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4.制度導入前に事務局がすべきこと(総合)

さて、こんな素敵な制度があるならば導入して運用したい!と思うのが人事およびメンター制度事務局の思惑。でも、メンター制度・活動を円滑に運用するためには、それなりに下準備が必要です。

「制度を取り入れたけど、うまく機能しなかった」「思ったように効果が出なかった」「いつしか形骸化してしまった」という組織は実は少なくないんです。そして、それは多くの場合、準備不足に起因しています。

制度をうまく運用するためには、事前準備が大事なんです!

悲しいかな、メンターとして活動する先輩社員の声に耳を傾けると、「メンターである自分こそメンターが欲しい」といった悩みが多いもの…。

「組織が始めた制度について、きちんとした説明がないまま、役割だけ言い渡された」とか、「面談をしてくれ、と言われても、面談の仕方がわからない」とか、「そもそも新人が相談するような悩みを抱えていない。自分は何を求められているのか?」とか、「メンターとして面談に時間を割くが、自分の所属部署の関係者が理解を示してくれない。“本業を疎かにするな”と言われる」とか、そんなメンターの悩みが多い印象です(「辛いよね…頑張ったよね…」と労い、肩を抱きたくなる私)。


こういった事態を招かないためにも、人事・メンター制度事務局は以下について整理し実施しておくことをオススメします。

①    メンター制度および制度導入の背景を説明する

②    メンター活動のルールをメンターに周知する

③    メンターの相談窓口を設ける

④    メンター向けに研修を実施する


ひとつずつ、続く記事で解説していきたいと思います!

動画での解説はこちら↓


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