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【2023年3月】社労士になるための準備

こんにちは、渡邉です。
今年も気がつけば3分の1となりました。
まだまだ暑いですが、空はすっかり秋模様ですね。
コロナもまた流行り出しているので、体調にはお気をつけください。

さて、社労士になってから半年たちました。
遅くなりましたが、この半年でやってきたことを時系列順に振り返ってみます。

◆社労士登録完了!しかしここではまだ半人前

晴れて3月1日に開業でき、ここまで温めてきたホームページ、SNS等を順次公開をし、社労士を名乗ることができました。
しかし初日にできることはこれだけなのです。

というのも開業初日には社労士として身分を証明するものが何もないですし、社労士として書類の電子申請ができるような状態でもありません。

もし初日からしっかり仕事をするということであれば、知り合いに開業したことを連絡したり、新規営業のために参加できる交流会を探すのが良いでしょう。
※このタイミングで既に書類手続きの依頼があれば、郵送か窓口へ直接行くしかありません。

これから社労士会から待っていれば届くものもあれば、自分で手続きをしないといけないものもあります。
しかも自分で手続きをしなければいけないものは誰も教えてくれません(情報も少なく、苦労しました)。

◆社労士として最低限準備するもの

私が3月に準備したものをこちらに記載します。
ただし、自分で手続きするものは社労士を証明する会員証が届かないと手続きができません。会員証は開業日(登録日)の半月後ぐらいに届きます。
つまり開業してから半月は社労士の仕事に必要なツールを揃えることができないということです(非効率ですね、それとも最初から顧客がいることを想定していないのか・・・)。

<社労士会から届くもの>
・社労士を証明する会員証
・所属する支部の証明書

<自分で手続きするもの>
・電子申請用の電子証明書の取得(約1万6千円)
・e-Gov電子申請システムの取得
・社労士損害賠償保険への加入

◆最初の半月は営業に必要なツールを準備せよ

前段の通り、半月は社労士関係の手続きは何もできません。
だからと言って半月の間、勉強だけしているというのはもったいないと思います。なぜなら勉強をしているだけではお客様は来ないからです。

これは社労士だけではなく、全ての業務に言えますが、人と交流をしなければお客様になる人も見つけられません。
特に士業は人から紹介されることが多い仕事のため、紹介してくれる人を探すことが顧問先獲得への近道になります。
では、そんな人を見つけるためにどうすればいいか。どこへ行けばいいのか。それを調査したり、そこに向けたツールを準備する期間はこの半月だと考えています。
私がこの半月で準備したものを事例として書きます。

<準備したもの>
・Zoomの有料プランの契約(40分で商談が終わったら萎えますよね)
・人事労務、給与計算の契約(顧問用のプラン)
・営業活動で利用できる補助金、助成金の申請
・屋号付口座(会員証がなくても開業届のみで開設可能なところもあります)
・電子契約のソフト(電子契約可能にし、契約までのタイムロスをなくす)
・ビジネス用クレジットカード
・名刺管理ソフト
・Googleドライブ等のデータ保管ツール

まずはこれだけあれば問題ないでしょう。
これらは無料版のものもありますので、トライアルで色々使ってみて、気に入ったら有料版にするというのが一番望ましいと思います。

私が3月に行ったことはこんなものです。
実は3月はIT会社の従業員の研修もあり、あまり社労士のことはやっていなかったのです。そのため、1ヶ月間かけて色々準備をしたため、社労士として書類の電子申請ができて、きちんと事業を動かしたのは4月中旬以降でした。

ただ、時間があるのであれば、開業と同時に営業活動をした方が良いです。
考えてみれば同じ月に開業した人が数十人(全国なら数百人)おり、毎月このペースで開業社労士が増えています。
その中で「自分は社労士である」ということ様々な人に早めに伝えることが大切ではないかと思います。
ここが今振り返ってみて、少し後悔しているポイントです。

では、営業活動はどのようにしたのか。
どのように自分を認知してもらったのか。
次回はこちらを中心に書いていきます。

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