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私のワーホリの目的<カナダでワーキングホリデー>

私は2018年の秋から1年間ワーキングホリデービザを使って、
カナダのトロントに滞在しました。

そのワーホリの目的は、『外国で遊ぶこと!』

たくさんの外国人と出会って、
たくさんの文化に触れて、
1年間しっかり遊んで暮らそうと思って、
カナダにやってきました。

そして、
当初の“1年間”という予定とは裏腹に、
2022年の現在もカナダで生活しています。
予定は変わりましたが、
今も当初の目的の延長線上にはいるつもりです。

今回は、
私がワーホリに来るまでの経緯と目的について、
まとめておきたいと思います。

ワーキングホリデーとは

ワーキングホリデーは、
その名の通り『働きながらとる休暇』だと思います。

特に、
社会人がワーホリに行くと、
現地で働いてもどこか遊んでいるような感覚があるはずです。
雇用形態がアルバイトだったり、
ビザが切れたら帰らないといけなかったり、
勤務中も自然体のままでいられたり、
するからでしょうか。

実際、
本格的に移民したいとか現地で事業を始めたいとか考えている人は、
ワーホリではない別の手段を使ったり、
ワーホリと別のビザを組み合わせたりすることが多いので、
ワーホリ単体の人は遊びの要素が大きい気がします。

もちろん休暇なので働くだけではありません。
語学学校に通ったり、旅行に出かけたり、
休暇を満喫できるのがワーホリの醍醐味です。

<ワーホリの条件>
・行ける国
 26ヵ国(地域)
・滞在期間
 1年間(イギリスは2年間)
・できること
 アルバイト等での就労
 語学学校等への通学(国により制限有)
 滞在国内外への旅行
・ビザ申請できる人
 18歳以上30歳以下の人(アイスランドは26歳以下、フランスは29歳以下)
 その国でビザを発行されたことがない人(1ヵ国1回だけ)

ワーキングホリデーを決意した理由

私がワーキングホリデーを決意したのは、29歳の時。
会社を辞めて1年間ワーホリで遊んで、
そのあと地元に帰って再就職しようと思い立ちました。

女性の29歳と言えば、
自分の人生を見つめなおす人が多い時期です。
私も例によって20代後半から、いろいろと悩んでいました。

仕事がきつくずっと続けていく自信がないこと、

東京に住み続けるよりも
家族親戚友達がいて物価も安い地元の方が生活しやすそうなこと、

真面目に付き合いたいとか結婚したいとか思う相手がおらず
独りで気ままに楽しく暮らしていきたいこと、

結婚式のために300万円は貯めておいた方がいいと
先輩にアドバイスをもらったけど、
ふと自分の結婚式なんてしたくないと気付いて
その300万円を別のことに使いたいと思い始めたこと。

そんなようなことで悶々として、
「会社を辞めて地元に帰ろう」という結論が出そうになっていた時、
友達に軽い感じで「ワーホリにでも行って来たら?」と言われ、
ピンときました!

結婚したとしてもしなかったとしても結婚式はしないのだから、
その分の300万円を使ってしまおう!

ただ東京から地元に帰って再就職するだけではつまらないから、
その途中に外国で遊んでみよう!

1年だけでも外国で生活してみたら、
その後の人生についての考え方が変わるかも!

ずっと曇っていた視界が開けていき、
「会社を辞めて地元に帰る前に、ワーホリで1年間遊ぼう」
という答えにたどり着きました。

ワーキングホリデーの目的

私は語学を学びたいとか特別な何かを勉強するためというような、
意識高い系の目的は一切持っていませんでした。
どちらかと言うと、
勉強するのは日本でもできるはずで、
外国に行くなら現地でしかできないことをすべきと思っています。

私のワーホリの目的(やってみたかったこと)は、
主に3つです。

①新しいものとの出会うこと
 今までと全く違う世界で、
 出会ったことのないような人や文化や思想に触れてみること

②イキイキとした暮らすこと
 毎日楽しくて、ストレスフリーな生活を送ってみること

③人生設計の建て直すこと
 ワーホリ後は地元に帰るつもりでいるけど、
 具体的にどうしたいのかよく考えてみること

キーワードは『Enjoy My Life』

やりたいことをやるというより、
現実逃避をしたいという思いが強かったのも事実です。

少し海外生活に慣れたら、
ずっと憧れだったヨーロッパ旅行にも必ず行こうと決めていました。
当時全く話せなかった英語を勉強したり、
なるべく軍資金を増やすために現地で働いたり、
やるべきことがわかりました。

目的がはっきりしていると、
ワーホリ準備はどんどん進みます。

ワーホリの準備(行先選定・各種手配・退職)

ワーホリに行くと決めてからは、
毎日が楽しくなりました。

何も知らなかったワーホリのことを
一から調べながら準備を始めると同時に、
英語の勉強をやんわり開始し、
会社を上手に辞める作戦も考えるようになりました。

ワーホリと言ってもたくさんの選択肢があります。

まず、私が最初に決めたのは、どの国のどの街に行くか。
英語圏であること
アメリカやヨーロッパへの旅行がしやすいこと
様々な地域から来た様々な文化を持つ人がいること
自然よりも人に触れたいので都会であること
等の理由からカナダのトロントにしました。

次に、滞在先や学校、仕事、旅行について。
とりあえず最初は何もわからないので、
1ヵ月間はホームステイをして、
半年間(カナダで最長)は語学学校に通って、
仕事は少し語学学校に慣れてから現地で探して、
さらに少し稼げるようになってから旅行に行ったり、
語学学校の激安ツアーに参加したりしよう
と大まかな計画を立てました。

そして、各種手配や支払い等の手続き関係について。
ある程度下調べをしてから
手伝ってもらえるエージェントに出向いたので、
お世話になったワーホリ協会では手続き関係をお願いしただけでした。
おそらくもっと早い段階から行けば、
疑問や不安について相談にも乗ってもらえたようです。
ビザ申請やホームステイ先、現地についてからのタクシー、
語学学校までまとめて手続きをしてもらいました。
自力でやったり他のエージェントにお願いしたりした方が
安かったのかわかりませんが、
ワーホリ協会のおかげで楽に終わりました。

最後に、私のワーホリ準備で一番やっかいだった退職について。
数年間、会社を辞める勇気がなかった私は、
ワーホリへ出発する時期を決めて航空券を購入すると、
退職までのタイムリミットができたので、
いよいよ覚悟がきまりました。
実際ワーホリへ出発する時期は、
退職しやすいタイミングで決めました。
年度目標に到達するめどが立っている盆明けに直属の上司に報告し、
忙しくなる年末がくる前の10月に退職しました。
その年は自分自身や課の状況から比較的辞めやすかったので、
ラッキーでした。

ワーホリの1年間

実際、
私がワーホリで過ごした1年間がどうだったかというと、
かなり楽しく遊んで暮らせました。
目的を十分に果たせたと思います。

カナダのトロントを拠点に、
カナダ国内やアメリカ、ヨーロッパへ旅行に行きました。
ヨーロッパには1人で1ヵ月間旅して周り、
バックパッカー気分も味わえて大満足です。

半年間通った語学学校や
レストランやバーのサーバー(ホールスタッフ)として働いた職場で
たくさんの人と出会い、たくさんの文化に触れることができました。

休みの日にはミートアップや職場で出会った人と出かけて、
毎日を思いっきりエンジョイしたと言えます。

私のワーホリがどんなんだったかという詳細については、
また別の機会にまとめたいと思います。

まとめ

ワーホリに行くことは、私にとって大きな決断でした。

目的をもってきちんと準備と熟考をしてから決行したので、
とても有意義な一年間となりました。

普段は用意周到に物事をこなすタイプではないので、
ワーホリを決意した時点から、
新しい自分に生まれ変わったような気がします。
ちなみに、
ワーホリ出発前に約8キロ程度のダイエットにも成功しました。
これも私の人生でかなり大きな出来事です。

結果、
明確な目的や自分の意志を強く持てるようになったので、
今の自分がすごく好きです。

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