子供の質問には「なぜ」を問い返す
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オンライン家庭教師 束進 代表の高山良輔です。
教育現場が子供のためにできることは限られています。
「大人が子供のためにしてあげられることは何か」というのは、塾や家庭教師、もしくは日常生活で、非常に重要な命題ではないでしょうか。
いま、私が「子供のためにできること」として、最も大事にしていることは、
子供から質問にどうこたえるか
ということです。
「この問題はどうとけばいいんですか?」
「これはね…こうやって考えると…そうすると答えが出るんだよ」
とならないようにしています。
つまり、答えを一方的に教えないようにしています。
別に悪いことではないのですが、せっかく一対一の会話をするのに、もったいない気がしてしまうのです。
生徒の質問には、必ず、質問で返すようにしています。
「この問題はどうとけばいいんですか?」
「どうやって考えるの?」
「わかりません」
「じゃあ、文章を読んで、何がわかっているの?」
「これと…これと…これがわかっています」
「それで、何を求めたいの?」
「この値」
「この値を求めるためには、何がわかればいいの?」
:
みたいな感じで。
すごく時間がかかりますが、生徒にすべて答えさせます。
こちらが、自然と誘導しているわけです。
すごーーく時間がかかります。
一人の生徒に対して、数学だけで、一週間に2時間くらい。
それでも、やっぱり効果がありますので、続けています。
「子供のためにできることをする」って、本当に地道な作業です。
ご高覧ありがとうございました。
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