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学校の働き方改革をする上で、勤務時間を意識したスケジュールを立てるようにすることは当たり前だけど大切なことだと思う

【1分で読めて役立つかもしれない情報(902記事目)】

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「勤務時間を意識したスケジュール」について考えながら書いていきたいと思います。

仕事の働き方についての話になります。

教員の中にはこんな風に考えている人もいるんだなぁと温かく見守りながら見ていただけると嬉しいです。

※あくまで個人的な意見ですので、ご了承ください。

目次は、以下の通りです。


①たくさんやった方がいい気がするという感覚について


あれもやった方がいい、これもやった方がいい。

仕事をしているとこんな感覚になったことはありませんか?

私は、今までも、今でもよくあります。




授業の準備では特にそうした気持ちが強く出ます。

これをやっておいたほうがいいだろうな。
こうしてみたら子どもがさらに楽しんでくれるだろうな。

といった気持ちです。



でも、時間は無限にあるわけではありません。

誰でも一日の持ち時間は決まっていますし、勤務の時間だって、決まっています。

だから、

✅上限が決まっている「一日の時間」をどうやって使っていくかをしっかりと考えて行動をしていかないと必ずどこかしらにしわ寄せがくる

と感じるのです。

バランスが取れていない状態になると自分の心身、同僚の心身、子どもたちの様子等、どこかしらに変化が起きることが多いです。




時間の使い方のバランスをとっていかないと気持ちよく働いていくことが難しくなりがちです。

成果のことを考えると「仕事はたくさんやった方がいい」という考えに行きつきそうです。

意図的にたくさんやる期間を設けているなら大丈夫かもしれません。

ですが、長時間働くことが慢性化していたり、継続していけるかという視点を欠いてしまっていたりすると時間の使い方のバランスを崩しやすくなってしまうと思います。

✅心身の健康と継続性を考慮しながら、自分にとって、同僚にとって、子どもにとって、どういう時間の使い方をするとよいかを考える必要がありそうです。




②業務量と勤務時間をあまり考慮しない予定について


心身のバランスと子どもへの影響(授業の準備)などを考慮した時、教員のスケジュールを見直してみると改善の余地が多いように感じます。

全体の会議や研修といった時間がかなりの頻度で入っていることがよくあるからです。

この辺りは、仕方がないことなのかもしれませんが、こうしたところから改善していかないと全体的な改善にはなかなかつながらないように思います。




勤務時間を超えて会議や研修が行われてしまうこともあります。

仕方ない、仕方ないで続けたり、増やしたりしてしまっていたら、どんどんバランスが取れなくなっていってしまいます。

こうした所から、意識というか仕組みを改善していかないとなかなか全体としては前に進んでいけないように思います。




私は、勤務時間がすぎたら何もするべきではないと主張したいのではなく、

「授業の準備や子どものケアにかける時間をもう少し増やしてみたらどうか。」

と提案するようにしています。

空いている時間があったら、すぐに会議を入れたり、研修を入れたりするのではなく、

「そもそも全体でやる必要があるのか、一部でも大丈夫ではないのか。」
「緊急で集合して行う必要性があるのか、書いて伝達でも良いのではないか。」

という視点で見直してみると意外と上手くいくことも結構あるということです。





自分に設定する権限がなくても一緒に考えたり、建設的な提案をしたりすることはできると思います。

もしも自分でするのが難しければ、上司や同僚に相談してみるのも良いかもしれません。

結構な量の「仕方ない、仕方ない」で設定されているものがあるという現状があるので、ちょっとした工夫で意外と全体の時間にゆとりが生まれるということがあると思います。

怒りや感情ばかりに任せていうのではなく、あくまで建設的に、気持ちよく全体を改善していけるように意見を出し合っていけたらいいのではないでしょうか。

そんな風に知恵を出し合っていけらたら、職場の雰囲気もどんどんよくなっていきそうですし、時間の使い方のバランスも適切な方向に向かっていきそうです。





③自分でうまくコントロールする必要がある


全体の変化には少し時間がかかったり、自分ではどうしようもなかったりする現実が確かにあります。

ですが、

✅全体と比較して、自分の行動は自分である程度コントロールできるはずです。




疲労が溜まっている、心が疲れている。

そんな時は、休んだ方がいいです。

自分以外の人の対しても心身ともに元気にいることは大切なことだからです。

逆に、頑張れそうな時、やりたいことがある時は、気合を入れて行動をする。

周りのフォローやサポートをする。

そんな風にお互いがうまくカバーしあっていけたら理想的ですよね。




✅自分の心身の状態を把握したり、チェックしたりする習慣を毎日、毎週のどこかで設けてみると自分の時間の使い方のバランスがとりやすくなると思います。

自分の心身のバランスを周りの人が気遣ってくれることもありますが、やはり自分で自分の健康を保っていけるようにするのが1番だと私は感じています。

自分の変化に気付ける仕組みを作って、自分の心身の健康は自分で守った方がいいと思います。

自分の心の内や体調の変化はなかなか人には伝わりにくいケースが多いと考えているからです。




そのため、

✅頑張り所、休み所を自分で試行錯誤しながら継続的に自分が良いパフォーマンスを発揮できるバランスを模索していくと良い

と思います。

自分でなんとかなる範囲だけでもそうしていくことで、少しずつ暮らしは変わってくると実感しています。

私は、自分の心身を健康に保ちながら、できることをしていくようにすればちょっとずつ良い方向に向かっていけると信じて、コツコツやるようにしています。





そうはいっても、たまに、「ぬわわわー」となる時もあります。

…正直、たまにというかしばしばなっているのが現状です。

そんな時は、美味しいものを食べたり、温泉や旅行に行ったり、無になって一日過ごしたり、寝まくったりしてリセットしています。

リフレッシュは本当に大事ですね。

試行錯誤をしながら、気持ちよくライフワークを送っていけるようにしたいです。

✅今よりもさらに、子どもや大人の笑顔が増えるような学校にしていきたいなと思いながら行動する毎日です。

同業の方も、そうでない方も、一緒に毎日を楽しんでいけたら嬉しいです。




今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。

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