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Lecture de l’après-midi #28 テキスト

ー 昼下がりの朗読会 ー
ゲスト:

アレックスさん(サヴォア出身・語学教室運営)
音で味わうフランス語:
シャルル・ペロー『Le maître Chat ou le Chat Botté / 長靴をはいた猫』より抜粋
今週のインタビュー:
猫をつかったことわざ表現

#28 音声はこちらから↓
https://note.com/tabichajikan/n/nd62193b0ea2e

構成:yuko senoo
企画・編集:タカハシアヤ
photo : Wikimedia commons
Sponsored by : フランス留学 France et moi(フランス・エ・モワ) / 菓鳥風月 / 大崎純 Visconti expression / 一般社団法人 こころを育む書道協会

今週の1枚

今回は、各国の画家が描く「長靴をはいた猫」をご紹介します。

画像1

Pauquet, Marvy, Jeanron, Jacque, Beaucé ; texte gravé par Blanchard., Public domain, via Wikimedia Commons

絵本工房で、共同で作られたものでしょうか。挿絵を担当した5名の名前と、タイトルを担当した1名の名前があります。長靴もジャケットも気品あるたたずまいの猫。

画像2

Moritz von Schwind, Public domain, via Wikimedia Commons

オーストリアの画家、モーリッツ・フォン・シュヴィント(Moritz von Schwind)の作品。見どころが1枚にまとめて描かれ、猫が大活躍しているのが一目でわかりますね。

画像3

Carl Offterdinger, Public domain, via Wikimedia Commons

ドイツの画家、カール・オフターディンガー(Carl Offterdinger)の作品。三男が、猫に言われるがまま長靴を与えるシーンでしょうか。うなだれる三男の表情がなんともリアルです。

画像4

Gustave Doré, Public domain, via Wikimedia Commons

フランスのイラストレーター、画家(版画家、挿絵画家、彫刻家)であるギュスターヴ・ドレ (Gustave Doré) の作品。もうお馴染みですね。三男を川に入らせ、大声で助けを呼ぶ猫の迫真の演技が光ります。

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