HSPと電池切れと

電池切れ。

今日は学校に行かない。
急に言いますね。HSP気質。
私はわかります、抜群にHSPなので。
でも、非HSPの親御さんからすると、?でしょう。
学校も原因を探ったり、何か理由を求めてかなり(しつこく)ヒアリングしてくださる。
うーん。まず、それがイヤなんじゃない?
思いますが、あんまり得がないので言いません。

理由を深く、しつこく聞いてはダメな理由。
第一に、本人もわからない。
そして、嘘をつかせてしまうから、です。

理由、無くてもOKじゃないかな。
学校からしたら、一通りのアクションを起こした履歴が必要でしょうし、イジメ問題も含めて,なのでしょうが、、、
HSPは電池切れ,急に電池が切れるんですよ。って、言ったら,わかるのか?
予兆はありますよね、大概が、電池切れする前に、パッと電光石火、めっちゃ調子良くこなすんです。
子供なら勉強や宿題、大人なら人間関係や対人をパパッとさばく。それは見事に。
でも、急にそういうパッと明るい火花が散りますと、ほとんどそのまま灯火が。。。
疲れるんだよね、ヒトに。場に。合わせなきゃならないっていう、緊張に。
協調ってこれ,曲者ですしね。
協働ならOK、でも協調はHSP、苦手かも。
足並み揃えなきゃって、間違ったらダメって、すごく緊張。
そもそも、多数の人たちに疲弊する。
別に勉強が嫌なわけでもないし、何がイヤ,でも無い。でもこれが、なかなか伝わらないのよね。わかるよ〜、子供たち!
給食だけ、食べにおいでって、多分、すごく言われるもはや、常套句だと思うんですが、
行けるわけないよね。HSPが。
理由は、言わずもがな。

深刻なのは、その理由の追求による、嘘。
そもそも大人だって、言葉にできないことや理由がわからないけれど、感覚的に拒否や拒絶ってあるわけで。
でも、しつこく理由を聞かれるうちに、カシコイ子は特に、最もらしい理由を見つけたり、作ったりしがちです。
本当はそんなじゃないのに、そう言った。
本当は楽しかったのに、それが怖さに変わって、それが原因だと断定し伝えてしまう。
すると,それを受けた周囲は、「誤解」してしまいます。
その誤解が、ある種のレッテルになり、更に苦しくなってしまうという。
本当は、違うのに。。。って。

嘘をつかせたり、感じたことではなく自分で作り上げた「理由」で、本人が自分で苦しんだり、暗示のように心に刷り込みがあると、ものすごく苦しみます。
これだけは避けたいし、だけどセケンには通じないし。
まあ、うちは結構大っぴらに言いますし、怪訝な顔をされるのは慣れっこですが、フツウはなかなかできません。
ですから、せめて、理由はないけど、「そっとしての時間」が堂々と言えたらいいのにねって思います。

対処法は、まあ、ひとりで休む時間,くらいですよね。
やりがちですが、気分転換に「楽しいこと」に誘わないこと。
楽しいが凶器になります。
非HSPの人が良かれと思うことは、ほとんど毒にしかならないという、この酷ね(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?