楠 木蓮

関西在住の普通の主婦です。

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記事一覧

[閑話休題]布マスクについて思うこと

世間では政府が配る布マスクに税金466億円との話題が…。 批難の嵐だけど、一定数[医療機関にサージカルマスクを行き渡らせるためだから良策]とおっしゃっている方もいる…

楠 木蓮
4年前
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運命の日 続き

前回からかなり時間があいてしまったのは、まあなんというか、なかなかにツラい思い出で、思い出そうとすると精神的にクルものがあるということと、私にはそのあたり二年か…

楠 木蓮
4年前
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ちょっとだけ

炎上したらどうしようなどと誰も見てないこのnoteに心配するべきことではないことをちょっとだけ思いながら、忙しさにかまけて全然進んでない息子の話をほったからして、先…

楠 木蓮
4年前
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事の起こり

私は息子が障害を持っていることを知らなかった。 彼が壊れてしまうまで全く。 主治医にも支援センターの方にも[仕方のないことです。よくあるんですよ]とおっしゃってい…

楠 木蓮
4年前
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息子について

このノートは息子について書くことが目的の半分くらいなのである。 家族の備忘録=ほぼ息子 ウ~ン。感慨深い(なにが 息子は自閉症スペクトラムという障害をもつ。 現在…

楠 木蓮
4年前
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娘の結婚話

なぜ備忘録を書こうと思ったのか思い出した(遅 全てはここから始まったのだった。 先週東京から帰省していた娘が帰る時。 空港まで送っていく車内で彼女がのたまった。 …

楠 木蓮
4年前
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ノートをはじめるにあたって

これは家族の備忘録である。 日々の流れに押し流されていくように、私の記憶も少しずつ薄れていく。 忘れてしまいたいこともたくさんあるけれど、この記憶が誰かの役に立…

楠 木蓮
4年前
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[閑話休題]布マスクについて思うこと

世間では政府が配る布マスクに税金466億円との話題が…。

批難の嵐だけど、一定数[医療機関にサージカルマスクを行き渡らせるためだから良策]とおっしゃっている方もいる。

医療機関にサージカルマスクをという話は確かにすばらしい策だし、もっとやってほしいとは思うけれど、布マスクを配ることでホントに行き渡るのか?と私は思う。

こんなことを言ったら、めっちゃ叩かれるかもとビクビクするけれど、まあ誰もみ

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運命の日 続き

前回からかなり時間があいてしまったのは、まあなんというか、なかなかにツラい思い出で、思い出そうとすると精神的にクルものがあるということと、私にはそのあたり二年か三年の記憶が曖昧だという理由がある。

できるだけ思い出して書こうとは思うが、スポッと抜け落ちてしまっているところも多々あるので、そこは覚えていないと書いてしまうことをお許し願いたい。

私が息子を殴ったあと、彼はそのまま家を出ていってしま

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ちょっとだけ

炎上したらどうしようなどと誰も見てないこのnoteに心配するべきことではないことをちょっとだけ思いながら、忙しさにかまけて全然進んでない息子の話をほったからして、先日判決?だっけ?がでた元農水次官の息子さん殺人事件のことで思ったことを書いてみることにした。

というか、めちゃくちゃ哀しくて何かに書かないとイライラするから書きたくなった。

実刑6年。

哀しかった。

わかってる。よくないよ、命を

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事の起こり

私は息子が障害を持っていることを知らなかった。
彼が壊れてしまうまで全く。

主治医にも支援センターの方にも[仕方のないことです。よくあるんですよ]とおっしゃっていただくが、もっと早く気付いていたらと思わない日はない。

息子は中学から私立の中高一貫校に通っていた。
家からはかなり遠く、片道一時間半。
それでも中学の頃は部活をしたり遊んだりとそれなりに楽しく暮らしていた。

高校になってからだ、だ

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息子について

このノートは息子について書くことが目的の半分くらいなのである。

家族の備忘録=ほぼ息子
ウ~ン。感慨深い(なにが

息子は自閉症スペクトラムという障害をもつ。
現在はそういう呼び名だが、息子の診断名は広汎性発達障害、もっと前はアスペルガー症候群と呼ばれたアレだ。

自閉症スペクトラムは個人によっていろいろな特性をもつ。
そのためおそらくは1番難解な障害なのではないかと思う。

彼の診断がおりたの

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娘の結婚話

なぜ備忘録を書こうと思ったのか思い出した(遅

全てはここから始まったのだった。

先週東京から帰省していた娘が帰る時。

空港まで送っていく車内で彼女がのたまった。

「来週、○○くん(娘の彼氏)のご両親に会うねん。たぶん結婚すると思う」

はぁ?

我が家から空港まで車で15分。
いやいやいや、ここで言う?
ここまで3日間いくらでも言うときあったやん。

「え、あ、そ、そかそか」

と意味不明

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ノートをはじめるにあたって

これは家族の備忘録である。

日々の流れに押し流されていくように、私の記憶も少しずつ薄れていく。

忘れてしまいたいこともたくさんあるけれど、この記憶が誰かの役に立つときがくるなら。

それはそれで私の10年が報われるような気がするから。

特に宣伝するわけではないので、だれが見るんだと言われればなんともはや(笑

ようするになんとなく残しておきたくなったのだということで。。