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四国 観光列車「しまんトロッコ」で四万十川の風景を堪能!

旅はお好きですか?旅好きが集うオンラインサロンTABIFLEEEEEK(たびふりーく)管理人Kuniです。

日本各地、世界中を旅されているメンバーさんのタビサキのストーリーを記事で紹介いたします。

旅の話が尽きないTABIFLEEEEEKです。みなさん観光列車第二弾お待たせいたしました。初回は四国「伊予灘ものがたり」を紹介いたしました。第二弾も四国の「しまんトロッコ」です。"トロッコ"と聞いただけでトーマスの世界?ワクワクしちゃうのは私だけでしょうか。では、出発進行〜♪

今回の旅プランを教えてくれたのはメンバーのAさん。実際のルートを丁寧に紹介されているこちらの動画も、合わせてご覧ください( ´∀`)。


予土線三兄弟の長男 しまんトロッコ

愛媛県・宇和島に来ています。これから予土線三兄弟の長男「しまんトロッコ」に乗車します。ちなみに予土線三兄弟の次男は「海洋堂ホビートレイン」三男が新幹線を模したデザインの「鉄道ホビートレイン」です。

途中駅までは普通の車両(写真の奥側)に乗車し、途中からトロッコ車両に移動します。トロッコ部分は貨物列車を改造している雰囲気の列車になっています。テーブル付座席で、全席指定席です。

いよいよ乗車!
"SHIKOKU RAILWAY COMPANY(=日本語名JR四国)"と車両に書いてあります。トロッコ部分含め、デザインは鉄道デザイナーの第一人者の"水戸岡鋭治"さん。

ロゴマークはSHIMAN TOROCCOの頭文字のSTです。

9:33 宇和島駅発 観光列車「しまんトロッコ」

大正3年に開業した前身となる宇和島鉄道では当時この急勾配を登ることができず、度々列車が立ち往生していたそうです。草を掻き分けて走っている状態で、草や小枝が車体に接触する音が聞こえてきます。都会の鉄道に慣れていると、こんな状態で走らせていいのだろうかと不安になるほどでした。

駅舎がない無人の駅の務田(むでん)駅を通過し、愛媛県有数の米の産地である宇和島市三間町(みまちょう)を通って行きます。ここはかつては伊予吉田藩の穀倉地帯であり、今日でも三間米(みままい)の産地として知られています。美しい田園風景ですね〜!

今回乗車している「しまんトロッコ」は終点まで約2時間半かかるので、何か食べるものを買っておいた方が良いかと思います。

今回の私の列車旅のお供は宇和島駅で購入した「大番」。

左手に美しい景色が見えてきました。

さて、ここから沈下橋がたくさん現れます。沈下橋は増水時に川に沈んでしまうよう設計されています。

真土(まつち)駅と西ヶ方(にしがほう)駅の間で愛媛県と高知県の県境を越えたことを汽笛で教えてくれます。

10:42 江川崎(えかわさき)駅発 ※トロッコ車両へ乗換 

トロッコ車両の指定席へ移動し、出発です。

窓がないので、トンネルを抜ける時は大迫力です。まずは、進行方向右側に四万十川が見えてきました。江川崎駅から土佐大正駅間は蛇行する四万十川を串刺しにするように線路が敷かれており、進行方向のどちらからでも四万十川を見ることができます。

四万十川を串刺しにするように線路が敷かれている↑

半家(はげ)駅を通過。半家というのは、この地に住み着いた平家の落人(おちうど)が源氏方(げんじかた)の追討を逃れるために「平」の横線を移動させて「半」にしたと言われています。

左側にも日本三代清流の1つとされている四万十川が見えてきました。

川向こうの斜面には民家が建ち並んでいるのですが、個人的にはここの景色がとても素晴らしいと思いました。

昭和大橋も見えてきました。同じ名前の橋が福島県、新潟県、群馬県、広島県など各地にあるそうです。

これだけ近づいてみると、欄干(柵)がないことがよくわかります。

人がいるのが見えますが、柵がないのでここの上を歩くのは勇気が入りますよね。

土佐大正駅発 トロッコ車両から通常車両へ移動

大正天皇の即位を記念して大正3年に大正村と改称され、それが駅名になったそうです。通常車両に移動してからは速度がだいぶ上がりました。

余談・・
伊予線の駅名を使い、「若い(若井)と言われ喜び、ハゲ(半家)と言われて怒り出す。大正(土佐大正)、昭和(土佐昭和)があって、なぁーせ(何故)明治がない」と地元で謡われているそうです。

佐賀取水堰(しゅすいせき)が見えてきました。佐賀はかつて高知県南西部にあった町の名前です。

四万十くろしおラインが合流

四万十川沿いを離れ、そろそろ窪川(くぼかわ)駅です。窪川駅は四万十町の代表駅となっています。JR四国の土讃線と、土佐くろしお鉄道の中村線の2路線が乗り入れています。

というわけで終点「窪川駅」に到着しました。実はこの後、別の観光列車「志国土佐 時代の夜明けものがたり」に乗車予定なのですが、今回のストーリーはここまでです。四万十川の美しい景色や四国の自然豊かな風景を楽しみながら、ゆったりとした時間を楽しむことができました。

まとめ

四国 観光列車「しまんトロッコ」で四万十川の風景を堪能!お楽しみいただけましたでしょうか。観光列車は列車そのものも個性があって素敵な上に、乗ってるだけでいろんな景色が堪能できるのが最高ですね。旅のプランに加えてみてもいいかもしれないですね。次はどんな旅をされるのか、またお話聞かせてください。

今後もたくさんのみんなのタビサキを紹介させていただきます。

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