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捨てるメモ術~ストレスフリーで生産性を最大化~

私は俗にいう「メモ魔」です。

仕事で、私生活で、
なんでもメモをしたくなります。

ちょっとしたことでも
気になってしまい、
すぐにメモをします。

だからメモ帳が無くなるのは
速いですし、
メモ帳は、
いつも文字で溢れています。

そんなメモ魔の私は、
ある時気が付いてしまったのです。

「そっか!
 私は忘れるためにメモをとっているんだ!」

「だから、メモしたら、
 全部忘れちゃっていいんだ!」

通常は覚えておくために
メモをするんだと思います。

忘れるためにメモをするなんて、
聞いたことないですよね。

そんなメモの仕方でいいんでしょうか?

この忘れるためのメモ術を
私は「捨てるメモ術」と言っています。

「捨てるメモ術」を実践すると、
仕事の場面では、
大きく生産性を上げることができます。

なぜ、「捨てるメモ術」で、
生産性が上がるのでしょうか。

覚えることがいっぱいの日常

先日、平日休みの日がありました。

ちょうど娘の習い事の日です。

私は、
娘の習い事の送り迎えを
することにしました。

でも、普段、
送り迎えをしないので、
時間がわかりません。

そこで、妻に送り迎えの時間を聞くと、
「16時には送ってきて、
 そして、17時には迎えに行ってね」
と言われました。

まだ時間があるので、
ゆっくりとテレビを見ていたんです。

すると、私が好きな映画が
テレビで放送するのを知りました。

「来週の日曜日の21時からだな!」

今見ているテレビが、
これからいい所になるので、
映画の録画はテレビを見てからしよう。

娘の送り迎えの時間も、
映画の録画の時間も、
メモも取らずに、
頭の中で覚えておこうとしました。

なぜ、メモを取らなかったかというと、
そんなに難しい内容でもないし、
テレビに夢中で、
メモをするのが面倒くさかったからです。

テレビを見終わって、
娘の送り迎えの時間が何時だか、
思い出そうとしたのですが、
16時か、17時かはっきり覚えていません。

また、映画の予約をしようとしたら、
いつ、何時に映画をやるのか、
全く覚えていませんでした。

覚えておくことはストレス

皆さんも、日々暮らしている中で、
「覚えておけるだろう」
と頭の中で覚えた気になって、
いざ思い出そうとしたら、
思い出せなかった経験はありませんか?

現在は、昔と比べて、
超情報化社会と言われています。

私たちの周りには、
私たちが処理できないぐらいの
多くの情報で溢れています。

すでに、私たちの頭には、
すべてを記憶できる能力はないのです。

だから、人は、
頭が不要だと思ったことを
忘れていきます。

忘れることで、
頭の中の記憶の容量を
調整しているのです。

私たちが不要ではないと思ったことでも、
頭が不要だと思うと、
脳は忘れてしまうんです。

そんな記憶の特性に反発して、
覚えておくことは、
それ自体がストレスになります。

また、一度忘れてしまったことを
思い出そうとしても、
ほとんどのことが思い出せません。

忘れたことを思い出せないことも、
ストレスになります。

実は、このように、
日常生活でも、仕事でも、
メモなして覚えておこうとすると、
疲れるだけなのです。

「捨てるノート術」とは

覚えておくことで
ストレスとを感じたり、
忘れてことを思い出せなくて
ストレスを感じていたら、
もったいないですよね。

なので、私は、
メモを取ることで、
これらのストレスから
解放されて欲しいなと思うんです。

「捨てるノート術」というのは、
覚えておきたいことをメモすることで、
頭の中で覚えておくことを「捨てる」
ノート術という意味なのです。

メモすることで、
覚えることはノートに任せ
色々なストレスから解放されてください。

ストレスから解放されたら、
頭が行う作業で一番大切な
「考える」ために頭を使ってください。

メモをすることで、
今まで覚えることで使っていた
頭の中の領域にスペースが出来たはずです。

そのスペースが出来た部分を
考えるために使ってください。

きっと、今まで以上に、
色々なアイデアが出てくるでしょう。

さらに、覚えていたり、
忘れ物を思い出せない
ストレスから解放されることで、
ストレスフリーな状態で、
物事を考えることができるでしょう。

こんな状態で、
仕事でクリエイティブな仕事をしたら、
また、色々なアイデアを考えたら、
生産性があがるのを想像できますよね。

だから、私は、
常にメモを方見放さず持ち、
「捨てるメモ術」を実践しています。

だって、ただメモをするだけで、
こんなにもストレスフリーで
生産性が上がるのですから、
やらないと損ですよね。

「捨てるメモ術」

ぜひ、試してみてくださいね。

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