マガジンのカバー画像

映画

9
運営しているクリエイター

記事一覧

米国映画 ナチュラル

米国映画 ナチュラル

録画しておいた米国映画<ナチュラル>を観ました。
1984年公開。

1920から1930年代のアメリカメジャーリーグを舞台にした映画です。

野球世代の私としては最初のほうの父子のキャッチボールのシーンで泣きそうになりました。

活躍が約束されていた主人公はある事件がきっかけでメジャーデビュー出来ず、年老いてからデビューします。

私が第二の人生に差しかかった年齢になったこともあり、引き込まれる

もっとみる
親の世代の戦争の記憶 #5

親の世代の戦争の記憶 #5

前回からの続き

父は弟に会いに弟のいる部隊へ訪ねて行ったのでした。

すると、弟は志願して入隊したため、自分より階級が上で驚いたと生前父は語っていました。

父の弟はその後、特攻隊に志願しました。
そして特攻作戦を行う前に終戦を迎えました。
戦後、弟は英語が堪能だったため、そのスキルを活かして旅行代理店に入り、海外を飛び回っていました。

少し前まで敵として戦っていた国々の言語を使い、仕事でそれ

もっとみる
映画 マイノリティ・リポート

映画 マイノリティ・リポート

録画しておいた映画<マイノリティ・リポート>を観ました。
2002年年公開。

今から23年前の作品。主人公役のトム・クルーズは若さいっぱいにスクリーンの中を走りまっくています。

殺人を予知できるシステムによりそれを未然に防ぐ近未来、設定では2054年です。果たしてそれが人間社会にとって本当に良いことなのか。いろいろ考えさせられます。

映像は白黒に近く、彩度を落とした仕上がりです。
クラシック

もっとみる

フランス映画 サムライ

録画しておいたアランドロン主演のサムライを観た。同性からみても彼は美しい。今の映画のようななんでも白黒つける二元論的な映画と違い、自ら考える余白が沢山あることに心地よさを覚えた。

フランス映画 プロヴァンスの休日

録画してあった映画<プロヴァンスの休日>を観た。
ジャン レノの祖父役は私より少し年上の設定のようだ。音楽、ヒッピー文化からそう感じた。一番下の孫のテオはひたすら可愛かった。そう感じる年齢に私もなったようだ。
休日の午後に家でゆっくり観るのに良い映画だった。

フランス映画 勝手にしやがれ

録画しておいた映画〈勝手にしやがれ〉を観た。映画評はさておき、主人公が常にタバコを吸っている事が気になって、時々映画に集中出来なかった。これは時代の変化なのだろう。今作成された映画やドラマを何十年後に観たら、当時の事が分かるんだろう。

米国映画 フィールド・オブ・ドリームス

米国映画 フィールド・オブ・ドリームス

録画してあったフィールド・オブ・ドリームスを観ました。

公開時に映画館で観た記憶があります。その時は感動した思い出があります。

今回は自分が歳を重ねたせいか、映画の中でローンのこととか家族のこととかも描いていて、主人公に100%の感情移入ができませんでした。

ただ、自分も父親とキャッチボールしたことを思い出しました。父はすでに他界しているので、すこし切ない気持ちになりました。父とのキャッチボ

もっとみる
四カ国合作映画 ダンケルク

四カ国合作映画 ダンケルク

録画しておいた映画ダンケルクを観ました。

最初から最後まで、いくつかの視点で緊張感を持続させながら続きます。

反戦映画なのかというと、そのような主張も無く、淡々と緊張感を維持しながら映画は続きます。

映画の伝えたい事とは違うと思いますが、私はこう感じました。

英軍の戦闘機のエンジンはロールスロイス製、ドイツの戦闘機のエンジンはダイムラー製。

良い悪いは別にしてこのころの技術の上に今があり

もっとみる
米国映画 バトルシップ

米国映画 バトルシップ

録画しておいた米国映画<バトルシップ>を観ました。
2012年公開。

興行的に振るわず、批評家の評判も良くなかったようですが、私の場合は最後まで楽しんで観ました。

台風の影響でサーフィンに行けない休日に、ストーリーとしては荒唐無稽ですが、テンポよく物語が進み最後まで飽きないで楽しむことができました。

出演していた浅野忠信は良かったのですが、もう少し彼の持ち味であるニヒルでクールな感じが出てい

もっとみる