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こんぴらさんの門前町の温泉|香川県・琴平温泉

正式名称:ことひら温泉
エリア:四国 所在地:琴平市
特徴:金比羅宮のおひざ元にある門前町の温泉
その他: 由緒ある温泉旅館が立ち並び、参拝と温泉を楽しめる観光地


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こんにちは、若手温泉ソムリエの西岡です。

お遍路さんとう言葉を聞いたことある方は多いのではないでしょうか。四国には、約1200年前に弘法大師である空海が災難を人々に降り注ぐのを除くため開いたのが四国霊場、いわやるお遍路さんの起点です。

そんなお遍路さんに並ぶパワースポットとして知られるのがこんぴらさん参り。古くから「さぬきのこんぴらさん」としつ親しまれて長い階段が続く参道が有名です。

そんな、こんぴらさんのお膝元である琴平温泉についてご紹介します。


こんぴらさんのお膝元「琴平」温泉ってどこ?

こんぴらさんで知られる金比羅宮があるのは、さぬきうどんで知られる香川県の中讃エリアにあります。香川県には、高松空港へ羽田もしくは成田から就航しており1時間弱で行くことができます。

高松からは、ことでんという県民にも愛されてる地域密着型の電車に乗り琴平駅に約20分。駅を降りると、こんぴらさんとお膝元の琴平温泉へまではすぐそこです。

"ことでん"は、香川県高松市を中心に運行している路面電車の愛称です。高松市内を縦横に走る路線や観光地を結ぶ路線などがあり、地元の交通手段として親しまれています。また、観光客にも人気があり、高松の街並みや風景を楽しみながら移動できます。

(筆者撮影)


1368段の階段を登った先には…

琴平温泉温泉からつながる参道には、もちろん”うどん県”だけありうどん屋さんからインスタ映えしそうなデザートやアイスクリームなどを出しているお店までもありました。
うどん屋さんには歌舞伎役者たちのサインが飾ってあるお店だったり、江戸時代の情緒を感じる外観のうどん屋さんなどがあります。

歩きを進めると、参道から神社に向かって右側にまるで名作「千と千尋の神隠し」の物語の中に出てくるような風格がある趣を感じる旅館があります。名前は、「敷島館」といい江戸前期創業の旅館です。

現在は、その時の姿を再現しドーミインなどで知られる共立リゾートさんが運営しています。時日がたった今も、多くの人を魅了されています。


表参道の先には、金毘羅宮の名物「長い階段」があります。参道のお土産屋さんには「木のつえ」が売っているお店もあるんです。

本宮までの785段の石階段(石段)を登っていきます。静粛な雰囲気の門があらわれます。それが大門。
ここで785段の階段の約半分を歩いたことになります。

(筆者撮影)

さぁ後半戦です。大門を抜けると、金毘羅宮の境内に入り道のりに歩きます。歩き進めると、こんぴら狗の像 があります。

金毘羅宮のホームページによると『”こんぴら参り”と記した袋を首にかけた犬が、飼い主の代参をすることもあったのです。』と記載があり、役割を立派に果たしたお犬さんをあらわしたものです。

最後に急坂の階段を登れば本宮です。終わった!と思った方!!、この先に奥社へ続く583段の階段がさらに続いてるのです…。
ただ今日は疲れたのでここまでにしときましょう...


本場のうどんを工場直送で!

金毘羅宮を登りお腹が空いたら、本場のうどんを食べて癒しましょう。
参道には、多くのうどん屋さんが並びますが私がおすすめするのが工場直送のうどん屋さんです。
参道にもご出店されている「こんぴらうどん」さんの本社工場併設店になります。

行き方は、参道のこんぴらうどん(正式名称:こんぴらうどん参道店)の手前の路地を右に入ります。そこから5分ほど歩き進めると小さなうどんの工場がありそこがお店です。

本場のうどんは、お値段もお安く500円くらいとは思えないですよね。
ワンコインで本場のうどんをご堪能してみてはいかがでしょうか。

お店では、うどんをお土産に買っていくこともできます。いろんなうどんが並んでいましたが、私はお得なセピアを購入しました(笑

(筆者撮影)

そして、別のうどん屋さんにハシゴをするっていうのも香川県ならではの観光の楽しみ方ではないでしょうか。それぞれうどんといっても、醤油をそのままかけたものや、ぶっかけ、鍋焼きなど様々なうどんがありお店によって味やコシが違うので食べ歩きを楽しむことができます。

(筆者撮影)


こんぴらさんの温泉テーマーパーク

さて、お待たせしました!
金比羅さんのお膝元である、琴平温泉のおすすめのお宿についてご紹介します。私がおすすめするのは、琴参閣 です。

琴参閣は表参道から琴電の琴平駅に向かって歩くと大きくたたずんでいるお宿。実は、先にご紹介をしたこんぴらうどんのお店の近隣でもあります。

讃水館と飛天館の2つの建物からなる、大型に老舗旅館です。
名物は、なんといっても多彩な温泉。
温泉のテーマーパークとも感じるくらいのいろんな温泉に入ることができます。

なかでも、飛天館にある飛天宿泊者専用・展望風呂「八雲の湯」からは金比羅さんの参道を一望することができ、どこか城下町を見下ろす殿様になった気分になります。
歴史を感じながらお湯に浸かる、温泉の醍醐味の1つではないでしょうか。


また、大型旅館ならではの施設の充実度は高いです。
昔、あの時行った旅館にそっくりと感じる方も多いのではないでしょうか。

ラウンジからは日本庭園を眺めながらお茶を飲んだり、琴参道と呼ばれるエリアではこんぴら情緒を感じる調度品を楽しむことができます。


今回は以上です!

金比羅さんのお膝元、琴平温泉は多くの人がいろいろな思いを持って、訪れることでしょう。
そんな門前町の温泉旅にぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。




【参考サイト】
・ことひら温泉 琴参閣【公式】
・琴平町観光協会 こんぴら へおいでまい | 古き良き文化の町ことひら
・【公式】ことひら温泉 御宿 敷島館 | 共立リゾート - ドーミーイン


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