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【フランス自転車旅2日目③】アンボワーズのサンデーマーケット

2022年9月11日(日)
現在地:Amboise(アンボワーズ)
本日の距離:30km(Tours→Amboise)
天気: 曇り16/24℃
 

フランスのTours(トゥール)からOrléans(オルレアン) までLa loire á véloという自転車道路を通って5泊6日の自転車旅中。現在はアンボワーズに到着したところ。

前回はこちら↓




12:00 アンボワーズのサンデーマーケット

トゥールからLa loire á véloの自転車道路でアンボワーズにたどり着いた。アンボワーズの広場ではサンデーマーケットが開かれていた。

洋服や、生活用品などが並び、野菜やチーズ、ワインなどいろいろ揃っていた。
色とりどりの石鹸。買って帰りたいけれど荷物が増えるので断念。
 ドライソーセージ。長期保存が可能なので、田舎に住んでいる人たちには人気なのかな。花束を抱えるように編み込まれたガーリックを持っている人がいた。おしゃれだ(笑)

旅中、平均5時間以上自転車を漕いでいるとお腹が減るのが早くなる。普段は朝ご飯なしの2食生活だが、自転車旅中はしっかり美味しく3食食べれるのが嬉しい。


ランチに何か食べようと探していた所、美味しそうなオリーブを発見。

ガーリック&ハーブのオリーブ漬け。
自転車で疲れた体に塩分補給として丁度良い。

100gから売ってくれたので早速購入してみた。現金オンリーな所がほとんどなので、小銭を持っていて正解だった。2ユーロしないぐらいだった。

 何世紀に作られたチーズだろうと思う程年季のは入ったチーズが重ねられている。


パートナーの楽しみは旅先で現地のビールを飲む事だ。旅中、毎回ビールの特性を事細かに訪ねるのに全てのエネルギーを注いでいるように見える。

 地域のローカルビールが並ぶ。


 ランチはケバブにした。
先程買ったオリーブと一緒に食べる。オリーブ独特の濃厚な味とサラダは相性抜群だ。

フランスのどこでも食べられるケバブはサラダ付き。


アンボワーズの街

マレシェル・ルクレール橋
ロワール川を見下ろすようにたつアンボワーズ城


アンボワーズを散策

アンボワーズ城から少し離れたガイヤール城に向かう事にした。30度越えの今日はかなり熱くてアップダウンが激しく、アンボワーズの街の観光は少し厳しい。

砂利道を少し進むと緑に囲まれた小さな門が見えてきた。
入場料が17ユーロだった為断念。
首を長ーくして中を覗いてみる

ここまできて城内に入らないという事に驚かれるかもしれないが、自転車旅の時は基本的に自転車で走るのがメインで観光はおまけとなっている。(フランスの観光地を見たくて、読んでくれた方には大変申し訳ない)


ガイヤー城の近くにあるクロリュセ城に向かう。

各お城は歩くと距離があるので、汽車(もどき)が使われている。こんな暑い日には汽車で移動するのが一番だ。


レオナルドダヴィンチ終焉の地という事で有名なクロリュセ城。庭には彼の発明品などが展示されているそうだ。

ここでも入らずに入り口で写真撮影(全く面白くないブログです( ;`Д´))チェックイン前なのでバッグが重くて歩き回れなかったのもあるけど。


クロリュセ城の日陰で休んでいると、多くのサイクリストが見学するために集まってくる。色んなタイプの旅用自転車や、バックなどのアイテムを盗み見る(笑)のが楽しい。坂の上から颯爽と降りてきたアメリカ人のおじさんの自転車。

 ソファーに座るような格好でこぐスタイル。ペダルが前輪の上についている。


城下町。左にみえるのがアンボワーズ城。


16:00 Barで休憩

とっても熱くてアイスラテが飲みたくなる。日本ならコンビニに駆け込んで買えるのに、フランスではアイスコーヒーはまだまだ有名ではなく、大きな街でようやく見つかるぐらいの確率だ。回りをみると炎天下のテラス席で暑いラテを飲むフランス人たち。

アメリカンなBarを見つけたので、ダメ元で聞いたたところアイスラテを作ってもらえた。太陽から逃げるようにお店の奥の席を陣取る。

 メニューにないのにおいしく作ってくれてありがとう。


16:30 チェックイン

今日の宿: Logis Hôtel Restaurant Lanex Amboise
値段:€83.80(約12000円)

お通りから小道に入ってすぐの場所だ。


フランス郊外のホテル

パリに住んでいるので、パリのホテルには一度も止まったことがないが、今まで10以上の郊外のホテルに泊まった経験をもとに『ホテル事情』について話そうと思う。基本的にいつも泊まるのは郊外の1万円前後のホテル。


アメニティ
基本的に日本で当たり前のアメニティはない。運が良ければ石鹸や歯ブラシがついている。ヘアドライヤーも基本なし。(フロントに聞けば貸してくれることが多いい)

キッチンがついている宿の場合は、アメニティはほとんどついている事はないが、調理器具や食器類、ケトルにコーヒーセット(インスタント)、冷蔵庫、食器洗いのスポンジなどは基本的に揃っている事が多い。ただし予約時のホテル紹介ではキッチン付と書いてあっても実際行ってみたら工事中と書かれていたり、冷蔵庫もつかず、食器類も一切ないというホテルもある(今回1日だけそれに当たってしまった)。

タオルはどのホテルにもついているので持っていく必要はないが、石鹸・シャンプー・歯ブラシなど使うものは全て自宅から持っていく必要がある。日本のコンビニみたいに、旅行用の小さいサイズのものを探すのはかなり難しいので、家でミニボトルに詰めていくのが荷物の軽量化になるのでお勧めだ。
(パリの空港内の薬局にはトラベルサイズのロクシタンの石鹸などが売っているのでそこで買うのもいいかもしれない。もちろん高いホテルに泊まるのであればアメニティは揃っているハズだ。)

18:00 夕食は絶対ラーメン

フランス郊外の日曜日は旅行者にとって恐ろしい。
日曜日は基本どのお店も閉まっていて(観光地を除く)、スーパーも例外ではない。空いていても13時には必ず閉まるので、夕食はレストランで食べる以外に選択肢はない。レストランは高いし、自分が食べたいものがない事が多いのであらかじめスーパーで夕食(と翌日の軽めの朝食)その他お菓子などを買っておく。

それを踏まえて今朝から私は決めていた。今日は絶対ラーメン。パリの家の近くの韓国スーパーで買ったラーメンを持ってきたのだ。フランス郊外ではほぼラーメンを買うことができないので、旅に行くときは必ず持っていくことにしている。

ラーメンを作る。今夜はピリッとスパイシーなJinラーメンだ。

匂いが付かないよう全ての窓を開ける。

 持ってきた携帯コンロでお湯を沸かす。
これでどこでもコーヒーやラーメンが作れる。

 小さいだけに安定性に欠ける

火力がとても強いので直ぐに沸騰する。スープと麺を割って入れる。すぐにスープの匂いが広がった。ぐつぐつ煮よう。

いいにおい。。

パートナーは近くの日本食もどきチェーンレストランPoke Bowlでサラダ丼とチキンを買ってきた。

マーケットで買ったオリーブも参加
サラダ丼はマグロとアボカド、枝豆にその他生野菜が入っている。甘い酢醤油がかかっていて、それなりにおいしい。

Poke Bowlで買ってきたチキンが、まんま唐揚げで美味しすぎた。

ただそれよりも美味しいのがJinラーメンだった。ピカピカのつやつやのプリプリの麺が、食べ応えがあって素晴らしい。今回は玉子などのトッピングはなくシンプルだが、十分すぎる美味しさだ。

辛ラーメン程辛くなくて食べやすい

麺をズズッとすすり口一杯に頬張り、ズルズルと熱いスープをすすって幸せを噛み締める。

ラーメンほど私を幸せにしてくれる食べ物はきっとフランスにはないだろう。



先ほど、炎天下でホットコーヒーをのむフランス人が理解できないなどと呟いたが、フランス人からしてみれば、こんな暑い日にぐつぐつ煮えたスープをすするアジア人など到底理解できないだろう。

みんな違ってみんな良い(´- `*)

 

22:00 寝る支度

夕食のあとブログを書いて、シャワーを浴びて体を暖める。
寝る前にしっかりストレッチして就寝。

明日はアンボワーズからBlois(ブロワ)へ向かう。



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