HSPと、気分変化と引っ張られ問題

急に引きこもり。に、不安とソワソワ。

情緒がなかなか不安定になりがち、繊細さん。
いろいろあると思う、出来事だったり、情報だったり、内的自己との対話だったり、或いは、社会的なエネルギーのうねり、身近な人の感情巻き込まれ、気持ちのエネルギー枯渇、などなどと。

うちもメンバーがそれぞれに「抱えている」ので、全員が穏やかな日がほとんどありません。
言い換えると、それに引きずられて、無意味にダークネス。が、起こりがちなので、注意喚起をしております。ま、その役目が私なのですが。
朝ご機嫌でも、誰かがドヨーンとした重たいモノを持ち込むと、途端に暗雲立ち込めて。
訳もなく、全く意味のないイライラ空気感に汚染されるという、非常にシンドイ世界。
私はそれでも、かなり上手くやり過ごせるのですが、特定の家族の気分には弱かったりと、地味な苦労はあるのです。
多分、個人の気質です。個が持つエネルギーや気の問題です。
いわゆる相性的な、相関関係があるんです。
良い悪いではなく、ただただ、個人の気の質が。多分、私にも大いに内在する「悩ましい種」なんですけどね。
その、「相性の悪い」(←私的な問題で。)のが。誤解なきよう、、、相性と愛は違います。
小さな頃からそうだったのですが、結構私のアシを引っ張るんだな(笑)
そして、今朝も引っ張る引っ張る。
自分の気持ち、刺激に対する反応をうまく操ることができても,他者に引っ張られるのはもったいない。
でもうっかり、近い存在に引っ張られ、自分のメンタルバランスを崩すことって、よくあることではありませんか?

家族や、近しい人の感情やメンタル状態で、いきなりの気分変化に悩まされるHSPは結構いるのでは?
赤の他人や集団意識みたいな、群像的・実体の無いようなモノの影響は回避できる方も少なく無いのかなとは思います。
ただ、私もそうですが、家族に対してだとか、個人的な気の繋がりが強い人には難しいですね。
血縁や気持ち、情緒的・気の交流があると,やっぱり「切っても切れぬ」縁としての不都合があります。
いやあ、悩ましいね。
じゃ、どうするか。
一番は離れること。物理的に。
散歩は良い。でも、今は冬で、私は北海道在住だから、結構難易度高し。しかも、私生活では、幼児がいる。よって、自分の意思では、自由な外出、不可。
で、どうするか。
自分のためだけの時間を五分でもとる。自分ごとに集中する。
その五分で、爪の手入れ、肌の手入れ、髪の手入れ、、、まあ、五分がリミット(泣)悲しいかな、これが限界。それでも、自分に全神経を傾ける。そして、他者と遮断。
その合間すらない時は、香り。鼻を使います。そして、好きなオトを。耳も味方に。
これのポイントは、五感を使う。身体を使って感じるということ。
決して、スマホやタブレット、現実世界外には「無い」ということ。
(ちなみに、学校や職場の人間関係に悩む人も、頭主体の作業に没頭したり、集中自体が苦手かもしれませんね。どうしても意識が引っ張られる。意志の問題ではありません。自分の軸がブレている。焦点があってないのです。そういう方も、感覚優位なタイプが多いと思うので、五感で「線引き」する方法がおすすめです。)
ネガティブな感情の勢いは、自分の軸に掴まらないと流されてしまいます。
意識を他者に持っていかれないようにするには、自分を「今・此処」をきちんと感じることが重要なんですね。
自分の領域をはっきりさせる。自分の存在を、自分で感じる。
そのためには、自分の感覚や五感を感じる・味わうこと以外は、難しいかもしれません。



家族や友人など、大切な人と言えども、彼らの気分に引っ張られ続けたら自分の人生を台無しにします。
寄り添わなくても、良いのではないでしょうか。そんな気分に。
一緒に引っ張られるのは、愛の証ではありません。
ある程度、ドライだな。冷たいかな。と思うこと。
むしろ、それくらいがちょうど良い。
そして、相手の状況と自分をしっかり線引きすること。
必要以上に、背負わないこと。
ほんとにね、同調してはダメなんです。
自分の人生を生きる責任。

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