～心のもやもやを紙の上で解放～ストレス解消の新習慣

毎日暮らしていると、
ストレスが溜まることはないですか？

私生活でも、仕事でも、
愚痴の一つでも言いたくなること
ありますよね。

そんな時、人間関係は壊さずに、
ストレスが解消される方法が
あったら良いと思いませんか？

実は、
そんな素敵な方法があるんです。

今日は、そんなお話です。

限界以上の仕事を任され、ストレスは限界に

半年ぐらい前の私の話です。

当時、私は、通常の業務に加えて、
大型プロジェクトのメンバーとしての
業務も持っていました。

通常の業務にプロジェクト業務が追加され、
効率的に仕事をこなしてはいたものの、
確実に残業時間は増えていました。

仕事も仕事以外の時間も、
どちらも大切にしている私は、
仕事以外の時間が減り、
ストレスが溜まり、
ピリピリしていました。

当時の同僚が、
「最近、諏訪さん忙しそうで、
　話しかけるのが怖いです。」
と言っていたのですが、
そんな雰囲気だったんだと思います。

それだけ忙しかったのですが、
ここまでは仕事と割り切って、
頑張っていました。

そんな時に、
私の上司の上司の佐野さんに
呼ばれ部屋に行きました。

部屋に入ると、
佐野さんが仕事の話をしてきました。

「1年ぐらい止まっている
　3部門合同プロジェクトの件は、
　諏訪さんも知っているよね。」

「はい、知っています。」

「これ以上、引き延ばせないので、
　各部の調整と上層部への稟議進達を
　お願いできないかな」

佐野さんは、いつもにこやかで、
何かあれば責任を取ってくれる、
理想の上司像の人です。

私も、私も佐野さんを
尊敬していました。

でも、それを聞いたときには、
怒りと悲しみの感情が
同時に湧き上がってきました。

言いたいことは色々あったのですが、
ここで口を開いてしまうと、
取り返しがつかないことに
なってしまう気がしました。

それなので、
「分かりました、頑張ります」
とだけ伝えて、部屋を後にしました。

爆発寸前のストレスを発散した方法とは

「分かりました」と言ったものの、
怒りや悲しみを胸に抱えたまま
仕事が出来分けはありません。

そこで、私は、
A4無地のコピー用紙を持ってきて、
自分の今の気持ちを、
遠慮なくA4の紙に書きだしていきました。

しばらくすると、
A4の紙は書くスペースがなくなりました。

すると、愚痴を誰かに話した後のように
スッキリしたのと、
少し落ち着いたように感じました。

さらに、不思議に思ったのは、
自分の想いを書き出したA4の紙を
見た時でした。

先ほどまで、
自分の想いを書き出していた紙です。

だから、書かれていることは、
自分が思っていることです。

でも、その紙を手に取り眺めてみると、
自分が書いたのが嘘のように、
客観的に紙に書かれた内容を
見ることが出来ました。

客観的に紙を見てみると、
気づいたことがありました。

それは、
仕事を任せてくれている人の
気持ちでした。

私のことを信じて、
仕事を任せてくれているわけです。

確かに、残業も増えて、
自分の時間が無くなり、
ストレスが多くなりました。

でも、今回は同じ時期に
仕事が重なってしまっただけで、
これがずっと続くわけではないのです。

それならば、
いっそのこと早く終わらせて、
上司の信頼も勝ち取り、
自分の自由時間も取り戻そうと思いました。

信頼関係を崩さずストレス発散！

愚痴が言いたくなった時に、
実際に口に出してしまうと、
自分はスッキリするかもしれませんが、
周りの人は嫌な気持ちになることがあります。

そして、口に出したことで、
今までの信頼関係が一瞬で
崩れてしまうことがあります。

だからと言って、
愚痴を話さないでストレスを溜めても、
心や体に良くないわけです。

では、どこで発散すればいいのかというと、
ぜひ、紙に書いてみて下さい。

紙に書くのでしたら、
遠慮なく自分の気持ちを書けますし、
書いても誰の迷惑にもなりません。

それだけでもスッキリして、
ストレスはだいぶ軽減されます。

そして、まだ余裕があるならば、
自分の気持ちを書き出した紙を
客観的に眺めてみてください。

自分事ではなく、
第三者として他人事で、
自分が書いた紙を見ることで、
気づくことがあるかもしれません。

その気づきは、
あなたにとって大切な気づきに
なる可能性が高いです。

そして、第三者の目で見終わったら、
その紙は破って捨ててしまいましょう。

負のエネルギーが溜まった、
この紙を持っていても、
良いことはありません。

また、これらの負の感情を
ゴミ箱に捨てることで、
負の感情を捨てれて気持ちになり、
ここでも少しストレスが軽減されます。

もし、ストレスが溜まっていて、
愚痴を言いたい、誰かに聞いて欲しい
と思ったら、
まずは、紙に書いてみませんか。

それだけでも、
あなたの気持ちは、
良い方に大きく前進します。