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■年末年始の音楽界の風物詩ニューイヤーコンサートと同会場・同プログラムのウィーン・フィルコンサート


12月31日限定 ウィーン・フィル ジルベスターコンサート

12月30日限定 ウィーン・フィル プレビューコンサート

今年のティーレマンが指揮するニューイヤーコンサートはいかがでしたか?来年のニューイヤーは指揮界の帝王として君臨するリッカルド・ムーティ氏が7回目となるニューイヤーコンサートに登壇します。御年83歳で、ウィーン・フィルを初めて指揮したのは1973年なので50年以上の気の合った仲間です。ウィーン・フィルからはゴールドリングを贈られており、その活躍は神々しいばかりです。


さて、そのニューイヤーコンサートは元旦の11時から楽友協会の黄金のホールで行われますが、さすがに超有名コンサートであり、世界の大金持ちや国家貴賓たちがお金に糸目をつけずチケットを探しておりますし、ホテルのコンシェルジュにウエイティングで待つように言われて、そのまま放置されてしまうことも多い超難関チケットになっています。


チケットは2月に抽選があり、3月には当選者に通知が出されておりますので、多くの方はプレミアチケットを探さざるを得ません。ポップコンサートの夏フェスなどは数万枚が売り出されておりますが、楽友協会ホールの席数はたったの1700席しかありません。そのチケットの価値を取り合うのも理解できます!


ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートはナチスのオーストリア併合に不満を持つ方への懐柔策として1939年に始まったようですが、軽やかなワルツやポルカの演奏は全世界の音楽ファンを虜にし、毎年NHKにて同時中継し、元旦の風物詩として多くの方々を魅了してきました。


アンコールはヨハン・シュトラウスJr.の「美しき青きドナウ」。指揮者が棒を振っていてもウィーン・フィルが勝手に演奏を中断し、新年の挨拶を全員ですることが恒例になっています。そのあとにはお待ちかねのラデツキー行進曲で会場も一体になって手拍子するのがお約束です。テレビ放映では会場にはないバレエなども加えられており、ウィーンの風景なども映し出されるとああ行ってみたいなあという憧れが自然と増してきます。


今年も僅少ですがニューイヤーコンサート同会場・同プログラムの12月31日と12月30日のリセールチケットがあるそうです。「チケット相場」も上記URLからわかるようになっていますので、ぜひサイトをご覧ください。特に欧米は景気が良いので、今年のチケット獲得競争は熾烈になりそうです。12月30日と31日のウィーン・フィルのニューイヤーズイブとプレビューコンサート、いまから押さえてみませんか?


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