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「伊予灘ものがたり 八幡浜編」に乗車!下灘駅からの眺めを楽しむ

旅はお好きですか?旅好きが集うオンラインサロンTABIFLEEEEEK(たびふりーく)管理人Kuniです。

日本各地、世界中を旅されているメンバーさんのタビサキのストーリーを記事で紹介いたします。

旅の話が尽きないTABIFLEEEEEKです。みなさん観光列車*をご存知でしょうか。乗ること自体が目的となるような列車、どんな体験ができるのか、一度は経験してみたいですよね。今回は愛媛県の美しい海岸線を走る「伊予灘ものがたり」の旅を紹介していただきました。出発進行〜♪

*「観光列車」とは一般に、『旅行をするための移動手段として鉄道を利用するのではなく、鉄道に乗ること自体が旅行の目的となるような、通常の列車とは異なる魅力的な外観や内装をもつ列車のこと

鉄道総合技術研究所「鉄道技術用語辞典」

今回の旅プランを教えてくれたのはメンバーのAさん。実際のルートを丁寧に紹介されているこちらの動画も、合わせてご覧ください( ´∀`)。


13:20 松山駅発 観光列車「伊予灘ものがたり」

今回は愛媛県スタートです。JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」に乗車します。

オレンジの色は沿線に降り注ぐ太陽や、愛媛の名産であるみずみずしい蜜柑をイメージしているそうです。

車内は4名まで利用できるボックス席など、さまざまなシートタイプが用意されています。今回予約したシートは1A。ちょうどお昼の時間帯なのでランチ(伊予灘ミニコース)を予約しておきました。

地ビール、伊予栗の焼酎、飲み比べセットなどドリンク類も充実。さらに、宇和島名物じゃこ天、愛媛の銘菓坊っちゃん団子、大洲の名物志ぐれなども揃っています。

スタッフや駅員の皆様に見送られて、松山駅を出発します。

車内にはこのようなモニターが設置されており、前方の景色を見ることができます。

ランチをいただきながら・・・

せっかく愛媛に来たので、こちらを車内で購入しました。

早速、ランチコースがはじまります。

伊予灘ミニコース:秋人参のポタージュ、栗のムース、クルミとチーズの生ハム巻き、サバのポワレ、柚子香るカボチャのピューレを添えて、門田(かどた)特製ローストビーフ、海老とクネルのナンチュアソース、里芋とベーコンのグラタンバゲットを添えて、食後のコーヒー

松山自動車道の手前で、列車は「愛ある伊予灘線」へと入っていきます。

谷本蒲鉾店さんは1916年(大正5年)創業の老舗!いただくのが楽しみです。
車窓からの景色を楽しみながらお食事をいただいていると車内放送でそろそろ伊予灘が目の前に広がるというアナウンスが流れてきました。

今回乗車している「伊予灘ものがたり」は松山から八幡浜まで、伊予灘を眺めながら走ります。目の前に伊予灘の穏やかな景色が広がります。

ここからしばらくは、伊予灘の海岸線に沿って走っていきます。

そろそろ下灘(しもなだ)駅へ到着です。約10分間の停車があるそうです。奥には屋代島もくっきりと見えてきました。

下灘駅

青春18きっぷのポスターにも何度か使われている有名な駅。

駅舎は開業当初からの木造建築を改装しながら残されています。

トリビア①足元を見ると、ホームに現役の白線の他に、かすれた白線が
地元の方のお話だと、今は線路は1本だけなのですが、昔は両側に線路が通っていたそうで、白線はその名残だそうです。向井原駅ー内子駅間の新線開業後に駅舎側の線路が撤去されました。

トリビア②駅名標(看板)は要望が多かったため、改札口向きも作られた
元々、看板は海側を向いていたそうですが、ポスター撮影用に改札口向きに付け替え撮影され、撮影が終わると同時に元に戻されました。しかしポスターと同じ写真を撮りたいという要望が多く、改札口側にも看板をつけたそうです。

車内に戻ると、飲みかけのジュースにラップで蓋をしてくれていました・・細かい気配りです。地元の皆様の見送りを受けながら、下灘駅を出発です。

ランチ再開・・・

本村川橋梁(ほんむらがわきょうりょう)です。寄せては返す波の様子を見ることができます。鉄橋は地上から約18メートル、5階建てビルの高さがあるそうです。そのため地上から浮かんで走っているような感覚を味わえます。

さて、ランチの続きです。

続いて通過するのは喜多灘(きたなだ)駅。ホーム上に大洲市と伊予市の境界線があります。

この後列車は、大洲市へ入っていきます。大洲市に入ってからもしばらくは伊予灘を眺めながら進んでいきます。

所々で、地域の方々が見送りをしてくださっています。

ランチコースとは別に初代伊予灘ものがたりから引き継がれる人気スイーツを注文してみました。そうなんです、実は今乗っているのは、リニューアルされた2代目「伊予灘ものがたり」なんです。

五郎駅を通過します。

駅の無人化後は地元有志がこれを継続しているらしいです。続いては伊予大州(いよおおず)駅へ到着です。こちらの駅で下車することも可能です。

さて、伊予大州駅を出ると大州城が見えてきました。復元城郭として、大州の象徴として根付いています。城に観光へ来ている方、船からもこちらへ手を振ってくださっています。

伊予平野(いよひらの)駅でしばらく停車後、トンネルを抜けて八幡浜市へと入っていきます。

そして、アテンダントの方からなんとサプライズでカードもいただきました!そして終点の八幡浜駅へ到着です。

穏やかな伊予灘の風景、地元の方々からの歓迎を堪能しました。下灘駅は予讃線でも特に美しい景色を誇る場所の一つなので一生に一度は訪れるべき場所と言われる所以がわかります。
(今回の旅は2023年10月頃)

番外:逆ルート(道後編/夕方発)の情報も・・

旅好きコミュニティさすがです、逆ルートの情報も別のメンバーから入ってきました。八幡浜発松山行き、伊予灘の菓織箱(アフタヌーンティー)がついたルートです。こちらの場合は夕方の時間帯なので、夕陽に染まる列車が拝めるそうです。こちらもまたいいですね〜!

伊予柑の紅茶付きアフタヌーンティーセット

まとめ

「伊予灘ものがたり 八幡浜編」に乗車!下灘駅からの眺めを楽しむ お楽しみいただけましたでしょうか。観光列車は一過性のブームに終らず、今も大人気の観光スタイルの1つです。皆さん全国で何種類くらいあると思いますか?なんと150種類(内、四国は15種類)もあるそうですよ〜!もうこれはどれかに乗るしかないですねぇ。もはや移動手段ではなくエンターテインメントの旅のですね。次はどんな旅をされるのか、またお話聞かせてください。

今後もたくさんのみんなのタビサキを紹介させていただきます。

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