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食を変える、生活を変えることについて


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自分の持ち物だったり、あるいは自分のライフスタイルをシンプルにしていくことで「物事をシンプルにしていくことの楽しさ、心地よさ」に気づいてからは、暇があればまだシンプルにできるところがないかなと探している。

まあ、今ではだいぶ持ち物もスッキリしているし、日々の生活のルーティンも朝起きてから夜寝るまで小さいマイナーチェンジはあれど、だいたい同じルーティンで快適に楽しく過ごしている。

あとどこかシンプルにできるところがあるだろうかと考えて気づいたのが「食事」である。

そもそも今の食事はというと、1日2食でお昼はひとりで食べるから、たいてい納豆ご飯をベースに卵だったり、めかぶだったりをかけて食べている。

シンプルにおいしいし、どんぶりひとつですむから洗い物も少なくて良い。

たまに気が向けば、パスタを茹でてトマトソースだったりバジルソースを混ぜて食べる。パスタも茹でるだけだから簡単だしおいしい。

なのでお昼はたいてい納豆ご飯、もしくはパスタという感じで、夜は家族と一緒のものを食べるといった感じである。

まあ、よく考えたら今でもだいぶシンプルといえばシンプルな食事である。

僕は同じものを毎日食べても飽きないので、ひたすらお昼は納豆ご飯でも問題ないし、極端な話、夜も同じ食事でもいいかなと思うくらいである。

毎食の内容が同じであれば、材料も少なくてすむし、「夜は何にしようかな」と迷うこともない。

とはいえもちろん、いろんなご飯が食べたいし、毎食同じメニューというのはちょっとなあと思う人もいるだろうし、うちの家族もそうだと思う。

個人的な食事の理想を言うならば、毎食、ご飯とみそ汁、そしてお漬物といったような食事が理想である。

まあ、今は日本にいながらいろんな国の料理が食べられるし、おいしいものもたくさんあるから、「ご飯、みそ汁、お漬物」と言う食事はあまりパッとしないなあと感じるかもしれない。

確かに20代とか、もうちょっと若い頃の自分だったらそれほど興味を持たなかっただろうけれど、年を重ねてきて、なんというかあまりお肉とかボリュームタップリのラーメンとかチャーハンとかを食べたいと思わなくなってきたというのもある。

あと必要以上にたくさん食べたり、味の濃いものを食べることに興味がなくなってきたというのもあるし、今はシンプルにご飯とみそ汁、そしてちょっとしたおかずがあればちょうどいいと感じるようになった。

まあ、チャーハンとかラーメンとかハンバーガーとかおいしいものはたくさんあるだろうけれど、ご飯とみそ汁を食べてなんだかほっとするとやっぱり自分は日本人なんだなあと感じるし、体に合うものや体がほっと喜ぶものを食べるというのが1番じゃないかと感じるわけである。

なので最近は、漬物やみそ汁に興味を持って、自分でも作れたりしないかなとちょこちょこ調べたりしている。

それこそ自分でご飯を炊いて、自分で漬けたお漬物と自分で仕込んだみそで作ったみそ汁をいただくという食事は、何よりも贅沢で究極にシンプルな食事なんじゃないかという気がしてワクワクしている。

そうやって食事を変えることで、例えば漬物にするなら、自分で育てた野菜を漬けてみたいから何か野菜を育ててみようとか、毎日みそ汁を作るルーティンができたり、生活にも楽しい変化が出てくるんじゃないかと思う。

なので「食事はシンプルでも楽しみはたくさんある」、これからはそんな食生活を目指していきたいものである。





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ささきたけよし
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