~やる気を待つな、行動せよ~自らを動かすための心理学

「やる気が出るまで待っていたら、
一生何も始まらないかもしれない。」

私たちはよく、やる気があれば、
どんなことでも出来ると考えています。

しかし、実際には、
やる気があっても、すぐに三日坊主になります。

つまり、やる気があるから
行動できるわけではないのです。

では、どうしたら、
日々、行動できるようになるのでしょうか。

皆さんも、日々やっていること
(習慣化していること)
があると思います。

その習慣は、どうして続くようになったのでしょうか?

毎日30分の習慣

私は、毎日1日の振り返りを
手帳に書いています。

「今日は、こんなことあったな」
「今日は、あんなことがあったな」
「もっと、こうすれば良かったかな」

今日あったことで、
良かったことがあれば、自分を褒めます。

今日あったことで、
良くないことがあれば、改善点を考えます。

毎日30分ぐらい、
手を動かし、手帳を書いていています。

毎日30分、手帳を書くことは、
意外と難しいです。

私も最初は、
毎日手帳を書くことが出来ませんでした。

何度も挫折をして、
挫折をした数だけ手帳が増えていきました。

計画はしっかり立てているし、
やる気もあるわけです。

でも、続かないんです。

手帳を書くという簡単なことが、
なぜ習慣化出来ないのか、
当時の私には不思議でした。

10秒で手帳が書ける仕組み

どうやったら、
手帳を毎日書くことが出来るようになるか、
一生懸命考えました。

でも、自分で考えても、
良いアイデアはでません。

そんなある日、
ピアノのレッスンから帰ってきた娘が、
「今日もシールを貼ってきた」
と連絡帳を見せてくれました。

どうやら、ピアノに1日行くと、
好きなシールが貼れるようです。

娘がピアノ教室に
通っている理由の半分くらいは
シールを貼るのが楽しいからでしょう。

それを見たときに、
「これだ!」と思いました。

文字で手帳を書こうとするから
時間がかかってしまい、
続かなくなってしまうのです。

だったら、
すぐに手帳が書ける仕組みを作れば、
手帳を続けられるのではと考えました。

そして、私は、
手帳の一部にシールを貼るだけの項目を
新たに作りました。

黄色=満足
青=普通
赤=不満

自分の今日の気分に合わせて、
シールを1つ貼るだけです。

これなら、
仕事で疲れて帰ってきたときでも、
お酒を飲んで帰ってきたときでも、
10秒もかからずに手帳を書くことが出来ます。

シールを貼るだけなので、
前日、日記を書けなかったとしても、
2日分シールを貼れば、
日記が継続しているように見えます。

こうすることで、
日記を書くモチベーションが上がっていき、
日記を継続的に書けるようになりました。

そして、1か月、2か月と、
私の日記更新記録は、どんどん伸びていきました。

行動するからやる気が出る

初めに書きましたが、
「やる気があるから行動する」のではなく、
「行動するからやる気がでる」わけです。

だから、どんな小さなことでもいいので、
まずは、行動することが大切です。

「シールを貼る」ことでも良いですし、
「ノートに日付を書く」ような、
本当に小さなことから始めてみてください。

「あ~、今日はやりたくない」
と思っていても、
1つ行動をすることでやる気が出て、
長い時間続いたという経験を
したことありませんか。

行動をする、行動を積み重ねることで、
やる気が出てきて、
行動することが出来るようになるのです。

「なかなか習慣化できないな」
と思ったら、行動してみてください。

どんな小さなことでも結構です。

その小さな行動が、
あなたの習慣を変えてくれます。

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