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らせん流金城みどりさんとの対談を終えて

昨日は、らせん流®︎ナビゲーターである金城みどりさんとのインスタライブ2回目。

らせん流とは
https://www.google.co.jp/amp/s/amp.amebaownd.com/posts/12904457

『身体と心』をテーマに約1時間半お話しした。

その中で気になる点をいくつか書いておきたい。


■自分の中の快を見つける
これはらせん流の中での大事なポイントとの事。武術の身体運用でも、不自由な状態から如何に自由になれるかが鍵だ。例えば、手を押さえられたら当然窮屈だな、不自由だな、何とかしないと、となる。押さえられたら手を無理に振り解こうとすると、力みが生じて不自由さの中でもがく。身体が捉われなくいられると、押さえられている手が気にならなくなり結果として振り解ける。不自由から身体感覚を探り、自由を探究する。自分の身体に向けてのアプローチもそうだ。動かしたりストレッチしたりする時に、詰まっている所をガシガシやってしまえばかえって身体はガチガチになってしまう。身体と対話しながら心地よい自分にとっての快を見つけて動いていくと、自ずと詰まりは解消されていたりもする。みどりさんもお話しされていたが、頑張り癖がある方ほどドンドンやって無理をしてしまい、後になって大変な事になるらしい。らせん流の快の考え方で頑張り癖が見直されたそうだ。私も無理をしている時は、身体がそれ相応の反応で教えてくれる感じがある。


■経験を味わい身体感覚を育む
経験してそのままではなく、経験を味わい噛み締めてみる。経験といっても動いてみる、それだけでも立派な経験。どんな感じがしたか、どう感じたか。味わって言葉に出してみたりアウトプットする。すると、今まで思ってもみなかった事が自分の口から出たりする。学びや感覚が深まっていくのは、インプットとアウトプットの繰り返しが螺旋状に展開していくから。アウトプットの際はしっかり考えてから話すというより、口から出たまま(出任せと言っている)に任せる事が大事と感じる。


■分からないを大事にする
分かった気にならない。分からない事を理解しようとする事は大事だが、分からない事を分からないまま寝かせておく事も大事。身体感覚や思考も発酵して、ある日ある時に分からなかった事がストンと腑に落ちたりする。身体の世界となると、特に知識が先行してしまうとうまくいかない時がある。ここもバランスなのだが、なんで分からないんだー!ではなく、分からないから面白いんだよなぁくらいの感じでいた方が面白い。


■中庸について
バランスを取るために、常に真ん中に居続けようとするのは変化がない。極端の文字通り、端に行ってまた反対側の端に行ってと、揺れ続けながら結果として中庸にいる感じが人間的。シーソーもずっと真ん中で動かなかったら面白みも何もない。


このような感じで話は進んでいった。

何より、それぞれの想いやどういった気持ちで活動しているのかを話せて良かった。

みどりさんありがとうございました!

そして、ご視聴下さった皆様もありがとうございました!

インスタライブの様子は


から期間限定で見られますので、気になる方はお早めにどうぞ。

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