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幸せについて考えてみたくなる。自然と共存する国"ブータン"への旅

旅好きコミュニティTABIFLEEEEEK(たびふりーく)のKuniです。
今日の記事は、帰国ほやほやの旅の記憶です。

TABIFLEEEEEKにいるとリアルタイムで旅の熱量を感じることができるのですが、なかなか普段の生活をしていると、他の人の旅話を高い熱量で受け取ることって難しいですよね。今回はHISネイチャーワールドの旅に参加されて帰国したばかりのお二人にお時間をいただき、ほやっほやの情報を共有していただきました!旅の思い出を自分だけの宝物にするのもいいですが、シェアすることで感動も倍増するかも!?「旅アト交流会」実は今回初開催だったのですが、本当に素敵な時間でした。それでは記事に美しい写真を添え、皆様にお届けします。


今回お話を伺ったYさん。"ブータンを選んだ理由はあまり長期間の休みが取れなかったので、なるべく日本から近く、行ったことがなくて、なかなか行けない国を選びました!"とのこと。元から興味のあった国だったそうで、実現できてよかったです〜( ´∀`)

世界一着陸困難な空港

飛行機の着陸が、世界一難しいと言われているパロ国際空港。日本からは直行便がないため、バンコクで乗り換えました。着陸する時に山間をぬって飛んでいくのですが、右左振られ、旋回も激しく、これはサービスで?乗客を喜ばせるためにアトラクションのようにしているの?と思ったほどだったのですが、ガイドさんに聞いたところ、通常運航だったそうでびっくりしました。普段酔わないのですがこれはジェットコースターのようで衝撃でした。

ロイヤルブータン航空

迎えてくれたブータン空港

このお写真、空港なんです。美しいですよね!標高が高く、空気も澄んでいました。建物は国王の意図を反映しており、すべての建物が近代化しすぎず、国がルールを決めて伝統的な建築ルールが守られているそうです。

旅のはじまり

ブータンの移動中の風景。標高の高い山岳地帯で、標高は約2,000~2,400m程度です。空を近くに感じますね。

唐辛子大国 ブータン

お食事は基本"辛い"です。唐辛子の味付けというより唐辛子をメインの野菜として使うのがブータン流。味付けは基本的に塩、香辛料はあまり使わないそうです。
一番辛かったのが、(写真右下)唐辛子とチーズを和えた"エマダツィ"。観光客用に少し味付けがマイルドになっていて、美味しい程度に辛かったです。内陸の国なので、主食の米に加えて乳製品、タンパク質のお肉、どの料理もチーズで味付けされていることが多かったです。写真にある焼きそばは日本人向けに出してくれたものなので伝統料理ではなさそうです。真ん中の雛豆のスープは見た目が赤くないのに二番目に辛かったです。

続いて、ガイドさんがアレンジしてくれたレストランにて。餃子がびっくりするくらいの辛さ!1つの餃子を30分くらいかけて食べるほどの辛さでした。現地の運転手さんは食べていなかったので全員が辛いものが強いということでもないのでしょうか・・( ´∀`)写真に見えているポットのような木の器は保温効果もある手作りのもの。

バター茶"スジャ"も体験。煮立たせた茶葉にヤクのミルクで作られたバターと塩が入ったもので、ここにシリアルを入れていただきます。好みは分かれそうですが、日本でいうお茶漬けに近いかと思います。

首都 ティンプー

首都の建物も高さ制限があり(色も含めて)、近代化しずぎないように国が管理しているそうで、非常に美しい景観です。見えている範囲が首都です。

個人的に面白かったのが、"王宮"というと国の象徴として大きいものを想像していたのですが、ブータンの場合はあえて平地より低い場所で王族が生活をしているそう。理由は高い位置だと生活が丸見えになり安全上問題があるるとのことで、川のそばの盆地に建っています。さらにプライバシーが守られるように、大きくない家に住んでいるそうです。自然と一体化しするように、茂みの中にひっそりと。

巨大な仏像 クエンセルポダン
メモリアル・チョルテン

ロペサ村

ヒマラヤの奥深くに位置する王国ブータンでは、悪霊を退散させるシンボルとして太古から、家の壁面に男根が描かれてきたのですが、このお寺もその1つ。

古都プナカ

  「ゾン」と呼ばれる城塞建築。政治の行政機関でありながら、宗教の中枢も担う重要施設"プナカ・ゾン"。これはブータンで最古のゾンであり、建てられているのが中洲なので、地盤が脆そうなイメージを持っていたのですが、そうではないそうです。外観も自然と調和していて美しいです。

中庭はこのような感じ。

装飾の美しいこと!さらに建物の奥に広がる大自然、このコントラストが素晴らしかったです。

プナカ吊り橋から小さな村へ。この国旗のような布は仏教のお願い事が書かれているお経で、風になびくことで風に呼んでもらえて、天まで届くという思想だそうです。

気になっていた、アマンリゾート"アマンコラ"の1つを見学させてもらいました!

ブータンのお食事も慣れてきました。

わんちゃんの可愛さは世界共通・・!お昼寝が気持ちよさそうです。

絶景に建つ、ブータン国立博物館

小さなお坊さんたちが可愛らしくて、思わず写真を撮らせてもらいました。

パロ渓谷の断崖絶壁にそびえ立つタクツァン寺院

ブータン式のお風呂、石焼風呂(火で炙った石でお風呂を温める)も体験してみました。よもぎを浮かせたお風呂で、石は1回おかわりしただけですが温かくて気持ちよかったです。この伝統的なお風呂は観光客に人気が高いのですが、ブータンを最も訪れるインドの方はこのよもぎを好まれないそうです。

ブータンは伝統的に床でご飯をいただくので、その様式も経験させていただきました。本来は箸やスプーンなども使わないそうです。

地酒(日本でいう焼酎のようなもの)もいただきました。この容器はとっくりの役割、もちろん手作りです。そしてブータンの文化は、飲み切ったものをもう一回飲んでもらうのがおもてなしということで、1杯飲み終わってももう1杯出てきました。

こちらの方はスマホ以外、生活に必要なものはすべて手作り。ブータンでは山を登るという言葉はなく、山は歩くものと考えられており、脚力も鍛えられているそうです。楽しかったブータンの旅もこれで終わりです。

"仏教の国なので宗教のお話がすごく出てくるのですが、仏教といってもいろんな種類があることを学びました。今回の交流会、次回の旅先を検討していた中で、もうお一人のガラパゴスのお話がすごく参考になり、行きたくなりました!また参加してみたいです〜"と嬉しい感想をいただきました。

すべてiPhoneで撮影されたという美しい写真の数々。なんて素敵な国なのー!とワクワクしました。ありがとうございます。(時期:2024.3月頃)

編集後記

自然と共存する国で幸せについて考えてみたくなる。"ブータン"の旅 いかがでしたでしょうか。日本の長野に近いような?どこか日本らしさを感じられるような空気感だそうです。国をあげて自然を守り、必要以上は作らない、消費しない、求めない、まさに今、先進国が頑張って取り組もうとしていることブータンはずっと実現してきてるのですよね。自然との共存ですね。さて、次はどこへ旅されるのでしょうか。またお話し聞かせてください。

今回参加されたネイチャーワールドのツアー、こだわりが詰まっていて見ているだけでも楽しいのでぜひチェックして見てください。

ブータンの向かう方向性、非常にわかりやすい記事・旅行記を見つけたのでこちらに紹介しておきます。

そしてTABIFLEEEEEKメンバーの話を聞いていると旅欲が高まってしょうがない!ぜひ交流いただけたら嬉しいです。


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