📚「子どもを伸ばす教師の見方」からの私の学び

みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「子どもを伸ばす教師の見方」という本を読んで、私が学んだことや思ったことを書いていきたいと思います。【著　友田　真さん】

仕事に役立つことはたくさん載っていましたが、既知のことも多かったので、改めて気を付けようと思ったことを主にまとめていきます。

目次は以下の通りです。

・印象に残った言葉

自分たちのことを分かってくれていると子どもたちが思うかどうかは、
「自分たちのことを認めてくれているか、そうでないか」

これが全てではないと思いますが、「自分のことを認めてくれていない人」の言うことや教えることを素直に聞こうとは思わないのは、容易に想像ができます。

教員としてというか、一人の人間として、相手を認め、受け入れる気持ちを忘れないようにする必要があると私は思います。

教員という立場に立っていると、期せずして、そういう気持ちを忘れて、傲慢になったり、そう受け取られてしまっても仕方ない行動をしたりしてしまうことがある人もいます😢

気を付けているつもりですが、私だってそうかもしれません…

これは、教員だけでなく、多くの大人にも当てはまることだと思います。

しかし、教育に携わり、プロとして子どもと接しているのであれば、子どもを認め、受け入れる気持ちを持つことは、何より大切なことではないかと私は改めて思いました😌

指導法や専門的な知識等、仕事をする上で、必要なことは他にもありますが、子どもを認め、受け入れる気持ちや子どもに愛情をもつ気持ちはかなり大切なことではないかと私は考えています💡
※伝え方には、注意が必要だとも思います。

本の冒頭の言葉でしたが、改めて考えさせられる言葉でした。

学び①「授業中に子どもと目を合わせること」

一回の授業で、一度ではなく、三度合わせるようにしてみることを意識してみると良いと紹介されていました。

目を合わせると、適度な緊張感と安心感を子どもが感じることがメリットであると友田さんは書籍の中で書いていました。

確かに、そうだなと思います。

そして、大事なのは、よりたくさん子どもを見ようとすることかなと私は思いました。

意識をすると、カラーバス効果が働いて、子どもたちの様子がいつも以上に、目に入ってきます🌈

✅そうやって、子どもたちの様子をもっと見て取れるようになっていくことがより良く子どもと接するために大切なことだと思うのです🙂

３度目を合わせようと思うと、子どもたちを見渡す機会も増やす必要がありますし、それぞれの子と話す機会も設ける必要があるかもしれません💡

自分なりに、授業中の動きを見直していく習慣を身に付けておくと良いなと感じました😔

私は、１回の授業で、個別に声をかけるという取組をしているので、目を合わせるのも一緒に意識してみようと思います🔥

学び②「学習者の立場を忘れない」

「学習者の立場になってみると気付くことがたくさんある」と友田さんは書籍で書いていました。

私の場合、４５分近く、座って話を聞いていることは、かなり疲れます💦

きっと子どもも同じなのではないかと思います。

一日の中で、５～６時間分の授業を聞いているわけですから、それだけで子どもたちはすごいなと思います✨

こちらも「４５分じっと座って聞いているのはつらい」ということを忘れないようにしないといけないなと改めて思いました🤔

また新しいことを学び、分かるのは嬉しいことだけど、しんどい

ということも大切だと友田さんは書いていました。

わからないと時に劣等感を感じることもあります。

✅そういったことが「毎日、毎時間、多かれ少なかれ見えないところ【子どもの心の中】で起こっている」ことを認識して、できる限りのフォローをしていく必要があるなと私は思いました。

学び③「全員に求めることで苦しい子もいる」

その子なりに集中しようとして、手悪さなどをする子もいる

ちょっとものをいじりながらとか、何かをしながらとかの方が物事に集中できるタイプの人がいると思います。

私は、そのタイプです。集中できるタイミングにムラもかなりあります(笑)

そういうタイプの人には、手を膝の上において、良い姿勢で、しっかり目を見て聞きましょうということを強要すると、相手はとても苦しいのではないかと思います😥

全員で何かを揃えると確かに見栄えは良いですし、教員も何か満足感があるのかもしれません。

しかし、それぞれの子に合った、互いに尊重し合えるような接し方ができるようにしていく必要があるのでは？と改めて感じました🤔

学校は、全員揃えることが多い傾向にあります。

ですが、揃える必要性がある場合やそうしたほうが望ましい場合を除いて、全員揃えることにこだわりすぎない方が良いのではないかなと個人的には思っています💥

※人に迷惑を掛けていいとかそういう話ではありません。

✅互いに気持ちよく過ごしたり、それぞれが力を発揮しやすい環境にしたりしていくという視点をもって日々過ごしていきたいと思いました。

・読んで下さった方々へ

最後までお読みいただきありがとうございます。

新学期にあたり、改めて、自分の行動や考え方を見直す良いきっかけになりました。

指導法や知識も大切ですが、それ以上に大切なことを見失わないようにしていくことはとても大事なことだと思います。

効率化や指導法など、手段に目を向けすぎて、「子どもたちの成長」という大事な目的を見失わないように考え続けていこうと改めて感じました。

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これからも学校現場のことや教育、仕事に役立つことを書いていきます。

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・【おまけ】今回の内容に関連する本と記事の紹介

✅「子どもを伸ばす教師の見方」

子どもを伸ばす教師の見方 子どものどこをどう見て、どう褒め、叱る? 「この先生わかってる! 」と子どもが慕う教師になる極意

※２つとも、はじめたての頃の記事で、読みにくいかもしれませんが、良かったらぜひ、お読みください。

✅カラーバス効果について

✅授業中の声掛けについて