものとみないで、

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