マガジンのカバー画像

稽古録

11
運営しているクリエイター

2020年9月の記事一覧

技法と新たな出会い

本日は某所にてプチ稽古会を開催、その後、施術を受けさせて頂きました。



稽古会は、1つの形となった接触技法を中心とした内容をお伝えしました。


対立の触れ方、繋がる触れ方
捉え方
重心移動
自分と相手(人、物、空間、重力など)との関係性
寄り掛かる依存と寄り添う調和


などを独自の術理を通してお伝えしました。

参加された方が施術家の方だったので、何かの参考

もっとみる

雲山での稽古

本日の雲山稽古。



空間の認識から、押さずに伸ばす、接点軸と中心軸の稽古などを行いました。




お互いの間合いを感じてみる。

ついつい何でも目で追ってしまいがちですが、間という視点で捉えると感じ方が変わってきます。つまるところ、肌感を練る稽古でもあります。

後ろは目で見えないので、より背中の気配を感じるように感覚を向けなければなりません。嫌な感じがするところ、

もっとみる

音の響きと身体

身体について日々研究していると、本当にまだまだ知らない事が多いと痛感します。



それは知識もそうですが、ほとんどは感覚。



つい先日も、とあるホールでヴァイオリン等の演奏を聴いたのですが、ある瞬間に「あ、音が背中へ流れてくる」と感じました。



普段ヘッドホンやスマホで音楽を聴くとハッキリと耳!耳で聴いているのを実感しますが、ホールなどで聴くと空間が上手く作られて

もっとみる