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スタンフォード式最高の睡眠を読んで

睡眠ウェビナーのために読んだ。

医学的なエビデンスをもとに睡眠の質を上げることのメリット、睡眠の質が低下することのデメリットが書かれている。
また、ではどうしたらいいのか?という解決策も分かる。

この著書で伝えたいキーポイントを一つ上げると
睡眠の質は眠り始めの90分で決まる。

これだと思う。
最初の90分んをしっかり深く眠ることができれば最高の睡眠がとれる。

以下は自分が気になったサマリー。
・日本人は睡眠時間が6時間未満の人が4割。アメリカでは6時間未満は短時間睡眠。
・日本では都会に住む人ほど眠れていない。
・眠らない女性はどんどん太る。
 →短時間睡眠の女性は肥満度を表すBMI値が高い。
・短時間睡眠が肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病に直結する。
・睡眠負債や睡眠の質の低下があると認知症にかかりやすくなる可能性がある
・適切な睡眠マネジメントでかなりの改善を望むことができる

睡眠に関する本を読んで感じるのは、なぜこれほど生活の質を上げるQOLの向上に睡眠が大事だと医学的にも証明されているのに、寝ることに関しての興味関心が薄いのか?

以下は健康経営に関する調査だが、

メンタル、生活習慣病予防対策、喫煙などの対策は行っているが、睡眠は入っていない。

従業員の眠りの質を上げることが健康経営に繋がり、その先の生産性の向上につながるのではないか?
だから睡眠のセミナー、睡眠グッズ、睡眠測定等に企業はコストをかけるべきではないか?

何も考えずに短時間睡眠を繰り返すことでたまっていく睡眠負債はどれくらいになっているのか?
そして睡眠は自分のためではなくて周りのためにもなる。睡眠の質が悪いことで集中できない、イライラする、そのことで周りに悪影響を与える。
だから睡眠マネジメントが必要。

睡眠に関する知識を得るにはよい著書だった。


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